ティアラ環境と【セフィラ】(マスターデュエル)

個人的に対ティアラ環境でどこまでやれるかというのを楽しみにしていたのと、「ティアラクソ過ぎ」「ランクマ行っても対面8割ティアラ」「ティアラとティアラメタのふわん・エクソしか生きていけない」みたいな声が気になって初めてダイヤ帯の戦績を記録してみたので備忘録として駄文を残す

デッキ

タイトルの通り使用デッキは【セフィラ】
・ティアラ実装まで
今まで魔術師混合使ったことがなかったので今シーズンは練習がてら採用、感触はよかったように思う
・ティアラ実装後
実装時に確かP3辺り
【ティアラ】対策に《カラクリ蝦蟇 四六弐四》、《カラクリ大権現 無零武》、《虹光の宣告者》を採用
これで厳しかったら《拮抗勝負》入れたり音響戦士に寄せてデッキ薄くしてやろうかなどと考えていたもののそのまま一切手を加えることなくD1まで到達

今見ると1枚だけ残ってる《増殖するG》が気持ち悪い気もするが助けられたことも多い

《カラクリ大権現 無零武》から《虹光の宣告者》の部分については丸パクリ(youtubeで毎シーズンセフィラ動画上げてくれている方の動画より)
頭の中では《幻竜星-チョウホウ》、《アークネメシス・プロートス》で蓋する方向で考えていたが《幻獣機アウローラドン》さえ成立すれば《カラクリ大権現 無零武》、《虹光の宣告者》、《竜星の九支》が確定というシンプルさに惹かれこちらへ
シンプル=妨害を受けながらでも十分な盤面を築きやすいということだが、死ぬ気でラドンを通すというのが大変【セフィラ】らしい
上記に加えて《魔導獣 キングジャッカル》、《創聖魔導王 エンディミオン》、《フルール・ド・バロネス》、《セフィラの神撃》などを添えられるのが理想

戦績

感想としては「(ハリいなくなってから)今までで一番戦いやすいんじゃないの」というもの
【ティアラ】一強ではあるがそのおかげで他デッキのメタがそちらに寄っている
具体的には《次元の裂け目》、《ディメンション・アトラクター》、《D.D.クロウ》、《ソウルドレイン》etc.
結果その他の妨害、捲り札に割く枠が減少
こちらが先攻の場合に求められる妨害の枚数、後攻の場合に貫通するために必要な手数も減少

所謂先攻制圧のアレも無効、コレも無効、コッチは除去みたいな盤面にならず、後攻からでも割と返していける(対【ティアラ】除く)

Pデッキであるため普段であればフリチェ破壊だけでも厳しいがそんなものは飛んでこない、スプライト環境で採用されていた《幽鬼うさぎ》もいない

《原子生命体ニビル》を無視できるのも大きい(1度だけ当たったが相手も返しきれず勝利)

《増殖するG》に対して《竜星の九支》で止まれるのが【セフィラ】の強みとも言われるが、これが《ディメンション・アトラクター》に対しても言える
対《増殖するG》と違い《サーヴァント・オブ・エンディミオン》、《調弦の魔術師》が絡めばさらに1妨害追加できる
《ディメンション・アトラクター》を投げてくるようなデッキ相手だとこれで十分次のターンを迎えられる目算が立つ

《剣神官ムドラ》、《宿神像ケルドウ》含めて《覇王眷竜ダークヴルム》、《亡龍の戦慄-デストルドー》が使いにくい環境であるが抜くまでは至らなかった

常に《古尖兵ケルベク》の存在がチラつくのが問題で、幸い対処できる時しか飛んでこなかったが対処できない時に来られると崩壊する

対【ティアラ】

どのデッキに対してもだが先攻さえ取れれば勝てる
《灰流うらら》不採用なのもありがたい

よく言われる後攻0ターン展開だが「増G通されたら負ける」程度の話であり
対【ティアラ】先攻で負けた3試合は増G・手札事故・後攻0ターン展開(順不同)

《カラクリ大権現 無零武》、《虹光の宣告者》、《竜星の九支》がよく刺さり返されかけたのは《超融合》をもらった1回のみ
運よく他の妨害も立っていたため抑えきれた

後攻はどうしようもなくキツい、けどそれが普通
1枚しか入ってない《増殖するG》だが割と投げれた気がする
前後で妨害があり、戦闘補助があり、こちらのターンでガンガン展開するものだから相手がよほどの下振れで、こちら上振れでもなければ返せない

とは言いながら落とした対【ティアラ】後攻のうち1つは計算ミスからのリーサル逃し(手数は足りていた)、もう1つはきちんと回せば盤面返して2妨害構えられる状態でのタイムアウトなため「絶対無理、理不尽、つまらん」とまではいかない
手数で押してる関係上、対話してる感もある

《エルシャドール・ミドラーシュ》が立つと無理、ミラー意識で《深淵に潜む者》を優先したりするのでそこにワンチャンスが生まれる

《ティアラメンツ・キトカロス》、《壱世壊に澄み渡る残響》に《源竜星-ボウテンコウ》、《竜星の九支》からほんのり親近感がわかないこともない

対【ふわん】

気持ちの上ではそんな楽できた気もしないけど結果を見れば完勝

典型的な【ティアラ】メタってくれたおかげでこちらの展開を通しやすい相手
《ふわんだりぃずと謎の地図》制限のおかげで初動にも苦労してそうな印象を受けた

《ふわんだりぃず×えんぺん》をどうする問題が今までは《邪竜星-ガイザー》、《DDD赦俿王デス・マキナ》(と現在は抜いている《セフィラの星戦》)任せであったのが魔術師を混ぜたことでP召喚からの《フルール・ド・バロネス》と増えた
《ディメンション・アトラクター》を投げられると前者2枚が十分に機能しなくなるので別手段として重宝した

対【エクソシスター】

1敗はどうしようもない手札事故
相手の手札誘発がどうこう以前に全く動けないやつ

【ふわん】ともども大量の妨害を立てなくても抑えられる相手
【ティアラ】に次いで多いのがこの二者のためますます上記のラドン展開、《ディメンション・アトラクター》に対する妥協展開への信用が上がる

後攻引かなかったので単純に運がよかった
フリチェ除外ポンポンされると流石にキツい

対その他

サンプル数が少ないのでなんともだが【ティアラ】メタに振った分こちらへの刺さりが悪かったというのが大きく言えるかなと
妨害の頼りが《次元の裂け目》だったり、《ソウルドレイン》なんかをそこに重ねて引いて展開が十分にできなかったり、破壊しない無効を優先して立てたり

最後に

間違いなくティアラ環境ではあるがそこまで【ティアラ】塗れでもないかなと言うのが素直な感想
D5は好きに潜れると言われるとしてもD4以上で対【ティアラ】は5割を切る


【ティアラ】自身が自然と墓地利用をメタれるうえに【ティアラ】をメタるために他デッキも墓地利用をメタってくるためどんなデッキでもとはいかないが、冒頭の「ランクマ行っても対面8割ティアラ」「ティアラとティアラメタのふわん・エクソしか生きていけない」というのは流石に言い過ぎかな

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