ボドゲ 1月…と12月漏れを少し

Mine Out(新版)

2008年発売…のリメイク版。一部ルールに変更あり(らしい、旧版は未経験)。アクションポイント+プロットゲームでアクションポイントの消費の仕方=移動力だから各々の戦法がおのずと決まってくる…というゲームにタイトルの通り掘りつくし(Mine out)が発生する。要はバーストなのだがバーストを引き起こした人関係なくその時点で一番該当の資源を持っていた人以外に点数が入るという仕組み。メインの勝利点の入手方法であり、蓄える事への対策(どちらかというと蓄える側のリスクかな)である。つまりプロットでハメたりハメられたりするのだけれど、アクションポイントの消費が≒移動距離だからやりたい事はなんとなくわかる。良い塩梅のゲームである。そして行動順=アクションポイントの残りが多い順なので時には効率的に動かない事も必要になってくる。
相手手持ちを穴があくまで見つめるそんなゲームであった。

クジラオルカ

 四隅の数字の合計の最小と最大を予測し、そこに出現するクジラとシャチ(オルカ)を見つけるゲーム。オインクのゲーム最近そんなにやってないけれども当たりだなと思った。ルール聞いた第一印象より実際の確率で被りや近しい値が出やすい…はず。

El Grande

 新版殴り合い第二弾。これも2014のリメイクというか豪華版。そしてインタラクション濃いめでもこっちはエリアマジョリティ。こっちはランダムに制定される5つ(正確には1つ固定4つランダム)のアクションを競り、駒を送り、決算!1つ1つ非常にシンプルな要素で今遊んでも十二分に面白いタイプ。シンプル過ぎるが故に相手次第感は否めないがこの祈る感じこそボドゲならではという気もする。
今回の新版の巨大ボードでイベリア半島が広がる感じとか塔からじゃらじゃら駒が出てくるとか結構そういうプレイ体験に一役買っていると思う。

沈黙の艦長

 カウントから聖徳太子まで。1分間で艦長(親)以外の怒涛の報告を聞いて敵が居なさそうなところに退避して沢山いそうなところに主砲をぶち込む。シンプルなルールで想像の2倍楽しい。報告は当たり前だけど聞き取りやすいようなフォーマットだったんだなとか変なカードがあったりとか。ルール自体はアイデア一発って感じだけど世に出る形になるにはテーマと言う器がかなり重要だったんじゃないかなと。

ブラックフライデー

 株を買ってその儲けで金を買うゲーム。色々とややこしいルールがあるけれど、基本は株は値段が大きく上がって大きく下がる山なりのチャートなのだが表がぼんやりとしている&運の要素が絡むので掴みどころが無い、というかX金で買ってY金で売る予定みたいな綿密な計画を立てられそうにないのが良い所。

Quest

 名作正体隠匿「レジスタンスアヴァロン」のリメイク。主な変更点はクエストへの投票廃止、最後のどんでん返しの変更、親が席順→前の親の指名性、時間に応じて一方行で陣営を知れるアミュレットの存在。無駄に潜む必要性が薄いバチバチの投票タイムと一部情報からの根拠のある推論寄りの議論になっている。現代的には勝っても負けても納得感が増しているようになっているし、それ故役職のバリエーション追加方向にも誘導しやすいようになっているかと。考えても仕方ない事と考えうる情報がわりとはっきりしているってのは良い事(派)
ディレクターズカット版というバージョンもあって結構回数まわして楽しめそう。

リベルタリア:ゲイルクレストの風

 1~40のカードを出していくバッティングゲーム。と言っても全てを使用するわけでは無く共通の数枚使用、1&2ラウンド後に追加って感じ。ちゃんと良いバッティングしている(ハゲタカでいいやとならない程よい複雑さ)
上にタイル、カードがしっかりしているのに定価割れしてるのは正直勿体ない。

コーヒートレーダーズ

 金をかけて畑を開墾する…うん。畑に耕作人を派遣する…うん。まぁ自分の畑だからってあなたのコーヒー豆の収入には関係ないんだけどね…ハァ?なゲーム。振り返れば王道リソースマネジメントだった気がするが、プレイ中は苦しくて変わったゲームだなぁって感じだった。面白かったしコンポーネントが良すぎたし良いゲームだったのは間違いない。

FTW?!

 所謂大富豪的にカードを出していくのだが誰かの手札が1枚になった時に
終了、1枚の人は残りの数字が勝利点、2枚以上の人は(最大の数字-他の数字の合計)勝利点。他にもちょっとだけルールはあるがリスクとリターンがやってて気持ちいい。4人でもやってみたい。

ニゴイチ

 2×人数+1つのワードでプレイヤーはそれぞれ与えられたワードの組み合わせから連想して、消去法で残り1つを当てろ!なワードゲーム。
コードネームに連想も推測も似たような感じ。コードネームの4つ当てた!みたいな最大値とチーム戦の面白さは無い物の、クソ長ダウンタイムと、コードネーム特有のグレーな物を出されて引っ込むに引っ込められない微妙な感じが差し引いてお釣りがあるくらい良ゲーになってると感じる。1回1回が短く済むのも◎体験が濃い。

スペースバッカニア

https://www.kickstarter.com/projects/tenugusutan/space-buccaneer

 デッキ構築&多人数サバイバル。前半の構築パートはほぼ通常のデッキ構築と変わらないが、強奪と言う変わり種特殊アクションがついてるのが特徴で、相手の山札の一番上を奪う事が出来る。奪ったカードは捨て札に置くことも亜空間という構築パートでは使わない場所に置くことが可能。初期デッキのカードは当然弱く、多いので相手のデッキを圧縮させるだけかと思いきや、弱いカードは亜空間送りにすればいい&初期デッキのカードは後半の多人数戦パートでそのまま体力になる。お互い圧縮しつつ強いデッキをワイワイ言いながら牽制するのが初心者から上級者まで楽しめる良いゲームになっていると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?