クロノマギア表紙

5分で分かるクロノマギアの勝ち方講座 ①基礎編

こんにちはりっくんです。

最近自分で書いた記事を見返してて一つ思うことがあって・・
正直、「長くね?」って思うんです。
クロノマギアって、あまりにも面白いんで、伝えたいことが次から次へと溢れてくるんですよね。どれだけコンパクトにまとめても、結構な分量になっちゃう。でも、それだと始めたばっかりでまだアツくなってない人には読んでもらえないかなあと思って。

というわけで、もっと短く、でもクロノマギアを楽しむためのエッセンスをしっかり伝えるシリーズをやってみようかな〜という感じでこの「5分」シリーズをはじめました。

さて、今回は「そもそも、クロノマギアってどうやったら勝てんの?」って話をします。この前置きだけで1分くらい使ってしまったので、超端折って行きます。ちなみに、今回は僕が以前noteで書いた「真・解説書」の短縮版です。

クロノマギアの「シュート・パス・ドリブル」

スポーツのサッカーにおける基本的な動作は、「シュート・パス・ドリブル」です。この基礎の基礎をマスターしていないのに、フォーメーションがどうだとか、センターバックとボランチの連携がどうだとか言っていてもマジで話になりません。そして、クロノマギアにもサッカーと同じく、「これをまず知っとかないと次に行けない」レベルの必須テクニックが3つ存在するので、覚えてください。

① 相手をなぐらない

クロノマギアでは、「殴って与えたダメージのぶん相手の行動MPが回復する」というシステムと「行動しなかった自分のクリーチャーから1MPをもらえる」というシステムがあり、これがクロノマギアの読み合いの要を握っています。
この2つのシステムを一言でまとめると、「殴らないことによって自分の状態を整え、相手の反撃も最小限に抑えることができる」ということになります。
例えば、戦争しているときに、自分の陣地の準備が整っていないのにもかかわらず攻め込んだら手痛い反撃を受けて自滅し、そのまま負けてしまったみたいな話が歴史で良くあります。それと同じで、自分の盤面の状態が整っていないのに、下手に攻め込んでしまっては負けてしまいます。
クロノマギアでも、「ちょっと有利っぽいけど、相手のライフを削りに行ったら途端に負ける場面」みたいのが大量に発生します。そういうときに、「あっこれ攻めずにMP貯めといた方がいいやつだ」と思えるかどうかが勝ち負けを分けます。

↑殴ってはいけない例。真ん中のクリーチャー「カミムスビ」は行動可能だが、相手のリーダーに攻撃してしまうと、少ししか相手の体力が削れないわりには、相手のMPが4も増えてしまい、手痛い反撃を食らってしまう。例えば・・

↑4MP違うだけで、出てくるクリーチャーは圧倒的にヤバくなる。相手の反撃を抑えることも大事なのである。

もちろん、それでも攻めなければ勝てないことは時々あるんですけど、それは応用編として、とりあえず最初のうちは、「なんかこっちのMPや盤面が心もとないな〜」と思ったら殴らないでおきましょう。

② 後出しをする

クロノマギアで大切なルールとして、ほかにも「攻撃したクリーチャーは原則反撃を受けない」というものと、「セット状態のクリーチャーには原則干渉できない」というものがあります。
この二つをまとめると、「自分がクリーチャーをセットした後に相手に後出しでセットされると、自分はそのセット状態のクリーチャーにさわれない上に、後から一方的に攻撃されて撃破されてしまう」ということになります。

↑例えば、自分(後攻)が最初のターンに「ヨトゥン」を伏せてしまうと、相手に後出しで対応できるカードを伏せられてしまい、結果的に「ミズカルズ」に一方的に撃破されてしまう。

超単純化すると、「後出し最強」というわけです。上手い人のプレイを見ていると、大体先行も後攻も1ターン目はパスから始まると思いますが、それは「相手より先に動いたら後出しされて負けてしまうから」なんです。
もちろん、この有利不利は「カードを強制サモンするスキル」やら何やらで色々変わってくるんですけど、それは応用なので、まず原則として「クリーチャーに対しては後出しをしよう」ということから始めてください。そして、基本1ターン目はパスしてください。

③ マギアスキルをちゃんと使う

この二つのクリーチャーと、そのクリーチャーが居ることで使用できるマギアスキルを見てください。その横に書いてある数字は、「そのクリーチャーが1ターンに出せるダメージの量」になります。

右のヤマタノオロチは、実はこのカード単体で「効果の8ダメージ+ヤマタノオロチの攻撃4ダメージ+ゼータのギア1『捨て身の一撃』の発動による4ダメージ」で、合計16ダメージが叩き出せるカードなんですね。裏を返せば、「それだけ不利でなければわざわざ使わなくていい」ということになります。つまり、ドラゴンソードと『捨て身の一撃』の8ダメージくらいで倒せるクリーチャーに対してヤマタノオロチを使ってしまうと、いきなり不利になります。

↑体力8の天空龍ウラノスを倒すのに、『捨て身の一撃』と合わせて8ダメージを出せるドラゴンソードを出すのは正解だが、『邪竜 ヤマタノオロチ』を出してしまうと、オーバーキルになってしまう。常に「マギアスキルを合わせたダメージ」で計算することが大切だ。

とにかくクロノマギアでは「効率」が大切になります。サッカーで相手陣地に攻め込むのに全員が全力ドリブルをしていたら、一瞬でスタミナが尽きて負けるのと同じで、クロノマギアでもマギアスキルに頼らずにクリーチャーのパワーだけでなんとかしようとすると一瞬でMPが尽きて負けます。「マギアスキル」というのはサッカーにおける「パス」のような役割を担うんです。長いゲームを戦い抜くための必須のスキルが「マギアスキル」です。まずは、「どうやったらマギアスキルを一番うまく使うことができるか」を考える癖をつけることが、勝利への近道です。

ちなみにサッカーに例えたついでに、リーダーごとに設定されている「3つのマギアスキル」の役割も、サッカーになぞらえてお話してこの記事を終わらせたいと思います。

スキルギア1=サッカーでの「繋ぐパス」のようなもの。いつも使えるように意識しよう。
スキルギア2=サッカーでの「相手の陣地に深く入り込む縦パス」や「ディフェンダーを抜き去るドリブル突破」のようなもの。有利不利を逆転する。仕掛け時を間違えると逆に不利になる。
スキルギア3=サッカーでの「シュート」のようなもの。ちゃんと布陣を整えてからシュートを打たないと、得点には繋がらない(①の相手を殴らない、とつながります。)

なんだかサッカーの話をしているんだかクロノマギアの話をしているんだかわからなくなってきたので、この辺で記事はおしまいにしたいと思います。
要するに、「クリーチャーを後出しして、下手に殴らず整えて、マギアスキルをちゃんと使って一番効率よく相手のクリーチャーを除去して、整ったら相手の顔面にシュートを打ち込め」って話です。もし詳しく知りたかったら、僕の他のノートとか上手い人の動画をみてみるといいと思います。

それでは、良いクロノマギアライフを。