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意識が薄れてきた頃の再周知🚨

みなさんこんばんは。
今夜は煮込みハンバーグ🍴を作りました!赤ワイン🍷を隠し味で作りましたが美味しかったです。
どーもMittsuです。

新型コロナウイルスの対策もそこまでみなさんやらなくなってきたので、
意識が薄れてきたこの時期に改めて手指衛生の必要性について思い出してもらいたいので、あえてお話します。

手指衛生が必要なタイミング

WHOの5つのタイミングはもうお馴染みかと思いますが、みなさんは5つのタイミングを覚えているでしょうか?

❶患者に触れる前
❷清潔/無菌操作の前
❸体液に曝露された可能性がある場合
❹患者に触れた後
❺患者周辺の物品に触れた後

SARAYAさんのHPページから抜粋

とは言ってもなかなかできませんよね?
手指衛生のタイミングでできない理由なんでしょうか?

・すでに手袋を着用している(使用しないのに着用、使用後も着用)
・ファイルや書類、物品を手に持ったままで対応
・個人用の手指消毒剤を持参していない。
・手洗いをしているから手指消毒はしなくて大丈夫という認識
・手荒れをするからやらない

これらのことから手指消毒が省略されることがあると思います。

手指衛生の必要性

私たちの手には見えない微生物がいつも付着しています。
健康な私たちには影響ありませんが、免疫力や抵抗力が下がった方には影響を及ぼす可能性があるため、手指衛生は必要です。

手指の微生物の種類

常在細菌いわゆる常在菌と一過性細菌とがあるとされています。

常在細菌は、その名の通り常に手に存在する細菌です。
主に皮膚や口腔内、腸管内に住む細菌です。

一方、一過性細菌は皮膚の表面にに一過性に存在する細菌です。
先ほどの常在菌で腸管に存在する細菌が手に定着していたり、環境に存在する細菌が定着していることもあります。

免疫力や抵抗力の下がった人への影響としては、
以前にも話題にした医療器具関連感染など医療従事者の手を介して血管や膀胱などに細菌が侵入して感染症を発症することがあります。

また、これらの感染症により患者は、原疾患の他に治療が追加するため治療費もかかりますし、入院期間も延長されるなど悪循環となります。

患者に限らず私たちへの影響もあります。職員間での流行感染症(インフル・ノロ・コロナ)などにより突発的なおやすみとなり、マンパワー不足にもなりかねません。

手指衛生の使い分け

・流水と石鹸による手洗い
目に見える汚れや明らかに汚れている場合は、30秒以上の手洗いが必要

・手指消毒剤による手指衛生
汚れはないが、処置や環境に触れた後には1〜2プッシュを手に取り15秒以上すり込むことが重要です。

🙆‍♂️ここで一つポイントですが、消毒薬が乾き切らず手を振って乾かしてりしているのをよくみますが、これは十分すり込んでいない証拠ですので、必ず乾き切るまで刷り込みましょう!

手指衛生による手指のウイルスや細菌の減少率は?

結果からいうと手指消毒剤での手指衛生の方が除菌率は高いです!およそ99%除菌できます。
手洗いも先ほど言ったように30秒以上時間をかけて実施することで十分細菌やウイルスを除去できますが、みなさんの手洗いは30秒以上できているでしょうか?
私もそうですが、10秒くらいでチャチャっと終わっていませんか?

時間をかけて手洗いすることや手指消毒剤をしっかりすり込むことがとても重要です!

これらのことを改めて見直し、手指を清潔に保ちより清潔なケアを心がけていただければと思います。

本日はここまでとします。
それでは、おやすMittsu💤

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