圧倒的主人公の君へ

私はいつも君でしかもらえない幸せをもらっているよ
言葉では表せない幸せ
簡単に言えない幸せ

この気持ちを直接あって伝える事なんて不可能に近いのかもしれないけれども、今ここに私の気持ちを表明しようと思う。

君と出会ったのは何もかもタイミングが良すぎた時だった。
応援していたグループが解散してしまい、全てがこれからだったのに、大人の意思で解散させられたという浅はかな理由を含めて何もかもが辛くなった。君と出会ったのは本当にそんな時だった。心に空いた穴と傷を癒してくれた。というかそのことを忘れさせてくれた。私もそのグループの事を考える度に涙が出できて落ち込んだままではいけないと思っていた。だからこそ君の頑張る姿や、ステージを楽しむ姿に心が惹かれた。

大手企業に受かっていたにも関わらず、アイドルという職業を目指してこの世界に飛び込んできた。アイドルは何か1つだけ優れているだけではすぐにつぶれてしまう。人間性、歌唱力、ダンススキル、自己プロデュース力等長く愛され応援されるためにはたくさんの魅力がなければならない。

でも君は唯一、「自信」に満ち溢れていた。

何かミスをしてしまってもなんだかわからないけれども、とにかく前だけを向いていた。だから私も彼は合格するだろう、落ちるはずがないと謎の安心感があった。

今だに彼は自信に満ち溢れている。

新しい場所で新しいことをするたびに目が輝いていて、笑顔で、常に全力で私たちに幸せを届けてくれる。

でもそんなキラキラとしていそうな毎日とは裏腹にたくさんのつらいことや悩みもあると思う。プレッシャーもすごいと思う。
1日にどのくらいの時間をアイドルでいて、アイドルじゃない時間はどのくらいなのだろうか。

応援しているとそんなことまでも考えてしまう。彼には声すら、顔ですら、名前も覚えられているはずなんてないのに。
全ては自己満足なのかもしれないけれども私の人生の中で彼を見ている時間は幸福感で満たされている。他では満たすことができない幸福感で。

私の夢を後押ししてくれたのも君だった。そんなこと君にとってはなんでもないんだろうけれども。私にとっては人生の1部だった。何となく考えていたことが夢となり、今はそれに向かって生きている。自分に正直な気持ちにならせてくれたのは君のおかげ。

辛かった日々を乗り越えられたのも君がいたから。

いつか君と仕事ができるときが来るといいな。
というか君を自分の力で呼べるくらい私も大きくなるよ。
待ってろよ。



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