自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 初めに

 まず初めに3つの事を読者にご承知いただきたく思います。この文章は私の曽祖父が書いたものであり、自分が知る限りでは北海道の実家で形見の遺品である原本であるということ以外は、ほとんど誰からの関心も持たれずにずっと埋もれていたのを2014年に見つけました。

 もう一つはこれを書いた曽祖父(以下、著者と記します)は独自研究の成果としてこの原本を遺しました、あくまでも自然という問うても問いつくせない壮大な研究テーマを行っていたようで内容の一部には現在でも論争や根深い社会問題(例として人種による差別問題、ジェンダー問題など)として解決の困難なものを含みますが著者本人としてもまた私個人としましてもいかなる意味で差別やイデオロギーなどの意味を含まず、書かれた時代という背景も考慮いただき読み進めていただければと幸いと思います。

 3つめに文章本来のタイトルは「自然」であり、上記の「自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象」というタイトルは私が付けました、こちらの方が実際の内容をイメージしやすいと判断したためです。
私は書き遺されていたものを一通り読み終えてこれが小説、エッセイや哲学に依って書かれたものではなく、自然科学、天文学として書かれたものであり著者自身もほとんど確信した事柄として書き終えたものと認識しています。

 ここまで書きましたが、タイトルにありますこの「陰陽の法則」についてはこれが一番のテーマになります。詳しいことは文中の最初から最後まで様々な事柄を通して解説されていきます。
 著者自身も昭和の時にこの自説を一度は書籍にすることで世間に出そうとしたそうですが叶わなかったようで埋もれていたこの原本を私は今一度人の目に触れる形で残しておこうと考えた次第です。
 以上になりますが原本はそれなりの冊数がありページ数も百や二百程度ではないので長くはなっていますが最後まで読了いただけると亡き曽祖父も幸いな事と思います。

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