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念願の経理職に就いたけど人間関係で病んで1か月半で退職代行を使って退職した話②|「もー無理!」


こんにちは、まりんです。
今日もお疲れ様です。

この投稿は昨日あげたものの後半になります。(①)


未経験経理として入社した流れなどは
1個前の記事で詳しく書いているので、前回の続きとして
読んでくれたら嬉しいです。


「仕事教えてください」「自分で勉強してください」以前言うてることと違うやん…


憧れの経理職に就いたはいいものの、
教えてもらえる環境が整ってなくて焦るわたし。

これから一緒に仕事していくペアも
わたしのことを経験者だと思っていたみたいで…
(面接同席してくれたのに、嘘のような本当の話です)

改めてちゃんと「経理も総務も未経験です」と伝えました。
そこでわたしは「ごめんね、1から教えるね」
と言われると思っていたのですが、

「えっそうなんや…」と苦笑い。

その空気に耐えれなくてわたしも苦笑いを
浮かべるしかできませんでした。

詳しく言うのは身バレしそうなので割愛しますが、
定年退職ウーマン(詳しくは①で)が退職したあと
2人で経理と総務を回していくことになるのですが

とりあえず、とりあえずペアが冷たい。

あんなに冷たい人間には出会ったことがない。
八方美人の冷徹なしごできウーマンでした。

入社したばっかりで誰にも相談できない。

仕事教えてくださいって言っても
「家で勉強してください」それだけ。
経理は勉強も大事だけど実際に触って覚える
って教えてくれたのはあなたですよね?

何回心が傷つくことを言われたか覚えていないけど
毎日毎日、辞めたかった。
「今日は何も言われませんように」
毎朝唱えてから出勤していました。

けどせっかく掴み取った経理の仕事。
たった一人の人間のためにキャリアを手放したくない。

今思うと、家に帰って夜ご飯の支度をしている間
彼が帰ってくるまでの間、湯船に浸かっている間
一人の時間はほとんど泣いていたと思います。

勉強中もふとした時に涙が出てくる。
なんでこんなしんどい思いをしてまで
働いてるのかわからなくなりました。

だんだん自分の趣味だった手帳・日記が書けなくなる。
休みの日も1人になると隠れて泣くわたし。
夜は眠れなくて、あらゆる場所に目がつかなくなって
家が荒れていく。最悪な状態でした。


初めて親の前で泣いた日

ある日、珍しく母から電話がかかってきました。
「新しい仕事どう?」
LINEでは「楽しいよ」「頑張ってる」なんて
いくらでも言えます。
けど母の声を聞いてしまったら
楽しいなんて声には出せませんでした。

両親の前で泣いたことないわたし、
(普段はすぐ泣くけど親の前ではプライドがあります)

