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再生回数や視聴者維持率の低いYouTube動画は削除するべき?

再生回数が伸びない。視聴者維持率も低く離脱者が多い。こういった悩みを抱えた動画に対して、削除した方が良いのかな?と考えてしまう活動者も多いでしょう。
今回は、再生回数や視聴者維持率の低いYouTube動画は削除するべき?について紹介していきます。

前提としての課題をクリア

再生回数や視聴者維持率が悪い動画は、評判が悪いのかな?と動画削除が頭をよぎるYouTuberもいると思います。ですが、再生回数に影響を与えているのは動画の質だけではありません。動画削除を考える前に再生回数を稼ぐための最低条件をクリアできているかの確認から始めましょう。

開設したてのチャンネルでは、認知度も低く再生数が伸びないのは当然です。動画投稿数が最低でも100本に到達していないという場合には動画削除の事を考えるのではなく、どうしたら再生数が伸ばせるかの戦略を練る方が優先度は高くなります。
インプレッションクリック率を高めるためにサムネイルを魅力的なものに差し替えたり、視聴者維持率が低い動画の問題点を洗い出したりと、改善の余地がある部分に関しては修正していきましょう。

また、再生数を稼ぐために大事な要素となる関連動画表示や検索上位表示はYouTubeのアルゴリズムが関係しており、レコメンド機能も採用しているため多くの動画を投稿してチャンネルの方向性をアピールしていかなければなりません。選定したキーワードをチャンネルタグに設定したり、概要欄や説明欄で用いたりと、チャンネルで押しているキーワードのつながりを強めていくことが大切となりますので、100本を目標に動画投稿を続けましょう。

改善の余地がある動画の特徴

改善の余地がある動画として挙げられるのは、視聴者維持率は高い動画になります。視聴者維持率が40%前後の動画であれば視聴者が好感を持っている動画、30%以下であれば良質とは言い難い動画になります。
視聴者維持率が高いのにも拘わらず再生数が付いてこない場合の問題点として考えられるのは視聴者の目に留まる機会が少ないこと。露出頻度を高め範囲を広げるためにはSEOの観点からタイトルやハッシュタグなどの見直しを図りましょう。
ただし、インプレッションクリック率が悪い場合には、ユーザーの目に触れる機会はあるものの再生までたどり着けていないということになります。視聴者が動画を見る際にはタイトルで判断するケースもありますが、何より目を惹くのはサムネイルとなるため、サムネイル画像の変更を試みましょう。
一度削除した動画はバックアップを取っていない限り復元することはできないため、安易に削除することはオススメできません。再生回数は動画内容だけが影響しているわけではないため、修正できる問題点を抱えている動画は解決して再生数アップを狙いましょう。

視聴者維持率の低い動画は削除するべき?

視聴者維持率が高い動画は改善の余地があることが分かりましたが、視聴者維持率の低い動画はどうでしょう?
視聴者維持率が悪いということは視聴者にとって面白くない動画ということになります。もし初見の人が、この評判の悪い動画を見たとしたら、次につなげることが難しくなります。視聴者維持率の高いウケのよい動画が再生される方が、興味を持ってもらい他の動画を視聴してもらえたり、チャンネル登録につなげられる可能性が高いと考えると、視聴者維持率の低い動画は残しておくメリットはないと言えるでしょう。
これは例えインプレッションクリック率が高くでも同様です。YouTube側が良質な動画と判断する基準はインプレッションクリック率だけではなく、視聴者維持率も含まれており、結果的に再生数が伸びない動画という位置に変化をもたらすことは厳しくなります。

視聴者維持率とインプレッションクリック率が共に良い動画

視聴者維持率とインプレッションクリック率が共に良い動画に関しては、あとから話題となり再生数が伸びる可能性を秘めています。
TwitterやInstagramでトレンドになった影響を受け対象の商品紹介動画がバズったり、有名ゲーム実況者がプレイした影響で同ゲームの再生数がアップすることもあります。
伸び悩みを抱えている動画であっても、視聴者維持率とインプレッションクリック率の高い良質な動画は、トレンドの変化によって再生数が伸びることもありますので、すぐに削除という方向で考えるのではなく長期的な視点で見守りましょう。
ただし、炎上を狙った動画やチャンネルのコンセプトと異なる動画に関しては削除した方が良いと言えます。削除をためらうようであれば非公開という選択を取ることもできますがガイドラインに違反するような過激な動画は、非公開であってもYouTube側のチャンネル評価が下がりオススメに表示されにくくなるといったリスクもありますので、削除という方法が賢明な判断となり得るケースもあることを知っておきましょう。

まとめ

現在再生数の伸び悩みを抱えている動画であっても動画の問題点を改善することで再生数がアップしたり、何かのきっかけでバズったりすることがあります。
削除するかはチャンネル主の判断となりますが、基本的にはチャンネルのイメージダウンとなるような動画以外は残しておくのがオススメです。

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