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公務員と副業

年度切り替えのタイミングなので、「兼業許可等申請書」を所属自治体に提出しました。

内容は、一般社団法人アスミーに在職することとして、年に1回提出しています。
今回は申請からわずか5日で承認が降り、「おぉ…以前は”定款はあるか””活動の実態が分かる書類はあるか”なんて色々求められたけど継続だとスムーズなもんだな」というのが感想です。

サラッとしてる

公務員の兼業・兼職(一般的には副業と言われるヤツ)は、たとえば実家の農業を手伝うとか、親から相続した不動産で収入を得るとか、はたまた執筆業とか、色々分かりやすくOK(むしろ許可不要)とされるものがありますが、まだまだ「難しいんでしょ?」という空気があるように思います。

ただ、ここ10年の間で流れが変わってきていて、積極的に公務員の兼業・兼職を推進することに舵が切られています。個人的には是非若い職員にもそのことを知ってほしいです。

総務省「地方公務員の社会貢献活動に関する兼業について」より抜粋
同上

「公務員の副業」で検索すると真っ先に出てくる神戸市さんの「地域貢献応援制度」
その制度の第一号として以下の記事にもなっている秋田大介さん。

つい先日神戸市役所を退職され、会社を立ち上げられたので、今現在「公務員」ではありませんが、秋田さんにとってそこの肩書きの変更はそれほど大きな問題ではない気がします(これはまた別の機会に、かな)

今回の申請は、その秋田さんが代表となって活動する「アスミー」への兼業申請はあくまでも事例の一つですが、

公務員だってしっかり地域や社会に出て活動したらその分の対価を貰うことに後ろめたさを感じることはなくていい

ということを、4月からの新入職員や若手職員に伝える機会を作ってみようと思います。

秋田さん、総務省資料にしっかり顔写ってる(笑)

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