その日は電話越しに、子どもみたいに泣きました。

母もびっくりしていたと思います。
あとから聞いたのですが、母の隣に父もいたらしくて
父も電話を聞きながらひっそりと泣いていたみたいです…笑

ちょうど母と電話の最中に、
仕事を終えた彼が帰ってきました。
いいタイミングだと思い、彼にも全部話しました。

母も彼も共通して言ってくれたのは
「もう十分頑張ったって思うなら辞めたらいい」
「眠れんくらい悩んでまで仕事に行く必要はない」
でした。

「これくらい耐えないと」
「自分が傷つきやすいだけで、もっと強くなりたい」

わたしは自分自身に「もっと頑張れ」って
呪いをかけていました。

けど母や彼がその呪いを解いてくれました。
「辛かったら、逃げてもいいんだよ」と。


わたしの第六感が「退職代行を使え」と叫んでいた


次出勤する月曜日に、退職したい旨を伝えよう。
わたしは心に決めました。けど、あの先輩なら
絶対引き留めてくることは目に見えていました。

どうしよう…飛びたすぎる…いっそ消えたい…
どんどん思考が落ちる中、わたしは
退職代行を思い出しました。

仕事で辛いなんて1度も思ったことがなかったあの頃、
ふいにyoutubeのおすすめに出てきた退職代行。

その時は「こんなサービスあるんや」
「いい時代になったなあ」と、他人事。

今思い出すということは…
自分の脳みそが「今使わないつ使うねん」と叫んでいる。

以前見たyoutubeを探し出し、
退職代行公式アカウントをラインに追加した。

「退職代行モームリ」
インパクトのある面白い名前…

まだ退職代行を使って辞めることにビビっているわたし
とりあえず見積もりを出してもらうことに。

22000円。
わたしが見積もった予算は50000円だったので
お得に感じました。
アルバイトだとこの半分くらいの金額だったような気がします。

連絡した日は日曜お昼時。
すぐに連絡が返ってきたのでびっくりしました。

全てLINEのメッセージで完結したので、
無駄に話したくないわたしにはぴったりすぎる。

貸与物の有無や、最終出勤日。
退職後必要なもの(離職票など)、私物の処理など
フォーマットに沿って入力していく。

「退職連絡日はいつにしますか?」
と問われたので、月曜日9:00に電話お願いしますと返答。

全て入力し終わった後、再確認のLINEが入る。


「責任を持って対応させていただきますので
ご安心くださいね」
心が浄化されるくらい優しい言葉をかけてくださる…神様…

日曜日にお勤めご苦労様ですの気持ちと同時に
明日から仕事に行かなくていいんだ…と安堵しました。

退職当日。落ち着かなくて家の中を散歩する


わたしの会社は9:00から始業なので、
朝一番から退職代行に電話をお願いしました。


退職代行から来た返事は
「会社から電話が来たり、
家にまで押し掛けてきた場合は絶対に出ない」
「確認事項があるかもしれないから電話をかける時間帯は
いつでも代行と連絡を取れる体制にしておくこと」
でした。

退職代行と会社の人がやりとりするのを想像したら
落ち着かなくなって、携帯を家に置いて気分転換がてら
散歩にでも行こうかと考えたのですが、その夢は消え去り
家の中をぐるぐる何週も散歩することに。

9時1分、「今から会社へご連絡します」
とのラインが入る。

電話出てくれた人、びっくりするやろな…
他の課の人は優しかったから申し訳ないな…
根性ない新人やって思われてるんやろな…

負のループに陥っているときに会社から電話がかかってきました。
今一番見たくない文字…最悪。

3、4コールがこんなにも長く感じるとは。
もちろん出ませんでした。

退職代行の方と人事が電話でのやりとりを行って
無事にわたしの退職は確定しました。
(モームリさんの中では退職の電話が終了したことを
退職確定!!と言うらしいです。笑)

退職届の有無や、貸与物の返却や会社によって
やり取りの違いはあると思いますが、
わたしの場合は退職届と保険証をレターパックに
同封して郵送してほしいとのことでした。

会社に置いてある私物は全て廃棄で構わないと
伝えてもらったのに、次の日私物が送り返されて
来たのはちょっとホラーでした。
虫とか入ってないかな!?と疑心暗鬼になりすぎて
彼に開けてもらいました。もちろん虫はいませんでした。

実際に退職代行を使ってみた感想

↑退職代行サービスを予約した時に実際にわたしが入力した文章です


退職代行に支払った22000円。
高いと思うか安いと思うか感覚は人それぞれですが
わたしからすると

「22000円で会社辞めれるなら全然払います」
まさにこんな感覚です。

辞めたい旨を伝えたのに辞めれなかった人
そもそも会社に言う勇気が出ない人
明日会社に行くことが辛い人

最後の手段に、退職代行があることを覚えていてほしいです。

本当に、辛くなってまで仕事に行かなくてもいいと思います。

甘えかもしれないです。
多少無理したほうがいいって思う人もいるかもしれません。

ですがわたしは、ストレスなく生きやすい環境は
自分で作れると思っています。
逃げてもいいし、それを恥だとは思いません。

いまわたしはストレスなく自由に過ごしています。
退職代行を利用したこと、全く後悔していません。

もう使うことはないですようにと願いますが
次もし機会がありましたら、もう一度モームリさんに
お願いしたいと思います。笑

退職代行モームリさん、本当にありがとうございました!


まりん







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