タンポ(パッド)による音の変化考察
有料noteではお久しぶりです。
更新が遅くなりました。今月はお盆あたりにどどっと更新する予定です。
お待たせして申し訳ないです…
さて、僕実は2カ月ほど前に楽器を買いまして。
詳細などは↑の動画でお話ししているのですが、ここで一つ問題が起きました。
それがタンポ(パッド)問題。
最近のビュッフェクランポンの楽器には積極的にゴアテックスという素材のパッドが使われているのですが、これがどうにも僕の感覚には合わずに先日総とっかえしてきました。
詳しくは後程書くんですが、かなりポジティブな変化になって「そうそうこれこれ!」ってところまではこれたかなと思います。
ということで、今回はそんなパッドのお話。
なんとなーく調べたら出てくる各パッドの知識はあれど、プレイヤー目線でリアルなところどうなんだい?ってところまで書いていけたらと思っています。
個人的にはパッドはめちゃくちゃでかい問題です。
もしかするとあと一押し音が物足りなかったり、音色が気に食わなかったりするのはもしかするとパッドによるところがあるかもしれません。
良かったら参考になりますと幸いです。
ではでは、行ってみましょう。
パッドによって音が変わるメカニズム
まずは本当にパッドで音が変わるん?ってところですが、これはぶっちゃけ吹く人の感覚によります。
僕は死ぬほど気になってしまうタイプですが、全く気にならない人もいます。なので、パッドなんか変えても意味なくない?みたいな意見も発生するということになります。
ただ、理論的に考えると、楽器の面積の少なく見積もっても1割以上はパッドによって占められているわけなので、そこの素材感によって音が変わるのは必然のことのように思います。
最近では指かけを変えれば音が変わる、グリスで変わる、接続部に入れるアイテムで変わる、なんて話もありますので、それ以上に大きな面積と要素を占めるパッドでは、どうひいき目に見ても変わると言ってよいでしょう。
ただ、その変化を気にするか否か、みたいなとこです。
楽器のアイテムというのは基本的に振動の源に近づけば近づくほど小さい部分でも大きな変化があると思っています。
一番わかりやすいのがリガチャーでしょうか。
リガチャーのネジひとつで大きく吹奏感が変わるという経験は多くの方がしたことがあると思います。
なので、パッドの場合も音色や吹奏感に大きく影響を与えるのは上管のタンポのように思います。
トリルキイの一番上のパッドは特に全体に影響を与えるのでここの素材や角度には注意を払っておきたいところです。
パッドの種類は大きく分けて4種類
クラリネットに使われるパッドは大きく分けて4種類です。
バレンチノパッドはぶっちゃけ使う機会がないので省きます。
4種類というのは、フィッシュスキン、レザー、コルク、ゴアテックスです。
レゾネーターの有り無しとかでも変わりますが、まあ日頃お目にかかるのは9割9分この辺です。
ということで今回のメイントピックの各パッドのプレイヤー目線での特徴や感想を書いていきたいと思います。
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