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2023年マティス展


都立美術館


台風接近の最中、「マティス展」を見に行きました。
8月20日(日)まで、上野動物園横の都立美術館で開催されてます。以下どのサイトにも説明ありませんが、公園口から出ると便利です。まっすぐ進むと、動物園があり、その右隣のレンガタイルの建物です。大雨でもそんなり濡れない距離です。鍵付きの無料傘立てがあります。折り畳みは傘袋が用意されてます。まだ、基本的に一時間制です(特に入れ換えの指示はない)。あと、これも案内ないですが、撮影できる階があるので、カメラは小型で手振れ補正付の良いものをお奨めします。
館内のカフェ、レストランは混んでいてそれなりにします。
(外も同じ)
私は雨の狭間に上野公園で食べました。

後は以下を見てください。
https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_matisse.html
今回の催しはポンピドー美術館のものが多かったのです。
YouTubeチャンネルに短い紹介動画があります。

紹介動画にもありますが、マティスがヴァンスで献堂した最高傑作のロザリオ礼拝堂は最後に出口で4Kで映写されてました。
以下に記事があります。
マティスの最高傑作と名高い「ロザリオ礼拝堂」を4Kで体感。東京都美術館「マティス展」で撮り下ろし映像が公開
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/matisse2023-la-chapelle-du-rosaire-4k-news-202303
4Kではありませんが、YouTubeにロザリオ礼拝堂の映像がありました。
https://youtu.be/t6jrjYPa2Do
リンクの断りをいれておきました。
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撮影可能箇所での私のお薦め

ニースの室内(油絵)
眠る女性(デッサン)

マティスについて多少触れておきます。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アンリ・マティス
「アンリ・マティス(アンリ・マチス、フランス語: Henri Matisse, 1869年12月31日 - 1954年11月3日)は、フランスの画家。フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在であり、野獣派の活動が短期間で終わった後も20世紀を代表する芸術家の一人として活動を続けた。自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われ、緑あふれる世界を描き続けた画家であった。彫刻および版画も手がけている。」
マティスというと美術館サイトやwiki概論部分でフォーヴィズムとして知られます。
「…フォーヴィズムのグループはゴッホ、ゴーギャンの手法をミックスチャーしたものだといえる。
…マチスが注目したのは、モチーフの形でなく、明暗で出来る形だった。マチスはその形に沿ったところに主観色をいれている」(「絵画の手法」視覚デザイン研究所、P58ページ。優れた技法書です)。
まぁ、形でないとありますが、勿論、展覧会でも油彩の右にその作品のスケッチが展示されているように基本は押さえてます。
モチーフはリンゴとか人物とか。主観色というのは見た色でなく、感覚的に選んだ色、青とか赤とか。
しかしその後、主観色、赤色などや窓の線を残しつつ、撮影画像にあるように官能的で優美な作品を描いてます。
ニースの時代と云われます。そして、晩年には山下画伯と同じく切り絵に移行するわけです。

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