【実は強い】教育系アルバイトを生かす方法
みなさん、こんにちは。24卒のコダックです!
簡単に自己紹介ですが、私は教育学部生として就職活動をしておりました24卒になります。
私は、ガクチカとして学習塾でのチューター経験を話していたのですが、それなりにウケもよかった印象でした。
そこで今回は、学習塾を始めとした教育系のアルバイトのガクチカを上手く見せるためのコツを紹介していこうと思います!
因みにみなさんは、どんなガクチカを使って面接やESを書いていますか??
23卒を対象にしたアンケートによると、概ね25%がアルバイト経験をガクチカとして採用していたようです。
なお、23卒に関しては、ちょうど大学生活がコロナ禍に当たってしまった学年だったので、24、25卒以降ではもう少し他のガクチカに分散する可能性もありますが、アルバイト経験はガクチカとして採用する人が多いとことが分かりますね。
アルバイト経験といっても、アルバイトには様々な種類があるため、人によってエピソードは変わってきます。
やはり、種類として多いのは飲食、学習塾の2つではないでしょうか。
飲食系であれば、バイトリーダーとして、他のアルバイトをマネジメントしたり教育に携わることで濃いエピソードを生み出せそうです。また、教育系であれば生徒を長い期間にわたって成長させていく過程で多くの学びを得ることが出来ます。
こうした点で、飲食系や教育系のアルバイト経験というのはガクチカとして扱いやすい傾向にあります。
よく、ガクチカはとがったエピソードで勝負しろ!
なんて言われますが、そんなわけではなく、自分の強みが最大限伝えられるものであれば、なんでもいいんです。
もちろん、面接官の印象に残りやすいとか、様々な要素が関係するのが就活ではありますが、無難な道を攻めて、やり方さえ間違えなければ十分に戦うことが出来ます。
ではこれから、教育系のアルバイトに重点を置き、どんな要素や経験を、どんな言葉遣いでアピールしていけばいいのか、ご紹介していきます。
教育系アルバイト
教育系のアルバイトは、確かに経験者も多いですし、真面目にコツコツと取り組む系のアルバイトですので、就活に使いやすいと思います。
私が考える、就活における教育系アルバイトの強みは主に3点あります。
①マネジメントの経験を積むことが出来る
②ティーチングによる育成経験を積むことが出来る
②プレゼンテーションを鍛えることが出来る
この3点は、学習塾を始めとした教育系アルバイトの根幹です。
詳しくは、下に記載しますが、生徒と一定以上の時間をともに過ごし、成長を後押ししてくという過程で得られる経験値は、飲食店アルバイトとは違った強みがあります。
まず、一般的なアルバイトでは、相対する相手は毎日、いや毎秒異なりますし、深いコミュニケーションを取ることは殆どありません。
アルバイトに求められるスキルは効率と接客の質の両立です。
いかにスピード感を保ちながら、安定した接客が出来るか、という己との闘いです。(少し誇張にはなりますが笑)
一方で、学習塾系のアルバイトでは生徒とは一回だけの関係性ではありません。何度かコミュニケーションを取りつつ、信頼関係を構築しながら、逆にどこまで踏み込んでいけるか、という双方向でのやり取りになります。
この点は、顧客との継続的な接点が求められる民間企業と非常によく似ています。
一度契約をしていただいた顧客と継続的で良好な関係性を構築しながら新しい契約に繋げ、安定した収益を目指すことは、まさに学習塾における生徒対応と似て非なるものです。
よって、先に記述した教育系アルバイトの強みである①マネジメントや、②プレゼンテーション能力については、社会において期待されることから、大いにアピールポイントになります。
ぜひ、積極的にアピールするとよいかと思います!
