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事業部内でデジタルツールの活用を推し進めたい男の話

はじめまして。
私は北海道で某小売業で何でも屋さんなことをしている人です。
一昨年異動により初の本社勤務となったことがキッカケで
様々なデジタルツールを独学で触れる機会が増えました。ありがとう会社。

そんな人の、職場環境・そこで働く人たちの話と
今後どうしていきたいのかなー?って自分の中での
整理記事をここに記そうと思います。(自分を戒めるために)


職場環境のモヤモヤ話

「2023年にもなってなんだこのアナログな世界は!」
本社勤務になってまず思ったことです。
FAX多用、書類は何でもかんでも紙媒体…
ここ本当に大手企業か…?大手だから逆に昔ながらな感じなのか…?

このままでは自分の作業も煩雑化してしまう…

ならば自分から率先してデジタルツールを駆使してパフォーマンスをすればいいんだ!
いわゆる、デジタルトランスフォーメーション推進だ!(以下:DX)
こんな気持から私が様々なデジタルツールに積極的に触ることが始まりました。

職場環境と私を紹介

私が所属しているのはとある小型店舗小売事業部の
「システム・後方グループ」というところ。
メンバーは社員5名、パートさん2名です。
デジタルツールを活用していくには理解者が必要です。
ですので今回の記事において重要人物だけ軽く紹介します。

まずは事業部長 兼 グループMGRのAさん(上司)
私のデジタル面のスキルを評価して下さっているお一人。
今回、デジタルツールの講習会に参加することを提案してくださったのもこの方。
仕事中にグミを食べるグミ仲間でもあります。

次にBさん(上司)
私もHさんも以前は小型小売店の店長をしていました。
その際からお世話になり仕事スキルなど非常に尊敬している方です。
デジタルツールへの耐性が強い方で、専門外なのに話がスゥっと通じます。
感謝。

と尊敬できる方に囲まれて仕事ていますが、逆に自分ってどう思われているんだ…?
聞いてみました。
「新しい業務に積極的にチャレンジしようとしてる人」
「新しいもの好き」
「アイデア豊富」
「部署のデジタルシフトリーダー」
「プライベートは家でじっとしてられない」
なんか照れくさい感じのが多いですが、結構言い当てられている感じがします。
新しいものを好奇心でどんどん触れていくのが好きで、
先に述べた通り本社勤務となってから様々なデジタルツールを独学で触れる機会が増えました。
そんな、好奇心旺盛な人に転機?が訪れます。

Power Automateとの出会いで動き始める私のDX

私の所属事業部は全部で50店舗ほど実店舗があります。
私が異動してきた頃は、某ウイルスが猛威を振るっていたとき。
当然店舗従業員でも大量に感染者が発生していました。

欠勤時の体調報告は必須となっており、電話報告のみで運用していました。
1店舗当たり20名ほどの従業員がおり、欠勤者が増えるたびに報告数は増大の一途…。とても電話では捌ききれなくなっていました。
そこで上司のUさんから
「報告をスマホとかでネット上だけで完結できないか?」と相談を受けました。
私は全くの無知識でしたが独学で調べていきついたのは
Microsoft Power Automateでした。

独学で作成した「体調報告Web化ツール」

このツールは何をしているかをザックリ説明すると…
Microsoft Forms上で体調報告を回答してもらう

回答結果から、その人の所属店舗の店長メールアドレスを抽出

同一人物からの体調報告が前日にある場合はそれを本文中に引用したうえでメール送信 ということをしています。
これが思っていた以上に効果を発揮し体調報告のための電話のやり取りは1十分の一程度になりました。
さらに、AさんやBさんからも「こういった改善はできないか?」と
ご意見を頂き体調報告ツールはどんどん進化していきました。

部内の意識が変わり始めたとき

やはり効果があると周りからのデジタルツールへの見え方も変わる様で
「ウェブ上で●●ってできない?」「●●を使って効率化できない?」
といった相談をよく受けるようになりました。
いままでFAXのやり取りで行っていた月末の報告などは全てデジタルツールを使うことで大幅なペーパーレス化・時短化実現など
事業部内にDXの風が吹き始める結果となったのです。ニンマリ


周りの人たちを巻き込むのはとても大事ってコト

デジタルツールの知識は日々身に着けていっているつもりですが
何よりも気づきが大きかったのは
DXって自分一人だけじゃ難しいってコトです。

先にも述べましたが、デジタルツールを活用していくには理解者が必要です。
偉い人は「DX推進だ!」と言葉では言うけれど、言葉だけじゃ進まないですよねこういうのって。
実際に色んな人を巻き込んで良さを分かってもらわないと。
どれだけ多くの周りの人たちを巻き込むかでDXを進めていく速度は大きく変わると身をもって実感しています。

今回参加しているデジタルツールの講習会についても
あえて、声を大にして色んな人に「参加してます」と宣言しています。
そうすることで
「あの人にデジタルツールのことは相談してみればいいかも」と
思ってもらえれば、小さなことからDXが進んでいくんじゃないかなと考えています。
これから私自身も含めて弊事業部・弊社のDXがどう進んでいくのかワクワクしています。




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