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マスク問答

こなが
「不織布マスクの穴の大きさ(5㎛)はコロナウィルス(0.1㎛)の50倍。だから、ウィルスは通り放題である」

某専門家
「いいや、ウィルスは飛沫にくるまれているから大きさは5㎛前後。マスクで十分キャッチできる。これだから素人は困る」

こなが
「わかった。では、マスクでキャッチしたウィルスは、その後どうなるのか。飛沫の水分は、すぐに繊維に吸収されるか蒸発する。後に残ったウィルスの行方を教えてほしい。この世から、ぱっと消えてなくなるとでもいうのか。」

某専門家
「・・・・・」

こなが
「飛沫を構成する人間の唾液や粘液には、IgA抗体が豊富に含まれている。これがウィルスを安全にコーティングしているわけだが、水分を失うことでウィルス粒子のみがむき出しになる。
したがって、感染者と対面する場合はマスクの外側に、自身が感染している場合はマスクの内側に、大量のウィルス粒子が蓄積することになる。これら粒子は、ファンデルワールス力によりブドウの房状に集合するであろう。
さて、マスクをすると息苦しくなり、自然と強い呼吸をせざるを得ない。また、ずれたマスクを直す際、ゴムの弾力で衝撃が生まれる。そのときに、マスク表裏面に凝集したウィルス粒子は、空気中にまき散らされるか、肺の奥深くに吸い込まれることになる。
ウィルス量と感染には密接な関係があるが、このように凝縮したウィルス粒子のほうが、飛沫として飛ぶウィルスよりはるかに危険ではないのか」

某専門家
「・・・・・」

こなが
「また、長時間、同一マスクを使用し続けた場合、適温・敵湿を備えたマスクの内側は雑菌の温床となり得る。特にマスク会食は、食物の栄養分が付着し、菌の繁殖を促進するおそれが高い。
その中には、人体に有害なブドウ球菌、肺炎球菌なども存在する。マスク使用者は、意図せずとも舌先でマスクに触れたりする場合があるが、不衛生極まりなく、これが別の感染症を引き起こす可能性が考えられる。どう思うか」

某専門家
「・・・・・・・・・・・・」

こなが
「はぁ・・・これだから専門家は困る」

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