ただ、教育系のアルバイトと言っても、いろいろな形態があるかと思います。身に付けられるスキルも若干異なるので、ここからは、アルバイトの形態に分けて書いていこうと思います。
①集団塾の講師
学習塾ではメジャーな形態ですが、あまりアルバイトの経験者が少ない印象です。差別化を狙っていける良いエピソードだと思います。
特に、集団を前にして講義を行う経験においては、【リーダーシップ】と【プレゼンテーション能力】を鍛えることができるかと思います。
これらの能力は社会人として必須であり、面接官が就活生に期待する部分でもあります。講師としての経験を通じて得られたものとして積極的にアピールするといいと思います。
また、集団塾の講師は全体を見ながらも、生徒一人ひとりの反応や進捗を見ながら授業をする必要がありますよね。
この動作から、周囲を俯瞰する冷静さと、細やかな配慮を欠かさない姿勢を両立できることをアピールできます。
実際に、困っている生徒を発見して個別でフォローした経験など、細やかな指導が出来ていたことを話すことが出来れば、いいアピール材料になるはずです。
②個別指導の講師(家庭教師も含む)
学生でも経験者が多く、ガクチカとして利用している就活生が多い印象であるため、上手くエピソードで差別化を図っていく必要がありそうです。
個別指導の講師には、生徒が抱えている課題や躓いているポイントを把握し、次なるステップに導いていくため、直接生徒とやり取りをすることが求められるかと思います。
その際、モチベーション向上が必要なのか、あるいは直接教えた方がいいのかで、対処法が分かれます。
そして、例えばモチベーション向上のためには生徒と目線を合わせてやり取りをする【マネジメント能力】が、実際に指導をする際にはかみ砕いて内容を伝える【ティーチング能力】が鍛えられるかと思います。
私は、このバランスが個別指導における大きなキラーポイントになってくると思っています。
集団塾とは異なり、個別にティーチングをしながらも、生徒が諦めたり投げ出したりしないように、頑張れ!と声掛けをする、そんな個別指導の講師は人の成長を大いに後押しする存在だと思います。
アルバイトでの経験を通じて、こうしたマネジメント能力とティーチングを上手く織り交ぜながら人と接することが出来るという点をアピールするといいのではないでしょうか。
③学習塾のチューター
例えば、大手予備校の東進ハイスクールさんや河合塾さんといった校舎が当てはまるかと思います。
仕事の内容としては主に事務系になるかと思いますが、映像授業の振り返りを担当するチューターもいるので、そうしたアルバイトに向けにまとめていこうと思います。
チューターには、ティーチングは求められていません。
むしろ、コーチングと言って、生徒のやる気を引き出して、自立を促す役割が与えられているかと思います。
ですので、生徒のモチベーションを高めていく声掛けや、勉強以外での雑談などを通じた信頼関係の構築といった行動が求められます。
こうしたやり取りを通じて身に着けられる能力として、間違いなく【マネジメント能力】があると思います。私は実際にチューターとしてアルバイトをしており、面接でもこの経験をよく話していました。
やはり、ティーチングも重要ですが、コーチングという人の自立を促すという行為も社会では重要視されています。
チューターとしての経験がある方は、生徒との信頼関係の構築から始まり、課題の特定から学習プランの策定といった、コンサルティングのような役割も担ってきた経験から、相手の懐に入れる対人コミュニケーション能力をアピールするといいのではないでしょうか。
おまけのテクニック
就活生におススメの、教育系アルバイトのポイント?について思いついたものを書いていきます!
①なぜそこまで学習塾でのアルバイトを頑張ろうと思ったの?
よく、面接官に聞かれました。
私は校舎の運営課題を解決した部分まで含めてガクチカとして話していたのですが、どうしてアルバイトという立場にも関わらず、そこまで熱意をもって活動が出来たのか?
という、動機やモチベーションの源泉を見る質問です。
私はこれに対し、「以前から校舎に生徒として通っており、恩返しをしたいという思いがあった。」という風に答えていました。
実際には、そこの生徒でなくてもバレないですし、面接官にとっても一貫性のある回答で腑に落ちるのでおススメです!
②学習塾でのアルバイトを通じて、どんなことを学んだ?
学習塾でのアルバイトは、いろいろな学びがあるはずです。
保護者様への対応や、思うように勉強してくれない生徒への対処、第一志望への合格や目標を達成させるためのマネジメントなどなど、事務作業から学習面まで色々なことを学ぶことが出来ると思います。
その中で、私が良く使っていた回答方法が、
「自分の当たり前を見直し、あらゆる人の目線で物事を見ることが出来るようになった」という内容です。
実際に、教える側の人間になってみると、改めて勉強に集中すること、そして成績が当たり前に伸びていくことが普通ではないことが分かるかと思います。
こうした経験から、世の中には色々なバックグラウンドを持つ人がいて、見えている世界も全く異なることを肌で感じることが出来たという実体験を話していました。
社会においても、いろいろな経歴を持つ人と関わっていくことになると思うので、こうした土台が形成されていることをアピールしていくのは、面接官にとっての評価もよくなるはずです。
最後に
いかがでしたでしょうか!
私自身、就活の序盤では成果が大きいガクチカが無ければ戦えない、という焦りを感じ、いろいろと話を盛っていた時期もありました。
しかし、インターン選考を終えてそれでは自分が話せる引き出しに限界があると考え、改めて自分が学習塾でどんな経験をしたのか、棚卸しました。
その結果、ありきたりではあるものの、自分の強みが最大限生かされたエピソードを発見し、ガクチカとして完成させることが出来ました。
そして、大手複数社から内定も頂き、就活を成功させることが出来ました。
改めて私が皆さんにお伝えしたいことは、ガクチカにおける強さはエピソードの壮大さではない、ということです。
ありのままの自分をベースにしつつ、キラーポイントをいくつか用意できると、面接官にとっても腑に落ちる話になり、深堀りもスムーズに進んでいくはずです。
これから、インターン選考や本選考も本格化していきますが、教育系アルバイトをしているみなさんは、ぜひ、今回の私のメモを参考にして、構想を練り上げていただければと思います!
お役に立てれば幸いですし、質問等があれば何なりとお申し付けください!
【宣伝】
最後に、宣伝にはなりますが、私が所属しているインターン先の企業で就活生の交流を目的としたコミュニティを運営しています!
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では、ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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