dandelion~ライオンの侵入を防ぐ森。

画像1 飛ばしたね~。シゴトを終えたお姿もエレガントです♪ タンポポというと、わりあい外来種が多いようですが、明治神宮には、日本固有種のカントウタンポポが生息しているのだそう。他の種が飛んでこないのは、神宮本殿を囲む鎮守の森のおかげ。4年程前に『明治神宮 不思議の森…』(NHK)という番組を見て初めて知ったのですが、あの森は壮大な実験によって植林されたものだったのですね!
画像2 「一切人の手を加えず放置したらどうなる?」この計画は、ちょうど東京駅の建設が始まった頃、海外で林学を修めた本多静六博士らがスタートさせたもの。150年後を目処に…というのですから驚きです。しかし結果は予想を超えました!
画像3 なんと計画より50年も早く、理想とした状態(生態系の循環)が整ったのだそう。加え専門家もビックリな現象が数々。○絶滅危惧種がいくつも再生 ○都会のど真ん中でオオタカが子孫を残す ○珍種のダンゴムシ現る!などなど。 曰く、このダンゴムシは都内でも一般的な土壌では確認されたことのないもので「皇居などの上等な森にしかいない…」日本古来種なのだそう。
画像4 そしてこの度、知ったこと。たんぽぽの英語名ダンディライオンの由来です。仏語〈ダン=ド=リオン〉は〈ライオンの歯〉の意。ギザギザした葉がライオンの牙を連想させることからそう名づけられたのだそう。百獣の王と道端の花。どちらも強いですね♪

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