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ツボにハマった

私のパートナーは、趣味でエレキギターを学生の頃から弾いていていまでもたまに聞かせてくれる。でも、最近アコースティックギターに興味を持ち始めたらしく、引越したら、何十万もするギターを買うと言っている…

先に楽譜は取り寄せていて
彼が取り寄せた曲は、ザ・モンキーズ の「デイドリーム・ビリーバー」
私もこの曲が大好きで、子供の頃初めて買ったレーコードがこの曲なのもあってすごく楽しみにしていた!

楽譜が届いてすぐ、仮でエレキギターで弾いてみたのだけれど、よくわからないが、メロディと伴奏を一緒に弾く弾き方らしく、ピックもつかわないのでとにかく指使いが難しいらしい…

イントロを数小節弾いて聞かせてくれたが、その辿々しいイントロで挫折、彼曰く、エレキギターではダメで、ますますアコースティックギターを買う熱が上がっている…

そんな中、同僚の1人がドラムをやっていて、アマプロの域らしく、ライブとかもやっている話が出て、彼がアコースティックを始めようと思ってると話したら、「それは素晴らしい!お待ちしてますよ」と言われたと嬉しそうに話をしてくれた。

私の頭には、あの辿々しいイントロのメロデーが、何度もリピートされその音色とそのプロアマの領域の同僚さんの「お待ちしてます」と言う言葉のギャップに、おかしくておかしくて思わず吹き出してしまった…
あのイントロの音色が私のツボにハマってしまったのだ…
ばかにしてるつもりはないが、もう涙が出るくらい笑い転げしまって…
彼の顔がみるみる不機嫌になっていく中…
心の中ではごめんなさいと思いながらも、一度ツボに入ると、もうそんな顔をみても、私の頭の中ではあのイントロだけがエンドレスに流れている…

何年ぶりだろうこんなに笑ったのは…
やっと落ち着いた頃には、彼は不貞腐れてしまい…
相手が子供だったら、最低な親だなぁとか思いながら、
当分の間は、なにか嫌なことがあっても、この話題でご機嫌でいられると思う

彼はいつもコテコテの冗談を言って笑わせてくれる
私としては面白くて笑ってるのではなく、苦笑いなのだけれど、思わずくだらなさ過ぎて笑ってしまうのだ
彼はいつも私を笑顔にしてくれる。
毎日!
そんなところが好きだ

だからこそ、たまに見せる狙ってない笑いが面白くてしょうがない。
彼は、私の笑いのツボがわからないといつも言う

どんな時も、笑顔にしてくれて
ありがとう!

いくつになっても新しい事に挑戦するのはすごいと思う!
弾けるようになるのが楽しみだ!





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