続きとして

まぁ結局のところ結ばれることも無く時が過ぎてくだけだった。

1番の壁は親だった。
僕には2つ年の離れた兄貴が居る。
親は女の子が欲しかったみたいだが、兄貴が産まれてきたので、少々ガッカリしたみたいだけど、産まれてきてくれたってだけで嬉しかったみたい。
そんで2番目が俺であって念願の女の子として俺は産まれ散々可愛がってもらった記憶はある。

でも小学校1年から何かおかしいって思ってて、スカートも履きたくない、女の子らしい遊びは嫌いだと言ってきたのに親はまだ小さいから的な感じで流してた。

でも3年生になった頃、こんな身体で生きてくなら死んでやるって男になれないなら死ぬって泣きながら話したのを覚えてる。
パソコンのゲームに買ったら男にしてくれとか。
だいぶ困ってたけど笑
直接話した日に親が泣きながらなんでそうなったんだてきな事を言っててそこからは感情を出さないようにする癖?みたいなのがついた。

男になりたいけど、もう言えないなんて思った9.10歳のお話。

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