【OW2】S9がOWに与えた影響の解説

こんにちは、S9事前評価でクリティカルな外し方をして結構へこんでるレバンガ☆SAPPORO OW部門コーチのclank(@clank_ccc)です。

あとで懺悔配信するつもりでいます。

それは置いといて、tier表ってハイレートな一部のプレイヤー以外の個人にとってはあまり影響ないものではあるんですよ。
だって、強いヒーローの使い方が下手だったら並以下のヒーローになっちゃいますし、tier表通りの環境が構築されるケースも稀です。強いヒーローよりも使えるヒーローってやつです。(とはいえ長期的にレート伸ばしたいならその時強いヒーローに適応するための練習”も”必要です)

でもtier表を作る意味はあります。
理由は三つ
・政治(自キャラ下げ、他キャラ上げで自分にとって都合のいいメタやバランス調整を促そうとする行為)
・話題作り(tier表作るのも他人のtier表に文句言うのも楽しいしバズりがち、間違ったら間違ったでネタにできる)
・環境の傾向の把握

今回の記事は、環境の傾向の把握ってランクで勝つ上で誰にとっても大事だよっていうお話と、S9でOWはどんな変化を迎えたんじゃいというお話です。
本題に入る前にtier表の正しい受け取り方について触れるので、本題だけに興味ある方は飛ばしてしまっても大丈夫です。


tier表は全体像から傾向を見ろ!!

tier表の個々のヒーローの立ち位置っていうのにはあんまり意味がありません。
tier表を作成した人の主観やレート帯がかなり濃く反映されますし、評価軸が不透明な状態では平気で1~2tier上下することも多いです。

では、tier表から何を読み取るのが正解なのというと、
環境の傾向の把握、これに尽きます。

複数のtier表を並べてみるとわかるのですが、細かい部分に差はあれど全体的にどんなヒーローが評価されているのかというのはおおむね似ています。

その評価されているヒーローの要素を抽出して考察することで、上手いプレイヤー達が「何を重要視しているか」ひいては、今の環境で何が重要で何が些末なのかを読み取ることができるというわけです。

これを把握することができれば、たとえtier表で評価が高くないヒーローしか使えなかったとしても、その環境に即したプレイ方針を取ることができます。

環境に合わないヒーローをいつも通り使っても勝率を上げるのが難しいのは当たり前で、逆に環境にあったプレイをできれば少しでも勝率を上げることができるでしょう。

というわけで、tier表というのは環境把握のための視覚化であるということでいったん締めて本題に入りましょう。

本題:S9における環境の変化

具体的にどのヒーローが強いかではなく、どんなプレイ、スキルが強いのかっていう方向のお話です。

タンク

・ダメージを受けないことの重要性アップ
・体力増加系スキルの重要性アップ
・継戦能力ダウン
・ターン制をより意識する必要がある

タンクはかつてないほど冬の時代と言ってよいでしょう。
受けるダメージが増え、DPSのパッシブにより戦闘しながら受け取れるヒール量が減ってしまい、継続的に戦闘するのが難しくなりつつあります。

これにより、今のタンクは被弾せずスキルや体力を回復するターンと一気に前線を押し上げるターンの使い分けが重要になっています。

それを補助できる移動系スキル、ヒールに依存しない体力増加スキル、バリア系無敵系スキルなどを複数持っているかが評価を上げる要因となっていると言えます。

ダメージ

・AoEスキル、ばら撒ける射撃の評価アップ
・単発系ヒーローの評価ダウン
・フランカー系ヒーローの使い勝手&評価アップ

体力増加と新パッシブによりフランカーヒーローの評価が大きく上がりました。
最初こそ体力増加によってキルタイムが伸びて弱体化するという予想も多かったのですが、体力増加とリジェネによって大幅に扱いやすくなり、敵の防御手段を避けて回復阻害をばらまける点が上回ったと言えます。

他ヒーローは大きな変化はありませんでしたが、バーストダメージによるコンボキルを狙うヒーローの評価は下がり気味と言えます。
また、全体的にソロで動きやすいパッチ傾向ではあるので、それを活かしたサイドの動きを増やしていきたいところです。

サポート

・無敵系スキルの価値アップ
・攻撃参加の価値アップ
・ULT回転率ダウン
・相互ヒールの難易度と価値ダウン
・ピュアヒーラーの評価ダウン

S9で最も大きな変化を迎えたロールはサポートと言えるかもしれません。

回復阻害が一般的になったことにより、ヒールだけしていてもULTが貯まりづらく影響力も出しづらくなりました。それに加え、全体的な体力増加によって攻撃参加の価値と必要性が上がったと言えるでしょう。

また、中途半端な相互ヒールの価値が薄まりました。弾のサイズアップと回復阻害によって、相互ヒールをしていても正面から突破されてしまう、時間を稼ぎきれないといった場面が増えました。

サポートにとっては攻撃参加ができること、自立した生存性能が求められる環境になったと言えます。

あとがき

というわけで以上になります。
S9での環境の変化と、tier表って環境の傾向を読み取るものとしては結構有用だよというお話でした。

いつもより短めな内容ですが、こんな感じでいいから記事の出す頻度上げていきたいですね。

冒頭でも言った通り、そのうち事前評価についての懺悔配信をするつもりですので、具体的なtier表が見たいという方はそちらをご覧ください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

それでは。

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