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「マジカルミライ2023」に行ってきました

どうも、俺のこと、覚えてますか?(挨拶)

なんだかんだ参加することができた、「マジカルミライ2023」。備忘録として今年も駄文をしたためます。
今年は昨年のマジミラ10thに続いて、初音ミク生誕16周年!"初音ミクがリアルに16歳"という超プレミアムな1年という節目であることに加え、昨今の新型コロナウイルス感染症対策の緩和もあいまって、その競争率は壮絶を極めました。
結果、例年からくも東京公演3日目のライブに参戦することのできていた自分は、今年とうとう東京公演の抽選に全ハズレ。
心あるフォロワーの方々からチケットを譲渡していただける機会も何度かあったのですが、結果として2017年のマジミラから参戦を続けて7年目にして、初の東京公演生ライブ不参加という失態を犯すこととなりました。
幸い、大阪公演の方は1枠当選しておりまして、全日程不参加という憂き目は免れております。

2017年の参戦以降、これまで千秋楽には一度も漏れたことがなかった当方にとっては、苦渋の選択と言わざるを得ない結果です。
(まぁ、昨年度に至っては札幌公演不参加なので、本当の意味での千秋楽には参加できてないと言えますが)
企画展チケットすら完売という異例の事態だったからね!リアル初音ミク16歳アニバーサリー甘くみてたわ…マジで…

毎年、何かしらの形でマジミラ参加における「初めての○○」を更新していくことがひとつの目標ともなりつつある自分。
今年は「初めての東京公演不参加」かな・・・いやいや!
初音ミクリアル16歳という碑石ともいえるこの1年に、倍率高くて参加できませんでしたで終わってはミク廃の名がすたる!
というわけで、一応最後までリセールなど動向を注視する一方で、最終的にリアル参加が叶わなかった時の代替案として"ある方法"を計画していたのです。


8/13(日) 大阪3日目企画展・昼公演ライブ

私事ですがこの日は長期休暇の最終日でした。なので当日中に居住地(関東)に帰らなければならないため、本来であれば本命である夜公演はあえて狙わず、昼公演を選択。
前日会場近辺の某所にて前泊し、当日朝会場入り。入場待機列からの公式物販待機列に並ぶ慣例行事からの企画展巡回、昼ライブ参戦という流れ。
各所で言われておりますがこの大阪会場では熱中症対策として直前に開催ホールの変更があり、おかげで昨年のように炎天下の中長時間待機するという苦行がかなり軽減されました。運営の臨機応変な対応に感謝です。

ライブ前後で、日頃お世話になっているフォロワーさんとも数名ご挨拶することができました。お会いしてくださった方々は、ありがとうございました。

ライブの感想は、またのちほど。

9/3(日) 東京3日目"エア"企画展・千秋楽

前述の通り、東京公演はついぞライブチケットをご用意することができないまま、当日を迎えました。
この時、決意はすでに固まっていました。

配信ライブチケットを買って現地まで行って視聴するぞと。

いい時代になったものです。生ライブ視聴に立ち会えなかった人は、動画視聴できる環境にさえあれば日本全国、どこでも期間限定でライブの様子を配信で楽しむことができるのです。これは、コロナ禍による情勢の変化が副次的に生んだ、ひとつの産物といえるのかもしれません。
ただ、せっかくなんだから可能な限り、現地のリアル感を享受しながらライブを視聴したい。年に一度のお祭りならではの非日常感に、できるだけ身を置きたい。そんな思いから、あえて自宅でも視聴可能である配信ライブを、現地近辺まで足伸ばして視聴することを画策していたのです。

余談ですが大阪の方で例年より少しだけ早く会場入りした結果、物販で目当てのものを欠品する前に全て購入することができました。ここで物販クエストを攻略できた時点で、東京公演に朝イチ向かって待機する必要が事実上なくなったことは大きかった。
なので、この日は午前中に別のイベントに立ち寄った後、午後から海浜幕張駅に向かうエグゼクティブプランに。(まぁ、行った先に自分の席ないんですけど)
幕張メッセに到着後、しばらく企画展会場前の通路をぶらぶら。ぼちぼち夜公演参加勢がライブ会場前に列を作り出している気運を察知したら、ライブ待機列の方まで向かって行って、ライブ前の空気感をつまみ食い。
一見無意味な行動にも思えますが、自分は今現地にいるんだ!という臨場感が徐々に徐々に高まります。

