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タオ島ぼっちシュノーケリングツアー

タイには約3週間ほど滞在した。

その中で約1週間はタオ島とサムイ島に滞在して
のんびりしてて
なんで他の国に行かずタイにとどまって島に行ったかと言うと、シュノーケリングがしたいから!
(ちなみに相方は別の国へ)

前の職場の先輩から
タオ島、サムイ島めっちゃいいよ!
って聞いてて行きたかったのだ。
ってことでカオサンからバスとフェリーに揺られること12時間。

タオ島へ到着。

見事に欧米人ばかりのフェリー乗り場


海に直ぐに行けるように
海徒歩1分の所の宿を予約。

日が沈みゆくビーチ
宿は最高のロケーション

着いてすぐに海に入りたかったけれど
実は私は泳げない。

宿にライフジャケットとシュノーケルセット借りれるとこないか?って聞いたら
5時間のアイランドホッピングツアー
を勧められたんで
勢いでツアーを予約して宿に帰宅。

部屋に帰ってすごい後悔に襲われた。

……1人でシュノーケリングツアー?
え、まって、やだ、1人とかなんか恥ずかしいし
そもそも泳げないのに英語のガイドで不安なんだけど…しかも5時間…

シンプルにキャンセルしたい。

The日本人的考え方の恥ずかしいが出てしまった。

が、折角世界一周してるんだからそんな
考えしてる場合ではない!ここは海外!
絶対一人参加の人も沢山いる!

そう思い、意を決してツアーに参加した。

残念ながら一人参加は私だけだった。

ツアーオフィスにいくと沢山のお客さんがいて
それぞれのチームカラーの紐を手首に巻き
そのチームごとに船をわけてチームで行動する仕組みのようだ。

船はこんな感じで両端に座って向かい合うスタイル

私は赤チーム。

同じチームにはドイツ人家族、
イギリス人カップル
チェコからの女子旅3人組
ルーマニア人カップル
スペイン人カップル
アメリカ人家族
がいた。

完全にアウェーである。

ガイドの説明中、皆が英語で仲良く談笑する中
ギリギリの英語力の私は、ガイドの話を聞き逃さないように必死に耳を傾けていた。

泳げない私はなんかあったら死ぬので
他の参加者と談笑なんてできる余裕はなかった。


そして早速船に乗り込み出発待ち。
その時陽気なカメラマンがすごい速さで写真を撮りに来た。
よく観光地にある、
勝手に写真撮って気に入ったら
最後お土産として記念に買ってねってやつ。

向かい合って座っている状態の私たち赤チーム。
テンポよく各グループごとに写真を撮っていくカメラマン。

ついに私のところにカメラマンが来た。
一瞬カメラマンが止まった。
他の客も止まった。
私はそれを感じてしまった。

辛い。

次の瞬間
Where are you from?
Only you?

Japan…
yes, just me…

Nice!!
パシャ

こんな感じて撮られた。

なぜかすごい恥ずかしかった。

これ何の罰ゲーム…

あの時が止まった感覚。
みんなが私を見ていた。(気がする)

その後もみんなの前でガイドに
一人参加か!?
いいね!!
全力でサポートするよ!

とか言われて
有難かったけど目立ってしょうがなかった。

シュノーケリング中も私が泳ぐのが遅いと
手を繋いで船まで連れて行ってくれたり、
もはやガイドとペアみたいになってて
ペアがいない生徒が先生とペアを組むみたいになってた。

おかげで安全にシュノーケリングできたけど。

アイランドホッピングなので各島々でシュノーケリング


でも海は最高に綺麗だった。

小魚
サメ
ウミガメ

水の中が楽しすぎて一人参加なんでことも忘れて
思いっきり楽しめた。

最初は後悔したし、1時間くらいで帰りたいなんて思ってたけど
やっぱり来てよかった!たのしい!

って本気で思えた。

そして色んな島を巡り、あっという間に5時間が経ち解散の時。

ガイドが何かを持ってきた。

みんな!写真をお皿にプリントしたよ!
良かったらどうぞ!

そこには素敵な笑顔のファミリー
のお皿に紛れて
引きつった笑顔で一人写る自分の姿が皿になっていた。

きっつ。。

最後のお皿はなんとも言えない気持ちになったけど、結果としてシュノーケリングツアーはとても楽しかったし、恥ずかしがらずに色々挑戦することはいい事だと改めて学んだ日だった。

もちろんお皿は買っていない。






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