見出し画像

旅館・ホテル業界への最終警告

「改悪旅館業法」が臨時国会に提出される前に、もう一度だけ「マスクに対する最も正しい解説」を述べておきます。いわば最終警告です。

「(マスクの科学的有効性はさておき)当店・当社では、ノーマスクを怖がるお客様もいらっしゃるため、安心・安全のためにマスク着用をお願いします」

というのが、最も代表的な「言い訳」だと思います。
はっきり言って「屁理屈」「詭弁」です。
どれほど言い繕おうと、けっきょくはその店舗・施設の責任者(店長、社長など)が、いまだに「マスク迷信」を固く信じ込んでいるからこそ、「自己正当化」しているだけの話です。

マスクが感染予防にまるで寄与しないのはもちろん、逆に感染を広げ、あまつさえ重症化率・死亡率さえ押し上げていることは、あまたの研究・論文ですでに明らかになっている事実です。
ということは、「正しい知識」を持っている人にとっては、「マスク着用者」こそが「諸悪の根源」「恐怖の対象」なのです。

したがって、下記のような理屈も成り立つわけです。

「マスク着用者を怖がるお客様もいらっしゃるため、安心・安全のためにマスク非着用をお願いします」

実際、海外では、マスク着用者がハラスメントを受けたりしているようです。
マスク信者はノーマスクを怖がるでしょうが、正しいマスクの価値(あるいは無価値)を知っている人々は、必死でマスクを着けている「情報弱者」を極めて不快に感じています。

「互いの存在を脅威に感じる」という意味に置いて、2つの理屈はまったくの「等価」です。「安心・安全のためのマスク着用」「安心・安全のためのマスク非着用」には優劣がつけられず、前者のお客様だけを「優遇」することは明らかに「差別」となります。

価値が同じなら、問題はその「数」。ここで「多数決の論理」が働き、マスク信者のほうが「多数に見える」現在は、そちら側にゴマをすりたくなるのは、経営判断としては理解できます。

でも、本当にそうでしょうか。

企業経営者に限らず、真に優れた人間は、常に物事の「前提」を疑うものです。そこから「常識」を超越したアイデアが生まれ、成功への道が開かれるからです。
マスク着用を強制する店舗・施設は、来店客に対して、「マスク着用の是非を問うアンケート」でも行ったのでしょうか。
本当に「ノーマスクを怖がる人のほうが多い」と断言できますか。それこそが勝手な「思い込み」ではありませんか。

もしかすると、「マスク着用には反対」「どちらでもいい」という声のほうが圧倒的に多く、ノーマスクを怖がる人はごく少数かもしれません(ただし声だけは異常に大きい)。
多くは「マスクを外したい」と願っているのに、「店のルールじゃ仕方ない」とあきらめているだけかもしれないのです。

だとしたら、「数」においても、マスク非着用群のほうが多数派(マジョリティー)となります。

「マスクをしたくなかったら店に来なきゃいいだけ」という外野からのヤジが聞こえてきそうですが、そうではありません。マスクは逆に「感染を広げるおそれがある」のです。
現在、感染がなかなか収束しないせいで迷惑や被害をこうむっている人々が大勢います。ノーマスクの人たちは、いろいろ不利益を受けるのを覚悟のうえで(善意に基づき)、そうした「悲劇」を防ごうと頑張っています。決して「マスクが面倒くさい」と、わがままに振る舞っているわけではありません(中にはそういう人もいるでしょうが)。
一刻も早く「まともな日常」を取り戻そうとしているのです。私に言わせれば、むしろ世間は彼らに感謝すべきです。


遅かれ早かれ、「マスクに予防効果はない」が世間に浸透し、定着するときが必ず来ます。なぜなら、地球が太陽の周りを回っているのと同じ、「科学的絶対真実」だからです。
そのとき、マスク着用を強制していた店舗・施設は「前時代の迷信に取りつかれた頑迷固陋な差別主義者」の烙印を押されます。こういうとき、世間の手のひら返しはすさまじいものがあります。そこでも「自己正当化」の心理が働くからです。

「改悪旅館業法」は、その立て付けからして、「違憲」と確定している「らい予防法」の焼き直しです。法廷で争われれば、法の存在自体が全否定されます。100%、旅館・ホテル側に勝ち目はありません。
場合によっては、その反動から「感染が明らかな場合であっても宿泊を拒否してはならない」といった余計なオマケ条文が追加されることになるやもしれません。

「差別主義者」の烙印を押され、多額の慰謝料を払わされることになるのが今からわかっているのに、まだ何の科学的根拠もない「マスク着用」にしがみつきますか?
まだ遅くありません。すべての旅館・ホテル経営者が連名で「法案撤回」の要望書を提出すべきです。旅館業法の改悪は「自殺行為」以外の何物でもないからです。

以前も述べたように、マスク着用・非着用のトラブルを回避する方策は、たった一つしかありません。
以下の宣言をすることです。

「当旅館・ホテルは、マスク着用・アルコール消毒はお客様の自己責任による任意となっております。ただし、万が一コロナに感染された場合、当方では責任を負いかねます」

なーに、要は「コロナ前と何も変わらない」ということです。今まで何の問題もなかったのですから、これからもそれで構わないというだけ(それとも、新型コロナが登場するまでは、この世に感染症を引き起こすウィルスは存在しなかったとでもお思いですか)。

もちろん、食中毒や温泉のレジオネラ菌感染症など、明らかに施設側に過失がある場合は別ですよ。

※趣旨に賛同される方は、「正常な社会」を取り戻すためにも、ぜひともツイッター等のSNSで広く拡散していただきく思います。旅館・ホテル経営者の届き、彼らの目を覚まさせるように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?