配信ライブ会場()へ

夜公演ライブの開始時間が近づき、そろそろ移動しなければと幕張メッセを離れ、配信ライブ会場()へ。
その場所とは、マジミラ東京会場常連ならきっとご存じの、こちら。

海浜幕張駅前の快活クラブです。

同じようなこと考えてる人も少なくないのではと思い、満室を懸念しておりましたが、難なく入室できて安心しました。

もちろんペンラも持参してきましたよ

無事オンライン着席もでき、準備万端。
いよいよ千秋楽ライブのはじまりです。

ライブ感想

インターネットカフェ内で声を殺しつつの、千秋楽ライブ終了。

あくまでもベストアルバム的な選曲が好きな自分はですが、どうしてもバンドメンバー紹介以降の後半部分の濃さに目がいってしまいがちなセトリでした。ご存じの通り歴代テーマソングのオンパで。
ここに関しては、自分が参加した大阪会場3日目の昼ライブと千秋楽とで前半のセトリが全く同じだったので、変化が少なかった分逆にほぼ総とっかえな後半部分が際立ったように思えたのかもしれません。
(ちなみに、
大阪3日目昼:「39みゅーじっく!」→「初音天地開闢神話」→「愛されなくても君がいる」
東京3日目夜:「ネクストネスト」→「ブレス・ユア・ブレス」→「グリーンライツ・セレナーデ」
でした。この2パターンでローテーションしていたようです)

とはいえ、その点については昨年のマジミラ2022も同様です。マジカルミライ10周年を記念したオールスター的なラインナップが披露されていました。
言ってしまえば、昨年の延長です。アンコールの「Birthday Song for ミク」でのクリプトンファミリー総出の展開も込みで、ある種の予定調和な感動もマジミラの持ち味だよな、と思っていた矢先…
やられました。大トリの、あの曲に。

マジミラ2023テーマソング「HERO」

ミクさんのMCとともに、衣装が切り替わり、はじまるライブのエンディング曲=テーマソング、という構成。ここは例年通りです。
しかし、しかしよ…変身した今年のコスチュームのミクさんが、スピーカーボックスにどっかと居座り登場した瞬間。まじでドキッとした。あのあばずれな風貌のミクさんが、全くこれまでの流れを壊すことないどころか、めちゃくちゃサマになっている。カッコよすぎませんか?

このシーンが私的に一番のハイライトながら、それ以降も満遍なくキマりきっていて、寸分たりとも目を逸らせない。配信ライブだと視聴期限まで何度でも映像を見返すことができるんですが、一度や二度見ただけでは目に焼きつけることの困難であろうモーションの数々に逐一心を奪われる。
全体的に格好良さが前面に押し出されていながら、ところどころ可愛げのある仕草もあり、とてもいい塩梅。このモーション考えた人、誰?天才すぎだろ。そしてこれも配信ならではの、様々な画角から壇上を映し出す演出にも釘付け。今これを読んでいてまだ配信終了前(9/9(土) 18:00まで)の人いたら、騙されたと思って配信でも観てほしい。もしくは後日円盤買ってほしい。俺は買います。


少し脱線するんですが、YOASOBI名義の「アイドル」ってめっちゃ流行ったじゃないですか。それこそ、意識して遠ざからない限り1日1回はどこかしらで遭遇するだろってくらい、そこかしこで流れてたし、聴いてた。 なので、相対的に少し不安にも感じていました、「HERO」。「アイドル」が凄すぎて、HERO霞んじゃわない?って。
でも、結果的にそれは杞憂に終わったな、とライブ視聴後に思ったんですね。

一見、「HERO」よりかは「アイドル」が(あくまでもタイトリングの面で)初音ミク16歳記念という今年においては妥当じゃないの?というパブリックイメージを、事も無げに覆してくれました。
キャラデザについても然り。ぶっちゃけ、初めて今年のデザ見た時、ご多分に漏れずちょっと面喰らった組なんですよ()初音ミク生誕16周年っていう節目の年に、これ!?って。 でも、最後の最後でかっさらっていきました、我々が漠然と抱える違和感を。
ライブ全体の進行においても、わりと"イメージの範疇"で進んでいた、本公演。ラストの「HERO」で、鮮やかに色を塗り替えられた気がします。転じて、16周年という長きにわたっても変化を見せてくれる、そんなところに頼もしさを感じたりもしました。

初音ミク誕生から16周年、世代もトレンドも何もかも変遷した、その手の話題は当アカウントではもう何度もしています。追い続けるためには、変化にも喰らいついていかなければね。そんなアドバイスを、あの男前なミクさんから受けたような気がしました。

むすびに

初めての"現地で配信ライブ視聴"を達成した今回の「マジカルミライ2023」は、感想はもちろん、「楽しかったです!」。
東京公演の抽選に最後まで漏れながらも幕張まで足を運び、リアル感を共有したことは大正解でした。

最後に、インターネットカフェで配信ライブを視聴して得た知見をいくつか。今後同環境でライブ観戦を検討されている方は、参考にしてみてくださいね(いるのか?)
・当たり前だけど声は出せない
・ペンラを振るのにも若干躊躇する(天井に反射したりする)
・ペンラの色切り替える音すら目立つ(かも)
・(快活CLUBをご利用の場合)鍵付き完全個室には備え付けのヘッドホンがないので、通常のブースに条件が限られる。それか個人で持参するか

来年は大阪・東京公演に加え、有志待望の福岡公演開催決定!
そして、おそらく初?の、大阪公演千秋楽!
まだまだ楽しみは尽きません。来年も新しい"初めて"を更新していけるよう、マジミラを、合成音声界隈を、追い続けたいと思います。

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