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【陰の実力者になりたくて!】ナイツ・オブ・ラウンズまとめ

はじめに

書籍版はけっこう読み返したけど、ほかは全然なので、漏れがあるかも。

ナイツ・オブ・ラウンズとは

ディアボロス教団の最高幹部。全部で12人。
席次が若いほど教団内で大きな発言力を有する。
見てると数字の若さ関係ない気がしてきた。

第?席 ロキ

第?席 ロキ。
本編で少しだけ登場。シャドウガーデンの首魁であるシャドウとすれ違ったがお互い相手の正体に気が付かなかった。

考察
複数のラウンズによる共同計画『陰を狩る顎』を指揮する立場にあるらしく、席次はかなり高いと思われる。

第?席 ヘル

第?席 ヘル。
ソシャゲで名前だけ登場。

考察
名前の元ネタから女性かもしれない。これは教団ではかなり珍しい。

第?席 ヨルムンガンド

第?席 ヨルムンガンド。
ソシャゲで名前だけ登場。

第五席 フェンリル

第五席 フェンリル(少年形態)

第五席 フェンリル。
教団設立からの最古参。魔人ディアボロスの時代から「ミドガルの悪鬼」として名が知られていた剣士。

教団内での立ち位置
ミドガル王国を担当。
派閥を率い、長きに亘ってミドガル王国の裏社会を牛耳ってきた。
ミドガル魔剣士学園の地下遺跡に潜み、そこに封印されているディアボロスの右腕の管理を任されている。

本編での活躍
5巻で登場。
3巻で教団が計画した偽札による信用崩壊計画は彼の主導だったことが明らかになった。
計画失敗による教団の損失は大きく、フェンリル派の権勢はラウンズ最下位まで落ちたとのこと。
追い詰められたフェンリルは、ディアボロスの右腕の封印を解くために学園全体を巻き込んだ『首輪爆弾イベント』を開催。
目標達成までもう少しというところで乱入してきたシャドウと対峙、自身の最高の技である『空蝉の血牙』を見舞うが破られたあげく、ラーニングされた自身の技『空蝉の亜斗美吊苦(あとみっく)』で切り刻まれる。
最期は頭部だけの状態になり、シャドウの「そこが頂だと思ったとき、人は歩みを止める」という言葉を聞いて、"剣の頂"を自称してきた自身のこれまでの生涯を悔やみながら死亡した。

強さ
魔剣『血牙』を振るう。
魔力による残像で相手を惑わせながら斬りつける奥義『空蝉』と、それを9つ同時に放つ『空蝉の血牙』を使ったが、シャドウには傷一つつけられなかった。

配下
ゼノン
『大狼』月丹
『暗黒微笑』のジャン
『闇蜘蛛』
『細柳』
アイザック

考察
自らを剣の頂と称していたので、教団にはフェンリル以上の剣士はいないのかもしれない。
剣の形状を変えられるのが血牙の能力だと思う。シャドウガーデンなら誰でもできることだけど。

シャドウガーデンと活動拠点が丸かぶりするという、かなり不幸な人。
よりによって拠点の真上ではシャドウが学園生活を謳歌していた。

第九席 モードレッド

第九席『人超の魔剣』モードレッド卿

第九席『人超の魔剣』モードレッド卿。

教団内での立ち位置
オリアナ王国を担当。

本編での活躍
配下であるドエムを使いオリアナ王国の乗っ取りをもくろむ。
計画が失敗した際には、自ら舞台に降り立ち『黒キ薔薇』を開放、第四魔界の王『ラグナロク』を呼び出し、オリアナ王国を滅ぼそうとした。
対峙したベータとイプシロンに手も足も出ず敗北、追い詰められた末にラグナロクと融合を果たすが、直後にシャドウのアイ・アム・アトミックを受けて死亡した。
首だけとなった死体はその後、異世界で悲惨な使われ方をする。

悲惨すぎる末路

強さ
不可視の刀身をもつ『魔剣インビジブル』による斬撃をおこなう。
ベータからは手品呼ばわりされた。

書籍版ではベータとイプシロンに遠く及ばなかったが、Web連載版ではイプシロンに勝利している。

配下
ドエム・ケツハット
『疾風』のクアドイ

考察
人海戦術とはいえ、配下のクアドイはナンバーズに匹敵する559番を殺す寸前まで追い詰めた実力者。
本人はパッとしなかったが、派閥に実力者を集める人事力は評価できる。
アニメ1期の最終回にちょっとだけ登場。2期ではラスボスを務めた。
漫画版だけ髪型が違う。

他のラウンズも円卓の騎士由来のネーミングになるのかと思ったら全然そんなことなかった。

第十席 ペトス

第十席 ペトス

第十席 ペトス。

教団内での立ち位置
ラウンズとなってから2年しか経っておらず、最も新参。

本編での活躍
物語の2年前に前の第十席がシャドウによって殺されたため、その後釜に座る。
ゼータの両親と弟を殺害し、彼女がシャドウ・ガーデンに入るきっかけを作った。
本人も金豹族(ゼータの一族)を全滅させてサンプルを入手したことがラウンズ昇格のきっかけになった。
今でもゼータに執着を見せる。

