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完全にロスです。

福山雅治ロス。二宮和也ロス。
今まで色んなロスを横目で見てきましたが、まさか自分がロス状態に陥る日が来るとは思っていなかった。
なんのロスかというと「美しい彼ロス」です。

辛い、しなんかやる気も出ないし、なんだろうこの燃え尽きた感。
今でも毎日美しい彼は見てるし読んでるし公式SNSの動画も見てるんですよ。
けど前と気持ちが違う。
主演2人の最後の舞台挨拶が終わって、今後美しい彼やゆせりくの供給がないと分かってしまって(ビジュアルブックの発売はあるけれども)、ワクワク感や今後を楽しみにする気持ちがなくなったからでしょうか。
この記事の続きも書きたいんですけど、どうしても書く意欲というか情熱が湧いてこない。(ライター風吹かしてまじでごめんなさい)

私、これまでに明確にハマったものがBE:FIRST(SKY-HIプロデュースの7人組ダンス&ボーカルグループ)と美しい彼だけなんですね。
で、BE:FIRSTは絶賛活動中なのでいいとして、推しがいなくなるという初めての経験をしているんですね。
BE:FIRSTいるならいいじゃんて思うかもしれないんですけど、美しい彼とBE:FIRSTはジャンルも違えば得られるもの(主に胸のときめき)も全く違うので、美しい彼の穴は埋められないのです。
なんなら美しい彼にハマってから美しい彼とBE:FIRSTに割く時間の割合は9.5:0.5くらいになってしまっていて、完全にうつかれに侵食されています。

推しの喪失。ロス。
今まで話題になった様々なロスに全く感情移入できなかったけど、みんなこんな辛い気持ちを抱えて生きてたんですね。
もっと優しくしてあげればよかった、もっと寄り添ってあげればよかった、そんな気持ちで胸がいっぱいです。(身の回りにロスになった友人がいたことはありません)

ロスを経験した方はどうやって立ち直っているのでしょうか。
私なんて3月にうつかれと出会ったので、たったの3か月くらいしか推せていないのですが、ドラマシーズン1からの方は1年半くらいずっと追っていたわけで、その方たちの悲しみはいかばかりか、、私とは比べ物にならないと思います。
いっちょまえにロスってて申し訳なくなってくるレベル。

しかし、「ずっと悲しんでて、あいつ(うつかれ)がお前のそんな顔見たいと思うのかよ!あいつの分も、お前は笑って生きろよ!」と90年代のパートナー亡くす系ドラマで主人公の親友が言いそうなセリフがどこからともなく聞こえてきたので、私なりになんとか立ち直る方法を考えてみました。

とりあえず他のBLドラマ見てみるか。(安直)
失恋から立ち直るには新しい恋っていにしえから続く言い伝えにもありますもんね。
正直実写BLって非現実感すごそうで見ようと思ったことがなくて。
漫画や小説ならのめりこめても、実写になるといやいやありえんだろと急激に冷めそうで、違和感のオンパレードに耐えられなくなりそうで避けてきました。
唯一「窮鼠はチーズの夢を見る」だけ見たことあります。
漫画が大大大好きで。
成田凌さんの演技が素晴らしかった。
今でもテーブルに座って、去ってった大倉さんを想う表情が忘れられないです。

話は戻って、食わず嫌いしてる場合じゃない。
初めて経験するロスには初めてのことをしてみる必要がある、気がする。
幸いHuluに加入してるのでBLドラマはたくさんあって。
以下見たドラマと簡単に感想を。


君のことだけ見ていたい

Huluオリジナルドラマ。
映画「メタモルフォーゼの縁側」で主人公2人がハマるBL漫画を映像化したもの。
高校3年生の男子2人が主人公。

映像が映画のようできれいでした。
主人公2人の演技も自然で良くて、てかBLドラマ見てるとイケメンの若手俳優っていっぱいいるんだな~っておばちゃんみたいなこと思ってしまう。
特に何が起きるわけでもなく(笑)、日常が穏やかに過ぎていく感じでこれはこれでよかったです。
25分×4話でさくっと見れる。
あとうつかれ見てる人しか分かんないと思うんですけど、ミキ(高校時代清居にトマトジュースかけた坊主頭の子)が出てきて、「おぉっ!これにも出てるんか!BL御用達俳優なの?」と思うこともできます。


みなと商事コインランドリー

以下あらすじ

物語の主人公は、古びたコインランドリー「みなと商事」の管理人でアラサー男子の湊晃。ある日、イケメン男子高校生・香月慎太郎が客として訪れ、歳の差を超えて仲良くなる二人だったが、湊がゲイであることがふとしたことから慎太郎にバレてしまう!偶然か必然か二人の出会いを機に“恋”の歯車が勢いよく回り始める。それぞれが胸の中にしまっていた本当の自分の気持ちとは一体…!?恋愛に歳の差なんて関係ない。駆け引き無しのまっすぐでピュア過ぎる、ちょっぴりホットな真夏のラブストーリーです!

https://www.tv-tokyo.co.jp/minasho/intro/

見た中で一番良かったです。
もうきゅんがすごい。きゅんを畳みかけてきます。怒涛のきゅん。
ずっっっとニヤニヤが止まらないので、25分×12話=300分口角あがりっぱなしで表情筋鍛えられます。

