景気のいいお金の話を書き貯める8

 小田桐あさぎさんの「女子とお金のリアル」。書籍を宣伝するのがクラウドファンディングの目的だった。当初の目標額4000万円で実行されたのが、現在JR東日本で行われている86路線の列車内広告だ。本人のLINEでもその様子が写真で伝えられている。とはいうものの、かつてあった週刊雑誌を車内広告の見出しで引きつけ、駅の売店もしくは駅のそばの書店で買ってもらうという流れは現在通用しない。高齢者はそうでもないが、ほとんどの人は車内の広告を見ずに自分のスマートフォンの画面を見ているからだ。
 今後、JR西日本でも車内広告が実施される予定だが、効果のほどは期待できそうにない。そもそも書店の数自体が減っているし。広告スペースを埋めるのに苦労している?鉄道会社にとってはありがたい話だったかもしれない。個人的な話をすれば、JR東海管内にいるため広告を目にすることがないまま終了してしまうはず。豪快な浪費ではあったけれど。

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