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私はあなたよりちょっと長く生きているだけ

最近この言葉を7歳の娘によく話す。
特に何かを決める際や考える際に使うことが多い。
というのも自分で考えて、自分で決断してほしいなと思うことが多いから。

正直、私が決めたほうが早い時もある。
どの服を着るか、何を食べるか、どの習い事をするか。

「今日はちょっと寒いから、裏起毛の服がいいんじゃない?」
「これには苦手な野菜入ってるし、こっちのほうが食べれるかもよ」
「絵をかくの上手だから、絵画教室にいきなよ!」

ママどうすればいい?と聞かれたら、よく上記のように答えていたような気がする。でもそれって、私が決めていないかしら・・・と思うようになった。

娘は失敗が怖い。失敗して笑われたり、怒られたりしないかなぁとよく言う。だから聞いてくるのかな?とも思う。

なので最近は「娘ちゃんはどう思うの?」とまず聞いてみる。
一旦考えてみてほしいから。

いうて私も経験値があまりない。
娘に聞かれても「ただ私が長く生きているから、経験値からしか語れない」から。しかも私の主観が入りまくって伝えるため、それで本当にあってるのか私もよくわからなくなってくる。

親として選択肢を見せたり、決断する過程のサポート(例えば利点・欠点を一緒に考えるなど)はできるだけしたいと考えてはいるものの、自分で決めた!という体験をしてほしいなと考えています。

それは学校選びにも通じるかなと思っていて、さすがに保育園は親の加点や地域の評価軸で決まってしまうので私が選びましたが、小学校は一応5歳の時に話しました。いや!わかってないやろ!と言われれば、たぶんわかってないです(笑)それで決断いうな~言われるかもですが、娘にとっては決断。保育園のお友達と同じ小学校に行きたいと言いましたし、本人も覚えてます。今の小学校には保育園のお友達がたくさんいて嬉しい!と言ってくれると私もほっと一安心。

新学期で登校に疲れて、お休みしつつも通っている娘。
「小学校がいやだったら別の学校もありよ~?」としつこく話す私に、「学校を休むのは学校や先生、お友達が嫌いなわけではないんだ。いまの学校は大好きで別のところは行きたくない。ただ緊張して疲れちゃうんだ」

と言っていたので、ほっとしました。
「ママはあなたより何年も先に生きてるだけだから、あまり詳しくない。でも一緒に考えよう!」のスタンスは、子供が相手してくれるまでは続けようかな。


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