冒険活劇ファンタジーなボカロ曲「endless symphony」に想う。

※本記事は、「小説家になろう」に転載しています。

 そうですね。本題に入る前にまずは、最近私が出会った VOCALOID 曲を一つ、紹介してみたいと思います。

 この「endless symphony」という曲を聴いた方は、この曲からどんなことを感じたでしょうか。
 私はこう、どこか懐かしい、正統派とは少し違うけど王道的な、そんなファンタジーな雰囲気をこの曲から感じ感じ取りまして。そして、こんなことを思ったのです。

――出来ることなら、こんな世界観の作品を書いてみたいなぁ、と。

 未知の世界、険しい道のり、不安と希望に高鳴る胸。異世界を冒険するような、わくわくする話を書いてみたい。ファンタジーを書く人ならきっと、こんな話にも共感してくれる人がいるのかな、なんて思うのですが、どうでしょうか。

 私が「小説家になろう」というサイトで小説を執筆し始めてから約三年間、大体週に一話のペースで長編のファンタジー小説を投稿しているのですが。
 執筆を始めてからずっと紡いでいるその物語の舞台は、ファンタジーなんだけどどこかSFチックな、そんな世界でして。そうですね、ファイナルファンタジーのような世界観をさらに科学的にしたような、そんな感じでしょうか。
……実際には、ワイルドアームズの影響の方が大きい気もしますが。まあ、どちらにしても「正統派ファンタジー」からは少し外れている作品を書いていることになるのかなと。

 そんな「スチームパンク・ファンタジーのような何か」を好んで書いている私ですが。それでも、「王道冒険活劇ファンタジー」みたいな作品もね、一度は書いてみたいなと、そう思う訳です。

 小説家になろうで、知り合いの作者さまのところで、「自分の書いた小説に似合うテーマ曲を考えよう」という遊びをしてたのですが。その時に調子に乗って、「物語のテーマ曲」だけでなくキャラやシーンにあった曲なんてものを考え始めてしまいまして。

 もともと私は小説を執筆するときは、その時のキャラや場面にあった曲を流しながら執筆する人でして。最初の方は、その執筆している時に流している曲から「オープニングにはこれが良い」「エンディングにはこれが良い」と選んでいたのですが。
……そもそも私は、歌や音楽に疎くてですね。実にあっさりとレパートリーが尽きてしまいました。

 ですが、その時点でまだテーマ曲が決まっていない主役級のキャラがいまして。どうしてもそのキャラに曲を付けたくて、曲を探し始めるという、本末転倒なことを始めてしまいまして。
 で、最近聞いていなかった VOCALOID の曲を再び聞き始めて。この「endless symphony」という曲に出会った訳です。

 初めはね、「この曲に似合うのはどんな場面かな」とか考え始めたのですが。どうしてもしっくりこないのです。
 きっとこの曲は、今まで私が書いてきた作品には無い「世界観」を持っていて、だからしっくりこなかったのかなと、今ではそんな風に思っています。

――それでも、私はこの曲が好きになってしまいまして。この曲の持つ「世界観」が、とても、とても好きなのです。

 だから、この歌に合う「世界観」の作品を書いてみたいと、今では思っています。


 今まで私は、ファンタジーなんだけどどこかSFチックな、そんな世界観の作品を書いてきました。多分私は「スチームパンク・ファンタジーのような何か」を書くのが好きで、得意な人なのだと思います。

――それでも、「王道冒険活劇ファンタジー」みたいな作品を、未知の世界、険しい道のり、不安と希望に胸を高鳴らせながら異世界を冒険するような、そんなわくわくする話だって、一度は書いてみたいのです。

 今回、たまたまこの「endless symphony」という曲に出会って。その曲が好きになって、創作意欲が刺激されて、王道冒険活劇ファンタジーを書きたいな、なんて考えて。
 よし、実は昔から「王道冒険活劇ファンタジー」を書きたかったことにしようと、そんなことを思いました。

――「王道冒険活劇ファンタジー」、わくわくするよね!


――【参考】曲遊び 関連リンク――
ツイッター「フィリ・ディーアが触れる世界 曲遊び」連ツイ

個人HP:市境前12アールの「ごちゃっと置き場」
フィリ・ディーアが触れる世界 曲遊びページ

参考までに、その「曲遊び」へのリンクを置いておきます。曲を聴きたい方はツイッターの連ツイ、文章を読まれたい方は個人HPの方をどうぞ。


以上です。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


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