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マスクの着用が個人の判断に任せられるようになり、化粧品売り場がにぎわう



【マスクで隠れていた部分の化粧品を求める需要が高まる】

13日からマスクの着用が個人の判断に任せられるようになり、百貨店やショッピングセンターの化粧品売り場がにぎわっています。マスクで隠れていた口紅やチークなどの部分の化粧品を求める人だけでなく、目元のメークとのバランスをとりたいといった需要が高まり、手持ちの化粧品や化粧の仕方を一から見直す動きが広がっています。

【マスク禍でのメーク事情】

ある女性は「この3年はメーク下地だけでファンデーションはほとんど使わなかった」と語ります。岩手県から大丸東京店を訪れた女性(21)は、「職場でもそろそろ化粧したら、と言われた」ということです。また、医療関係の仕事に就いている女性(23)は、「仕事柄、マスクを外すのは先になるが、友達とは化粧どうしようか、という話になっている」と話します。

【マスクを外した時の小ジワやシミに対する不安】

マスクに隠れていた小ジワやシミも、いざ脱マスクとなると急に気になり始めます。ある化粧品ブランドの販売員は「マスクを外して怖いのはコロナだけじゃない」と客の気持ちを代弁します。

【化粧品の期限について】

コロナ禍の3年間で触らなかったり捨ててしまったりする化粧品も増えたとのことです。化粧品には使用期限があり、未開封で3年、開封後は半年が目安とされています。マスクをしている間は目元のメークに力を入れていた方もいるため、化粧品の保管状態を見直すことが必要です。

【店頭でのカウンセリング需要の増加】

伊勢丹新宿本店(東京・新宿)の猪原隆セールスマネージャーによると、そういった悩みをもつ人が店頭でのカウンセリングを求めることが増えているといいます。また、化粧品メーカーもオンラインでの相談サービスの拡充を進めています。マスクがなくなることで、メークの必要性や楽しさを再認識する人が増えることも期待されます。

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