20数年間大事にしてたその瓶

中は見ないようにしてた

少しだけのぞいたこともある

ほとんどか空なのは薄々気づいてた

でも怖くて見ないようにしてた

最近開けて見てしまった時

ほとんど入ってないことに気づいて絶望した

詰まっているようで詰めてなかった自分

この世の終わりだと思った

何もできないと諦めた

でも瓶の中身を分けてくれる人たちがいることに気づけた

瓶に詰めれるものを自分が持ってることにも気づけた

あまり入ってないならこれからいっぱいに満たせばいい

入れる量に限りはあるけど

何を入れようか

喜びも悲しみもバランスよく詰め込んで

僕だけの瓶にしよう