シン(イケメン男子高校生、攻め)がかっこよくて可愛すぎてみなと(コインランドリー管理人、受け)のこと好きすぎて、このドラマはシン(西垣匠)を好きになって楽しむものである気がします。
これ見て西垣くん好きにならない猛者いるのかなって思うくらい西垣くんがやべえです。
なんだろ、黒目大きくてフェロモンすごいし年下の可愛さもあって役がむっちゃハマってます。
色々見てたらドラゴン桜に出てた雑魚キャラ(言い方)二人組のうちの一人の眉毛ないほうで、「えぇ!?あの子と同一人物なの!?!?」ってびっくりです。
あの時こんなイケメンがやってると思ってなかったよ、ふり幅すごいわ西垣くん。

あと、【2023年版】モデルプレス読者が選ぶ「歴代ドラマの名キスシーン」トップ20 でみなしょーのキスシーンがうつかれ抜いて3位に選ばれてるんですね。

この記事見てたので「うつかれのあの全人類悶えさせた、こちとらテレビまであと10㎝ってとこまで近づいて瞬きせずに目かっぴらいてはむはむを拝んだ、あのキスシーンを凌ぐなんて無理無理。まあせいぜい頑張ってくださいよ。」というなんつー上から目線で見てたらもう、えーーーーーーーー!!!!!!!!
いやすごかったです。むしろこれ1位じゃないの?
もうキスシーンだけでもいいから見てほしい(笑)
素晴らしかったです(語彙力)

シーズン1は2人が付き合うまでの話で、なんと7月から恋人になった2人のいちゃいちゃで尊死できるであろうシーズン2が始まるんですね。
ありがとうございます、ベストタイミングすぎます、絶対見ます。
ということでツイッターもフォローして臨戦態勢整えてます。


永遠の昨日

以下あらすじ

陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前で事故に遭ってしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……!?浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせた2人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー。

https://www.mbs.jp/eien/episode.shtml

暗そうなので見るのためらったんですけど、Huluってカーソル合わせると勝手に予告編流しだすんですね。
その予告がすごく良くて、正確にはBGM(主題歌)が映像にぴったりで見てしまいました。
主題歌がAyumu Imazuの「Sunshower」なんですけど、BTSの「Stay Gold」を切なくさせた感じで惹かれて。
誰が歌ってるんだろうと調べたときにAyumu Imazuで、Ayumu ImazuはBE:FIRSTが所属するBMSGの音楽フェスに出演したことがあって知ってたので、つながりを感じて嬉しくなりました。

またこの主役2人がいい演技するんですよね。
いやほんとこの群雄割拠の若手俳優陣の中から抜きんでるって相当大変なんだろうなと思います。

ラストが泣けて泣けて。
途中で入ってくる主題歌がやっぱり素晴らしい。
たくさん涙が出てスッキリするので、ちょっと今日疲れて泣きたい気分だなってときに見るのがおすすめです。




他にもチェリまほと飴色パラドックスかじったんですけど、途中離脱中で最後まで見れてないです。
ただやっぱり色々見て思ったのですが、うつかれロスを他のもので埋めるって難しいですね。
他は他で素晴らしいんですけど、当たり前ですがうつかれと同じではないので、欠けた部分にはぴったりハマらない。
うつかれやゆせりくだけがもつ素晴らしさを痛感して、唯一無二であることを思い知らされました。

行き場のないこの想いをどうにもできず、ひとまず初心に帰ろうと思って原作の美しい彼を最初から読んでたんですね。
大体ひらきよが大学生になって再会するあたりから読むので、最初から読むのは久しぶりで。
最初から読むと、いかに平良と清居の間にそびえたつ壁が高かったのか、平良がどれだけ狂信的に清居を好きでいたのかを思い出せて、結ばれた今は平良にとっては奇跡のような時間なんだな~ほんとに平良良かったねという気持ちになれました。

と同時に、高校時代の平良の清居への好きの気持ちを読んでると、自分の学生時代のこと思い出して心臓ぎゅーってなるんですね。
毎日学校に行けば会えるのが嬉しくて、ずっとその人のこと目で追って、四六時中考えて、学校の外ではもしかしたらいないかなって探して期待して。
仕事や結婚とか考えずに、ただ好きな人のことだけ考えて好きでいるだけで良かった学生時代の恋愛が、強烈に自分の中に残っていて、平良とは恋の種類は違うけども根本は同じだなと感じます。
平良が清居に思いを告げず、卒業と同時に離れて忘れようとしたところも、リアルだなって思うんですよね。
自分も何も言えずに卒業して、進路が別々で徐々に気持ちが薄れていったという経験があり。
こうやって多くの人が経験したであろう普遍的な気持ちを、平良の気持ち悪さという特殊さを入れつつ丁寧に描写して新鮮な共感を生むところが、凪良先生ほんとすごいなって思う次第です。

で思ったのが、私にとって美しい彼は学生時代の恋みたいなものなのかもしれない、と。
好きで好きでたまらなくてずーっとその人のことばかり考えてしまって、同じような気持ちは二度と味わえない。
時間が経って気持ちは薄れるかもしれないけれど、好きだった気持ちは強烈に残る。
思い返してあのときこうだったなって懐かしんだり、絶対に叶わないもしもを妄想して楽しんだりするのかもしれません。


結局ロスに対する解決策は何一つとして出せなかった。。。
強いて言うなら、時間が解決してくれるという考えるまでもなかった答えになりそう。
ロスは抱えて生きていくしかないのか。

今の気持ちを一言で表せって言われたら「切ない」なんですよね、私やっぱり美しい彼に恋してるのかもしれません。
どうしようもないので、皆さんのロスが1日でも早く癒えることを願って終わりにしたいと思います。
とりとめもない話を最後まで読んでくださってありがとうございました。

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