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【サイクリング】2019.9.15 自宅出発、岡崎を経由して浜名湖のほとりまで

はじめに:走った道の全体図

20190915サイクリング地図

A:国道302号線
B:コメダ珈琲店東郷春木店
C:本多忠次邸
D:名鉄東岡崎駅近辺
E:道の駅 藤川宿
F:極楽湯 豊橋店
H:浜名湖
I:JR浜松駅

 まあ、ざっくりと、全長115Km程度の道のりでしょうか。この前は琵琶湖に行ったから今日は浜名湖に行こうと、そんなノリです(笑)

……実は今まで、静岡方面にはほとんどサイクリングに行ったことがなくてですね。今回は、ほとんど道がわからないまま、自転車をこぎ進めました。

 まあ、前もっておおまかな道順は調べましたし、いざとなったらスマホがありますからね。本当に便利な世の中になりました(笑)

 地形的には、以下のような感じです。

20190915サイクリング地図_地形図

 基本は平坦だけど坂道もある、そんな感じでしょうか。実は勝手に、ほとんど平坦な道かななんて思いこんでいたのですが。その辺りは見事に裏切られました、はい。

 まあ、最近は琵琶湖とか恵那とか、ある程度山の中に入っていかないとたどり着けないような場所を目標にして走っていましたからね。それと比べれば、はるかに楽だったのも確かです。
……と、言いつつも。終わった後はバテバテでしたが。翌日も疲れが残ってましたし(笑)

 もっとも、それが目的で自転車をこいでるところもあるので、願ったりかなったりだったしもしますが(笑)

――と、前置きはこの位にしておいて。そろそろ本題に入っていきたいと思います。

※ なお、このコースはそこまで正確ではありません。また、自宅近辺も省略しています。

1.まずは国道302号線から愛知県県道56号線へ(A~B)

 まず、家を出たのは大体朝の6時30分頃。名古屋環状2号線(国道302号線)という、その名の通り名古屋市をぐるっと取り囲んでいるような大きな道路を南下しまして。
 ここから、名古屋岡崎線(愛知県県道56号線)を通ってまずは岡崎に出て、さらに東海道(国道一号線)をまっすぐ進めばいつかは浜名湖にたどり着くだろうと、そんな超ざっくりとした計画で自転車をこぎ始めたのですが。
……こぎ始めて一時間近く経つのに、名古屋岡崎線にすらたどり着けないという。

――一向に都会から出れない!(笑)

……実のところ、せっかくの長距離サイクリングなのに、長時間名古屋近辺を走らないといけないというのが、あまり好きではなくてですね。なので、こちらの方はいままで敬遠していたような感じです。

 ちなみにその名古屋環状2号線(国道302号線)はこんな感じの道です。中央が高速道路になっていて、その両側が国道、歩行者や自転車は、さらにその横の側道を通るといった感じでしょうか。

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――もう、いかにもな幹線道路ですね(笑)

 まあ、途中に大きな緑地公園とかもあるし、意外と走り心地は悪くない道なのですが。それでも、一時間とか走ってずっと都市部なのもね、ちょっと微妙かなと思うのです。

――早くのどかな道に行きたい~!(笑)

2.コメダ珈琲店東郷春木店(B:朝食)

……と、実は、そんなことを言った直後に名古屋岡崎線の方にたどり着いてたりしたのですが。でもまあ、幹線道路から少し外れたからといって、いきなり田舎道になったりはしませんよね(笑)

 と言う訳で、早くのどかな場所に出たいと思いながら、そのまま岡崎方面の方へと自転車をこぎ続けまして。朝の8時頃、丁度いい場所にコメダがあったので、朝食をとりがてら休憩しようと立ち寄りました。

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 注文したのはオーソドックスなモーニング。ホットコーヒーとトースト半切れ、ゆで卵のセットです。やっぱりね、奇をてらったものよりも、こういった普通のモーニングの方が落ち着きますよね。

3.岡崎目指して田舎道を進む(B~C)

 で、コメダで三十分ほど休憩してから、再び岡崎方面に向かって出発して。ようやく周りも田舎道っぽい雰囲気が出てきまして。周りの雰囲気を楽しみながら、のんびりこぎ続けてました。

……堤防の中に、謎の休憩所を発見。なんだろう、あの遺跡っぽい雰囲気の休憩所は。

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……まあ、夏じゃなければきっといい感じなんだろうなと思いつつ。スルーして、そのままこぎ続けます。

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 そうやって走っているうちに、少しずつ周りものどかな雰囲気になってきまして。うん、気分は出ますね。

――そして、まずは目標としていた岡崎市へと入っていきます。

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 前回のサイクリングの時と比べて、さすがに涼しくなっていましたし、もう気温は大丈夫かなと思っていたのですが……

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……それでも三十度と表示されているのを見たときには、ちょっと日を間違えたかな、なんて思わなくもなかったり(笑)

 まあ、実際はそこまでの暑さじゃなかったと思いますが。それでもまあ、まだまだ夏ですね。

4.本多忠次邸(C)

