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支援級にいる長女と通常級の子の交流

学校の中での通常級と支援級の交流については、学校や自治体によっても差がある印象だ。

長女の学校について言えば、かなり本人や保護者の意向に委ねられているように感じた。

学校によっては、交流級で授業を受ける時間をとることが必須になっているところもあるようだ。

今回書きたいのは、学校での話ではなく、放課後など学校外での交流についてだ。

長女は一年生の頃から、一緒に登校するすぐ近所の友達がいて、毎朝その子と学校に行っている。通常級に通う、同じ学年の子だ。

お母さんにも長女の発達の遅れについては伝えており、お友達もある程度理解してくれていると思う。

朝必ず会うことから、その子と放課後遊ぶことが自然と多くなった。

長女も誘いやすく、その子も嫌々ではなく応じてくれてることが多いからのようである。

というのも、家に連れてくることもあるがその様子がとても自然で、2人とも楽しそうだったのである。

そして、その子と一緒に夏祭りに行き、他にも遊んだことのある友達を教えてもらった。

お母さんにも挨拶をし、連絡先を教えてもらい、家を行き来して遊ぶ仲になった。

ただ、支援級にいることが多い長女は、自分で遊ぶ約束を取り付けてくることが難しい。

というのも、登下校でたまたま出会わない限り、わざわざ違うクラスに行って約束してくるなんてことはできない。(しても良いと思うが、長女はそこまで積極的ではない。)

これが支援級に転籍して唯一残念だったことだ。

登校を共にする友達は良いが、そうでない子については私が連絡をとるなどするしかなく、子ども同士の関わりに介入しなければならない状況だ。

私が仕事に復帰したら自分で家にピンポンして誘いに行くんだよ!なんて言っているが、どうなることやら。

長女の遊びたい気持ちと、友達の気持ちが合っていれば良いが、そうでなくなったときは私の介入がプレッシャーになるかもしれない。

きっかけをつくり、背中を押すことはできるが、あとの交流が広がるかどうかは子どもたち次第だろう。

今後友達付き合いがどうなっていくのかな、なんて不安に思うこともあるが、その場その場で出会う人と繋がりがもてれば良いのかなとも思うのである。

人付き合いにはそんな身軽さをもっていてほしいと願っている。







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