「あれ？なんか変？？」何もする気力がない。なんでだろ。
キッカケは・・・

あの事件が起きてからだ。
朝のパート出勤時にファミリーカーのベンツが故障して、なんと新しい職場1日目に会社にレッカー車を呼び、保険会社とやり取りして台車交換になってしまった。次月の車検もあり、修理＋車検で30万一気に吹っ飛びました。

ただでさえ夏に元ダンの高級愛車のポルシェのが車検で家計がカツカツ
なのに・・・
さらに車の修理費が20万前後、次月に車検を控えていて45万でした。
何かがうまく回ってない。
その支払いをして家計の貯蓄がほぼ尽きてしまいました。
冬のボーナスまで10万以下。毎月赤字で私のパート代も生活費にあてていました。

来年小学校入学を迎える息子がいるのに、家計をずっと苦しめてる愛車を
手放す判断をしてくれない。出産のときから言ってきているのに。。

問題のポルシェのオーナーにゴマをすり、子どもを連れていき差入れをして「安くしてねーっ」て言うのも私の役目でした。
「俺が言うより特に私と子どもが言うのが一番効くから」という理由で。
なんでも人任せ・・・。

3台の車の車検も、全てデーラーに出し無駄な経費は嵩む一方でした。
車のことになると譲らないので口でも出そうもんなら激怒されるだけ！
セリフが想像できる。初期の時は毎回事あるごとに
「そろそろポルシェ手放すこと考えて。車検も税金も怖くて仕方ない。」
「車検も出来るだけ安く済まられるユーザー車検を検討してほしい。」
と伝えても口論になり、だんだん無駄と思って言わなくなった。

結局なところ、本人自ら気づかなければ変わらない。
だから気づくまで放置するしかないっと思ってしまった。
この時点で無理だったんだなって今は思います。

日々の子育て、パートに追われて、元ダンとの生活時間のズレもあったので
だんだんコミュニケーションも取らなくなっていました。
子どもも小さいし、寝る時間に帰宅しそうなときは早めに寝室へ。
遅い時も寝落ちしたり、起きててもリビングへは行くのを減らしてました。

そしてこれから、息子のランドセル、入閣準備の買い物、レジャー入場料、交通費、携帯。小学校に入ったことを想像すると恐怖しかなくなってしまったのです。
そして徐々に睡眠がとれない、不安すぎて笑えない、何をしても楽しめない。突然の激変。

次の日、元ダンに「この家にあと何年住めるのか考えたら、怖くて眠れなくて、、車売ってほしい」と伝えた。
彼の回答は、「だから前から言ってるじゃん、やっと真剣に考えた？
俺が定年になるまであと3年あるから、起業して定年になるまで軌道にのせといてよ！」とまた人任せ。
「3年間まだ収入はあるんだから、失敗はしてしまっても何とかなるし、家の事だから、週末は手伝うよ。」と。なんかすごく他人事？！
なんか呆れて言葉がなくなってしまっていました。

結婚12年目、38歳で結婚して不妊治療のかいあって出産して
卒園まじかの息子がいて。
マイホームを購入、車3台所有し、他人から見たら順風満帆に
見えていたかもしれませんが、仕事柄、土日休みが少ない主人に代わり2人で遊びに行くことがほとんどでした。
その為、2人の自由に使えるお金、習いごと、家計の補填のために週4回パートで金額と時間の兼ね合いで職場も変えました。

2台の車検と修理代で車の税金を夏のボーナスで3台分と車検を支払っているので、毎年車と家族旅行で使い果たしてしまう感じでした。
ほぼ車の車検、修理代、税金で貯蓄の底をつくと初めて実感してしまったのです。高齢結婚、出産だったので、この先いつまでパートできるのか？一生パート人生なのか？など多くの不安が押し寄せて胸のあたりがギューッと収縮していくような苦しさが襲ってきたのです。

でも、ふとリビングに目をやると年長さんの息子がテレビや本を読んで、
「ママー、だいすきだよ」とキャッキャッを騒いでいるのを見ながら、
只々涙が込み上げてくる感じで「この笑顔を一生守れるのか、守りたい」と
思いながらも自信がなくて自分の事ばかり考えていました。

「死にたい、消えたい」
目にするSNSは自殺や方法についてを24時間中12時間以上見ていました。
早朝、仕事前、休憩中、仕事後、子ども抱っこしながら、就寝前etc…
でも日々の忙しさに時間は過ぎていく。
毎日、今日もあ弁当作れた。夕飯できて良かった。よく毎日車運転してるな。結構ギリギリでやり続けてしまいました。
しなければならない精神に追い詰められていたんです。

今あの時の自分に声をかけるとしたら、「出来ない時は、やらなくていいよ。それを伝えていいんだよ。」って言ってあげたいです。
もしかしたら、私が私を苦しめていたのも事実かもしれません。
元ダンのなんでもすぐ出来ないというのを鵜呑みにしてお母さんのように
やりすぎたためにモンスター化させてしまった原因だと思いますが。。

シングルマザー、離婚についてネガティブなイメージがある方には
こんな生き方もあると伝えたいですし、
私みたいに心の声が聞こえなく爆発してしまう人が
増えませんように。。。