 で、岡崎にも着いたことだし、どこで休憩しようかなんて考えていたところで、「本多忠次邸」なんて面白い場所を見かけまして。まだ十時位だし、少しくらいなら見ていくだけの時間もあるかなと、ちょっと立ち寄ってみました。

 本多忠次なんて、苗字だけ見るとまるで戦国時代をかすり傷一つ負わずに駆け抜けた最強のロボを思い出すような名前ですが……

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……実際にそこに建っていたのは、こんな感じの瀟洒な洋館でして。

 えっと。本多忠次さんはその本多忠勝さんの子孫です。なので、前のアホな連想も、あながち間違いではないと思います。

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――ただ、年代が昭和初期だっただけで(笑)

 写真では玄関でも何でもないところから階段で上に登れるようになっていますが、まあせっかくなので、玄関の方から回っていきます。

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 こんな感じで、スロープの先に整備された庭があって。写真に見える建物の左側に玄関があると、そんな感じでしょうか。

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 玄関だけだと、そこまで雰囲気もでないかな。見事なまでに洋風の玄関ですね。

 屋敷の看取り図はこんな感じです。どうだろう、上流階級の大豪邸として見ると、そこまでの広さはないような気もしますが。それでも結構な広さですよね。

※映り込みが激しかったので、写真をちょっと加工しています。

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 玄関をくぐると、まずは良い感じの階段が出迎えてくれます。……が、今は素通りします。

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……と、言うことで。まずは一階から。

――団欒室――

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――食堂――

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――配膳室――

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 まあ、いかにもな感じの洋館です。少し面白いのが食堂と配膳室で、実は小さな小窓でつながっています。配膳室から小窓を通して料理とかを出せるようにしてあるような感じでしょうか?
 このあたり、ちょっとした上流階級っぽさを感じます。

 で、ここまでは見事なまでに洋風なのですが。次に行くと……

――夫人室、日光室――

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 畳の部屋とサンルームが併設された私室という、見事なまでの和洋折衷が襲い掛かってきます(笑)

――湯殿――

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 そして、浴室ですが。これは洋風というよりレトロと言うべきでしょうか(笑)
 なかなかな雰囲気を醸し出していますね。

 で、階段を上って二階です。

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……ちなみに、こんな移動手段もあります。

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 うん、現代風ですね(違)

――寝室――

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――浴室――

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 で、二階の最も奥にある寝室と浴室。まあ、浴室はアレですね。ユニットバスじゃないけどユニットバスという(笑)

……それにしてもこの浴室、寝室と直結してて、寝室を通らないと入れないようになってるんですよね。しかも、寝室から階段を下りたすぐ下に立派な湯殿があるし。そっちを使っても良いような気が。

……これはアレかな、もしかして、文章にしてはいけないことかな。

 うん、これ以上は考えないようにしよう。

――書斎――

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 で、どちらかというと偉い人の執務室みたいな空気をひしひしと感じる書斎です。
 一度でいいから、こんな配置にしても違和感のないような、そんな調度品で部屋を統一してみたいものです。

――お茶室――

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 で、その隣にあるお茶室ですが。隣があまりにも「執務室」みたいな感じを出しているので、ここも油断していると「秘書室」みたいに見えてしまいます(笑)

――控えの間、次の間、客間――

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――そして、またも唐突にやってくる和の空間(笑)

 この三つの和室、窓側にも廊下があって、なんというか、三部屋まとめて一つの空間といったような趣きがあります。このあたり、面白い作りだなぁと感じますね。

 そして最後は、玄関で出迎えてもらった階段ですね。

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 これで、屋敷をざっと一周した訳ですが。なんていうのかな。これは「大豪邸」かと言われると少し違うのかなと、そんな印象を持ちました。
 ただ、全体的に落ち着いた雰囲気だと感じましたし、上品なふるまいが身についた人には似合う、そんなお屋敷だったのかなと。

 実は、私の書いているファンタジー小説に登場させた「ディーア家」という貴族さんの邸宅はこんな感じかなぁなんて思ってまして。
 こじんまりとした、だけど上品さのある、そんな邸宅の似合う人たちかな、なんて思っていて。そんな人たちに似合う邸宅かなと、そんなことを思いながら見て回りました。

 ここに立ち寄ったのは偶然ですが、良い資料と出会ったと、そんな感じです。おかげで、とてもたくさん、写真を撮ってしまいました(笑)

 それでは最後に、庭の方に回って、軽く噴水を見て終わりにします。

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……どうしてこういった噴水には、水を吹き出すような少年がいるのでしょう(笑)

 和洋折衷で瀟洒で上流階級らしさが滲み出てる、そんな独特な雰囲気が味わえる場所だったかなと、そんな風に感じました。

5.名鉄東岡崎駅(D:ごはんを求めて)

 そうして、休憩がてら本多忠次邸を見学して。そろそろごはんを食べようと、名鉄東岡崎駅の駅前に寄ったのですが。

……これといって入りたいと思えるような店が無くてですね。で、もう少し先に行こうとしたら、今度は少し道に迷いまして。

 おかげで、東岡崎駅周辺を軽くさまようことになってしまいました(爆)

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 一応、名鉄東岡崎駅のすぐ近くを流れる「乙川」という川をパシャリとしてみたので、載せておきます。

――まあ、こんなこともあるよね!

