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接客で差別化を図る

こんばんは、店舗コンサルタントとして独立を
目指して日々奮闘中の上野です。
毎日投稿70日目!

今回は、店舗においての接客販売の重要性についてお話しします。

アパレル店のように、接客のイメージが強い店舗だけでなく、飲食店や、ケーキ屋、パン屋などあらゆる店舗で接客に力を入れることで他店舗との差別化を図ることができます。


まず、飲食店を例にとってお話します。

飲食店だから味で勝負!
という時代は終わりつつあります。

口コミが普及したことによって、美味しくない店舗は
ほとんどが淘汰され、今残っている店舗はある程度
美味しい店舗ばかりです。

これが意味するのは、味に大きな差をつけることは
難しい。ということです。

そもそも、ほとんどのお客様が食のプロではありません。
一定以上のレベルまでいくと、味の細かい判別を
つけることは難しいのです。

テレビでもよくワインの格付けを行っていますよね。
飲み慣れている1流芸能人ですら判別がつかない
ことの方が多いのです。

つまり、一定のレベル以上あれば、
そこから先はほとんどが味の好みによって
判別されます。

これを踏まえると、味を追求しても集客や売上に
繋がらない可能性も高いということです。

では、どこで他店との差をつけていくのか?

これが接客になります。


みなさんは、行きつけの居酒屋やバーなど
あるでしょうか?

なぜそこに通っているのでしょうか?
「店長、マスターの人柄がよく、仲良くなったから。」
という理由の方も多いのではないでしょうか?

こういった理由で通っているお客様は、
そのお店のファンでも料理のファンでもなく、
そのお店で働いている1従業員のファンで、
その人に会いに通っています。

こういったお客様であれば、仮に商品が少し値上げ
しても離れず常連さんでいてくれます。

このベストな状態を作るために接客を磨くことが
最も有効となります。


「忙しいから」
で現場を回すことだけに集中していませんか?

商品を持っていく際に一言、
「ごゆっくりお過ごしください!」と笑顔で伝える
だけでも自然と居心地が良く感じます。

おすすめを聞かれても、すぐに
「〇〇と〇〇が人気ですね」と答えるのではなく、
お客様がどんなものが好きなのか?
どんな気分なのか?
最低限のヒアリングを行った上で提案してあげる
だけで、印象は全く違うものになります。

「販売員じゃないし、接客は最低限で」
と思わず、どんどん人と話していき
他店との差別化を図りましょう!

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