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余談ですけど|私の体験(1)

こんにちは。

クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングを、主に初心者の方向けに書いてみることにして、始めたこのシリーズですが、すでに習っておられて、そして、おそらくは、私が悩み続けたことと同じところにぶち当たっている方も読まれているのではないかと、な〜んとなく感じました。

日本語と英語の両方でトレーニングを受けた人は、おそらく、きっと、同じところにぶち当たると思うのです。
多分。

そして、仲間が少ないはずなのです。
そこまでのめり込む人は人数が少ないから。お金もかかります。ぶっちゃけ。

そして、自分の気持ちを理解してくれる人は、ほとんどいない。
英語だけ、日本語だけ、どちらだけのトレーニングを受けた人はたくさんいます。
翻訳付きの英語でトレーニングを受けた人もたくさんいます。
けれど、おそらく、その人たちには、この気持ちが理解できない。

そして、どんなに説明しても、英語ネイティブのトレーナーにも、そこに関しては話が通じない。
私が、自分の気持ちを、完璧に伝え切れた!と思ったのは、この1月の話でした。
実に5年の月日を要しました。

そして、それが伝え切れたあと、英語ネイティブのトレーナーの何人かは、私がしようとしていることを、「adventure」、冒険、と言いました。


本日突然、私は、どこかにいる、人数少ない私と同じ思いをしているかもしれない、会ったことはないお仲間の皆さんに向けても書いてみようと思ったのです。
きっと、自分と同じくらいクリーンランゲージのことを好きな人だと思ったから。
そして、明らかに、私より英語力がある人たちだろうと思ったから。

いるかな?多分、いると思う。

後から登場しますが、私はベラベラの英語力を持って、私の海外行きを始めたわけではありません。ほとんど無謀な旅に私は出ました。

私が気づいたことを、そのどこの誰かはわからないけれど、自分より英語力が確実にあると思われる私の気持ちがよく理解できる人にお渡しすることは、世界のためにプラスになることだと判断しました。

私が気づいていることは、主に、翻訳についてです。


私はクリーンランゲージが日本に入ってきた時、何人かのNLPのトレーナーやその他のコーチング技法を扱うトレーナーの人から、質問されました。
皆、興味しんしんでした。

NLPが深く関わっている技法だったからです。
「ねえ、どんなの?」と質問されました。

しばらくした後、同じ人たちからまた質問されました。
「もっと流行るか広がるかすると思ったけど、勢いづかないね。何でだろう?」


その頃、私は最初のアメリカの旅から帰ってきた後でした。

私の頭の中には、いくつか理由が浮かびましたが、その最大の理由は、質問の翻訳とその運用ではないかと推測していました。

実際、自分がファシリテーターとしてセッションする時、英語でセッションする時と、日本語でセッションする時は、クライアントの反応がまるで違うことになりました。
日本語のセッションのクライアントだった人の中でバイリンガルの人を見つけて、何人かに試しましたが、日本語でセッションする時と、英語でセッションするときは、まるで違う反応を見せました。

ファシリテーターが違えば、スキルの差ということになりますが、どちらもセッションを提供しているのは私です。
加えて、私は英語でセッションする時は、ほとんど言葉の意味を理解せずにセッションしています。

音とジェスチャー、表情、息遣いといったノンバーバルな部分のみを観察して、セッションしています。
理由はシンプルで、英語力の関係で、ほとんど何を言ってるかわからないからです。耳だけはいいので、音を繰り返すことはできます。だから、セッションは成立します。

そんな人が行う英語のセッションは、いつでも、ものすごく評判がよく、日本語で行うセッションでこれほど褒められたことはないというくらいの反応です。

(意味が分からないので、完璧な”クリーン”である可能性はあります(笑))

英語ネイティブのトレーナーの人たちは、私のセッション時と普段のスピーキング、リスニング力の差に、最初びっくりします(笑)
「もっと喋れると思ってた。ごめんね」と何度か謝られたこともあります。

(今はだいぶマシになりましたが、最初は酷かったのです。よくやれたと思います。好きの力ですね。今でも、PROを英語でするのはしんどいです。)

読み書きは、それよりできます。クリーンランゲージに関わるボキャブラリーだけが異常に多い歪つな語学力をしています(笑)


ともあれ、ファシリテーターは同じ、スキルは同じ、クライアントの言葉しか使わないのも同じ、自分の振る舞いも同じ、とすると残るは。

質問。の。訳。

違いを生んでいるのは、質問の訳だと、私は考えました。

そうして、数年、ひたすら試し、考え続けてきました。

今もまとまってはいませんが、そんな感じで、いくつかあるアイデアを、これから、シリーズの合間に書いてみようと思います。

いつものシリーズは、毎週火曜日更新のつもりでいますが、こちらは不定期更新の予定です。

どこかにいる仲間のあなたに、私の気づきを託せたら、私のリソースを渡せたら、これほど幸せなことはありません。


どこにいるかわからないので、もう、全世界に公開します(笑)


さらに余談ですけど。

今の私の気持ちは例えていうなら。

「ガラスの小瓶に、書いた手紙を入れて、川に流す」

すると次に何が起きる?

「誰かが、小瓶を拾って、笑顔になる」

すると次に何が起きる?

「世界が愛と平和に満ちたマジックワールドになる」

↑これ、アウトカム。


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