6.道の駅 藤川宿(E:昼食)

 で、なんとか一号線に出て。先に進んで。たまたまあった「道の駅 藤川宿」で一休みしました。この時点で11時40分、もう昼前ですね。

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で、昼食です。

――むらさき麦 ぶっかけとろろきしめん――

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 680円と、量を考えるとちょっと割高かな、なんて思わないでもなかったのですが。でもまあ、ちょっと珍しかったので頼んでみました。

――そこそこ美味しかったです。

 ただ、やっぱりちょっと量的には不足かなと。でもまあ、それは次の休憩時に考えればいいやと開きなおって、12時20分頃まで休憩してから、次の豊橋市に向かって出発。

 で、少し走ったところでの景色がこんな感じ。四方に山が(笑)

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 東海道を上り方面に走ってるはずなのに。海沿いに近いはずなのに。山に囲まれているように見えるのはなぜだ! ……まったく、これだから日本はと、そんなことを思いながら走っていました。

――なお、実際には登りよりも下りの方が長く、とても快適な道だったことをここに付け加えておきます。

6:極楽湯 豊橋店(F:休憩、再昼食)

 で、豊橋にむかってひた走っているときに、入浴施設の看板を見つけまして。よし、ここで休憩しようと立ち寄ったのが、この入浴施設です。

――なんだかんだでここまで約70Km、全体の約2/3を走破していますからね。ここらでお湯につかって疲れをいやしてもばちは当たらないよねと、そんな感じです。

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 で、ひと風呂浴びたらもう一度お昼ごはんを。今度はてんぷらそばです。

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――うん、まあこれは、しょせん入浴施設のご飯だったということで(笑)

 と、かなりリフレッシュしたのですが。ただ、ここに入ったのが大体13時40分頃、昼をちょっと過ぎた頃だったのですが。ひと風呂浴びてご飯を食べてのんびりしてたら、いつのまにか一時間もたってまして。

――あれですね。入浴施設は時間が経つのが早くていけない(爆)

 ということで、浜名湖まで残り約25Km、ここからは一気に行こうと自転車をこぎ始めます。

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 で、がんばってこぎ続けて、静岡県に入って。1時間40分後、16時20分に、ようやく浜名湖のほとりにたどり着きました。

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7.浜名湖のほとり(H)

 と、いう訳で。まずは西浜名橋のほとりで、写真をパシリと。

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 自分はあまりよく知らないのですが、浜名湖は「汽水湖」と言う、海水と淡水がまじりあう湖だそうです。実際に地図を見ると、浜名湖の南端はほんの少しだけ、太平洋とつながっています。
 この「西浜名橋」というのは、そんな浜名湖の、かなり南側に位置する橋です。
……なので、どうなのでしょうね。このあたりはもう、ほとんど海のような気もします。現に、すぐ近くの弁天島には海水浴場とかあるそうですし(笑)

 で、もう少し進みまして。西浜名橋を渡ってその弁天島へと行きます。……といってもまあ、ここから浜名湖の向こうに行くには、どうしても通らくてはいけない場所なのですが(笑)

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 この弁天島というのは、浜名湖の中にある小さな島で、公園とかキャンプ場とか宿泊施設とかがある場所らしいです。で、小さな島ですので、まずは自転車で軽く周ってみて、今度は写真を撮るためにもう一度周ってみたと(笑)

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 結果、さらに遅くなって、とうとう17時になってしまいましたが(笑)

8.新幹線に乗って帰宅(I:JR浜松駅)

 で、何としても日が沈む前に駅に行きたかったので、そこから頑張って自転車をこぎまして。JR浜松駅に着いたのが17時50分。うん、何とか暗くなる前に駅にたどり着くことができました。

……いや、知らない土地で日が沈むとね、色々と大変なのです。だから、日が沈む前にたどり着けて本当に良かったです。

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 で、頑張って自転車をたたんで、輪行袋に入れて、切符を買って。で、駅のホームで18時55分発、名古屋行きの「こだま」に乗って、無事に帰宅しました。

……17時50分に駅に着いたのに、18時55分のこだまに乗って帰るとは如何なものかと思いますが。疲れてて、自転車をたたむのに時間がかかったのです。まあ、いつものことですが(笑)

 結局、家に着いたのは21:00少し前くらいになりましたが。うん、まあ、楽しかったし、無事に帰ってこれたから、全て良しかなぁと。
……さて、三連休はもう一回あるけど、どうしようか(笑)

――うん、まあさすがに次の休みはここまで本格的にこがなくて良いかな、なんて思いつつ(笑)

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