お盆休み
お盆中、母方の祖母の家に行く為、両親とわたしと双子の子供2人、合わせて5人で父の車で出かけた。
祖母の家へは、片道1時間20分くらいかかる。山の中にあって、エアコンもなく、夏場はアウトドアな感じが味わえる。
近くにはコンビニやスーパーもない。
唯一あるのはキャンプ場。
たわいもない話をしながらのドライブになった。
父「あそこの前田肉店のコロッケうまいんだよー」
渚「へーそうなんだ。今度買ってみようかな、お腹すいたなぁ」
母「妹がお寿司買ってきてくれるよ。
だから買ってくものは、あげものと花だね」
渚「スーパーじゃなくて、道の駅に行こうよ。炭火焼きの鮎が売ってるよー食べたい。」
今回は、私の提案で道の駅で買い物してから祖母の家に向かうことになった。
道の駅で、それぞれ思い思い探索して車に戻る。
父「でぶちんさん(母)遅いなぁー
どこまで行っちゃったんだろ」
1番最後に母が戻ってきた。
父「遅いよー、なにやってんだよ。
昼飯遅くなるだろー」
母「うるさいなぁ。あんたはまた余計なもの買ったんでしょ」
父「コロッケとメンチ」
私「お母さん、あげものって言ってたもんね」
母「揚げ物じゃなくて、仏壇にあげるものだよ。ほんっと、親子揃ってバカなんだから」
まさかのあげもの違い。
道中の会話の流れだと揚げ物だったじゃん!
まぁ私も父もわかっていたけど、わざと母にそう言った。
父「あげもの言うから買ってきたんだ。
余計なものじゃない!」
母「まったく」
双子の娘「笑」
わたしは両親とのこんなやりとりが好きだ。
父とわたしは思考が似ているからボケて、お母さんがツッコミをいれてくれる。
夫婦って、こうやってバランスとれた会話ができると、きっと毎日楽しいんだろうなぁと思う。
父が、母をからかいすぎてケンカに発展することがあって、幼い頃は子供ながらにヒヤヒヤしたが、今ではそれも面白いと思ってみている。
きっとわたしの理想は両親のような夫婦なのだろう。
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