考察
席次がはるか上のフェンリルより雫の供給が優先されている。政治力は相当高そう。
フェンリル相手の会話では確かな実力者感があった。

第十一席 ネルソン

第十一席「強欲」のネルソン

第十一席「強欲」のネルソン。

教団内での立ち位置
表向きは聖地リンドブルムで聖職者を演じている。
裏では聖域の管理、及びそこに封印されているディアボロスの左腕の研究を担当。
研究者であり、封印されたディアボロスの細胞からディアボロスの雫を生み出した。
雫を生み出したのは前11席で、ネルソンはその後釜だと判明。
教団設立からの最古参。
前11席、ロード・ラワガスと交代する形でラウンズ入り。

本編での活躍
査察が入るほどに黒い噂が広まっていた表向きの上司である大司教ドレイクを始末。
自身が大司教代理として査察の対応をおこなう。
女神の試練の観戦中に乱入してきたシャドウガーデンと対峙。
アルファ達に聖域に連れて行かれ、教団の内部事情をペラペラ喋る。
アルファには見逃されたが、もう一人の侵入者であるシャドウに挑む。
最期は聖域の魔力阻害を無効化したシャドウによる『アイ・アム・オールレンジアトミック』によって、管理していた聖域ごと蒸発した。

強さ
本人の戦闘能力は低いが、自身のテリトリーである聖域の機能を悪用することで以下の能力を発揮でき、ほぼ無敵の存在になれる。
・相手の魔力阻害
・自軍の強化&コピー
・英雄オリヴィエの召喚
現状シャドウに重傷を負わせた唯一のラウンズ。

配下
大司教ドレイク
『処刑人』ヴェノム

考察
やたらハゲであることを強調される人。
教団設立当時はフサフサだったがストレスでハゲた。
最古参で、ディアボロスの雫を完成させるという教団の根幹をなす偉業をなしとげた人物のはずなのに、席次があまりにも低い。
雫を生み出したものの、それ以降はパッとしない一発屋であったことがなんとなく伺い知れる。
雫を生み出したのは前11席で、ネルソンはその後釜だと判明。
研究以外の貢献手段がなく、いつラウンズの地位を失うかわからないプレッシャーに晒された結果ハゲてしまったのではないだろうか。
前任者が有能すぎたせいでハゲた説も浮上。

第十二席 空席

物語開始時点で空席。

考察
大きな手柄をあげればこの席につける状態っぽい。
実際にこの席を狙って作中で多くの教団幹部が行動を起こしている。

元ラウンズ&ラウンズになりそこなった人達

セルゲイ・ゴーマン

前10席。ベガルタ七武剣の1人。
前前10席を倒した実力を買われて教団に勧誘された。
2年前を描いた七陰列伝の第2部で活躍。
シャドウの「ライジング・アトミック」で宇宙まで吹き飛ばされて消滅した。
彼が遺した日記によって、シャドウガーデンは『雫』の存在を知った。

ヒカエ・オロー

前前10席。ベガルタ七武剣の1人。
セルゲイに倒された。

ゼノン・グリフィ先生

アレクシアの誘拐が成功すれば第十二席が決まっていた。

ルスラン・バーネット副学園長

元ラウンズ。病気にかかりラウンズの地位を失った。
アーティファクト『強欲の瞳』を手土産にラウンズに返り咲こうとしていた。

考察
雫を供給されて不老不死になっていたのに、病気になるものだろうか。
活動拠点を考えるとフェンリル派かな。

ドエム・ケツハット公爵

オリアナ王国の乗っ取りが成功すれば第十二席が決まっていた。

ロード・ラワガス

昔のナイツ・オブ・ラウンズで第11席。ネルソンの前任者にあたる。
学術都市ラワガスの初代学園長にしてマッドサイエンティスト。
カゲマスのシナリオ連動イベント「付章:Truth Seekers」で名前だけ登場。

『ディアボロスの雫』の開発者だが、教団への帰属意識は皆無。
雫の改良案も浮かんでいたが、飽きたので研究を中止して教団から失踪。(これにより教団が凄まじいパニックに陥ったことが示唆された)
その後は『第十二魔界の王 ニーズヘッグ』を捕獲して研究したりした。

最後は未知への探究心を抑えられず、別次元に跳び、以降の消息は不明。
その生き様はイータからは「シャドウと出会わなかった場合の自分」と同族意識を持たれた。

『ディアボロスの雫』について

魔人ディアボロスの細胞から1年に12滴だけ生成される秘薬。
ラウンズ各人に毎年1滴ずつ配布されている。
ラウンズの数が12席と決まっているのはこのアイテムが原因。
服用者は莫大な力と不老を得ることができる。
教団ではこれを得るために熾烈な派閥争いが繰り広げられている。
ディアボロス教団の根幹をなすシステム。

次第に生成できる量が減っていっていっており、今では1年の生産量は12滴を下回っているらしい。

雫は生み出されてから改良がほとんど為されておらず、概要を眺めたイータからは「不完全」「科学への冒涜」「わたしならもっとうまくやれる」と酷評された。

考察
教団の弱体化の原因にもなってしまっている。
これを安定して得るために、ラウンズ内で足の引っ張り合い、責任の押し付け合いが横行。協調性とは無縁の組織に成り下がった。
なにかあれば、真っ先に身内の裏切りを疑う土壌ができあがってしまっており、シャドウガーデンの暗躍に気づくのが遅れた。

原作6巻までの空席状況

1.
2.
3.
4.
5.フェンリル
6.
7.
8.
9.モードレッド
10.ペトス
11.ネルソン
12.空席

残り8席
雫の供給量減少の問題もあるから、新たに増えることはなさそう。


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