ローズS全頭診断

アリスヴェリテ

 相手なりに走るタイプであるが、勝ちきれない馬。ここでは厳しい。

アンリーロード

 前走は少し出遅れ後方からの競馬。最後の直線はエンジンかかってからの末脚は鋭かったがチューリップ賞では大敗している。出遅れ癖もあり、能力的にも足りない。

ココナッツブラウン

 未勝利戦は1000メートル58.5の展開を先行し、早目先頭で勝ち切った。前に厳しい展開を前受けして勝ったのは価値があると思う。前々走の1勝クラスは位置取りと通ったところの差でミヤビに敗戦。コーナーで大外に振られたのは厳しかったが、ミヤビに余裕があったように見えたのがどうかな?しかし、前走は後方から余裕の手応えで差し切った。でも、負かした相手が弱い…これで通用するかな?武史が遠征してまで乗ることから過剰人気しそうなのもマイナス。

コンクシェル

 春は、クラシック路線で全く通用せず。1勝クラスでも足踏みしていたが、逃げに脚質転換し2連勝。(圧勝)
 1勝クラスで足踏みしていた時は、どのレースも通過順位より上の着順でゴールしていない。手応えが劣勢のレースばかりではなかったので前の馬を抜かす気がないと仮説を立てた。
 逃げたら能力全開で通用するかもしれないが、逃げられなければ前の馬を抜かす気がないから勝てないかも。
 今回は同型馬もいるため、見。

セーヌドゥレーヴ

 前走は好位追走を外を回して完勝。しかし、前々走はラジオNIKKEI賞で大敗したマイネルモーントに完敗しており、ここでは能力的には厳しい。

ソーダズリング

 勝った未勝利戦では後のラジオNIKKEI賞勝ち馬のエルトンバローズを子供扱いし、圧勝。
 迎えたオークスTRのフローラSでは、4番手の位置につけ直線を迎えるも逃げるゴールデンハインドを差し切れなかった。開幕週で前が止まらなかった+手応えは悪く見えなかったが追ってから弾けなかったのは距離が長い可能性もある。オークスもやはり距離が長く8着と負けてしまったが9着以下のメンバーを見れば、ここでは上位候補。2月デビューから4ヶ月連続出走と使い詰めた影響でパフォーマンスを落としていた可能性もあるため、今回はフレッシュな状態で能力が発揮出来ることを期待する。◎候補

トリオンファルマン

 ここでは厳しい。

フォーチュンコード

 未勝利戦前残りの展開を後方からぶち抜いた。ただメンバーが弱い。次走も勢いに乗って連勝したが…未勝利勝ちにかなり時間を要しており、能力的に疑問。

ブライトジュエリー

 デビュー戦は上がり2位と1.4秒差と衝撃の圧勝。続いて挑んだフローラSでは3着と敗れたが前残りの展開で度外視。その後に挑んだ1勝クラスは先行して完勝。ポテンシャルに期待したいが、現状▲まで。

ブレイディヴェーグ

 新馬戦は究極の決め手勝負で位置取りの差で負けた。しかし、勝ったロードプレイヤーはまだ1勝クラスも勝てていない。未勝利戦は相手関係が微妙だが、1.0秒差の圧勝。続く1勝クラスは1000m58.9のペースを中団追走し、直線では楽に抜け出し完勝。しかし、戦ってきた相手も弱く、出遅れ癖もあるため、重賞でいきなり本命視は禁物。

ベレザニーニャ

 1勝クラスで通用しない馬は厳しい。

マスクトディーヴァ

 新馬戦はドスロの中、外有利の馬場ではあったが大外から上がり2位に0.9差つけて圧勝。
 忘れな草賞は前残りの馬場+4コーナーの不利で大外を回すことになって力出せず。度外視
 1勝クラスでは内有利のTBをもろともせず、大外からぶち抜いた。強い。ここは一発ある。◎候補

マラキナイア

 チューリップ賞は、Sペースで前有利の展開+上がり最速ではあったが、最後の直線は前壁で力出しきれなかったため度外視。
 1勝クラスは、上がり2位と0.6差と圧巻の末脚で楽に差し切り勝ち。
 2勝クラスは途中からハナに立った、ヴェールランスを差し切れず。直線はもたついたのも原因と考えられるが、ここでは負けてほしくなかった。スムーズに力を出せば紐△候補

ユリーシャ

 2歳時にエルフィンSでコナコースト、シングザットソングに勝った馬であるが、これはレース展開が向きすぎた。その後は世代戦で全く通用せず、3勝クラスでもダメであった。力不足。今回も逃げ候補ではあるが、コンクシェルとの兼ね合いはどうか。

ラヴェル

 唯一リバティアイランドに先着した馬。そのアルテミスSでは、リバティアイランドが直線もたついたこともあるが当馬の上がり33.0で圧巻の勝利であった。阪神JFは内有利のTBを大外枠から出遅れて大敗。桜花賞はまたも外枠で最後の直線も馬群に包まれ力出せず。これは度外視。出遅れ癖の問題もあるが枠に恵まれなかった。
 大敗続きで人気を落としたオークスでは内枠から好スタートを決め先行。結果的に前の馬はラヴェル以外大敗する中、当馬は2着と0.1差の4着。
 結果論ではあるが桜花賞の結果からリバティアイランドを負かすには前に位置する必要があると感じた競馬ファンも多いだろう。そんな中、リバティアイランドより後ろにつけた馬は最初から勝負を諦めていたのではないか?と感じる。ラヴェルは勝ちに行った分4着になってしまったが、この結果はラヴェルのポテンシャルの高さを証明した。出遅れ癖が解消されたかは不明確であるが、距離短縮でオークスのようなレースが出来ればここで負ける馬ではない。ここを圧勝し、打倒リバティアイランドの筆頭格になってほしい🔥 ◎候補

ラファドゥラ

 未勝利戦圧勝ではあるがイン有利のTBを2番枠を活かし、内追走で直線突き抜けた。そこまで評価できる内容ではない。
 1勝クラスは、内が痛み始めて外を上手く回してきた当馬が勝ったが、見た目ほど強いとは思えない。

リサリサ

 距離適正が…長いと思う。

レミージュ

 牝馬クラシック路線では能力足りず。弱い。

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