小説投稿サイトを振り返る
こんにちは、夏はすぐそこ。日焼け止めは入念に。
今日は、長い間小説投稿サイトに潜っているからこそわかる、昔の小説投稿サイトあるあるなどをお話しさせて下さい。
昔と今の違い
私がサイトで、初めて小説を投稿したのはもう16年も前になります。その当時は今ほど小説投稿サイトがありませんでした。
私も当時は、遊んでいたゲームサイトにあった小説投稿コーナーを利用していましたから。
ちょうどケータイ小説が走り出した頃で、その小説投稿コーナーもめっちゃギラギラしていました。今の比ではありませんよ?イメージはと問われたら『ギラギラ!』と、即答します(笑)
『恋空』が書籍化してからは、さらにギラギラ加速しました。
「次は俺さまが書籍化だ」
みたいなの、隠そうともしないで盛り上がっていましたから。
作品的にどんな感じだったか?
恋愛小説は普遍ですが、ファンタジーが強かった。てか、書く人が多かった印象があります。
今、小説を書くクリエイターさん達はどのサイトでもみんな上手です。いつ書籍化、コミカライズ化されてもおかしくないクォリティの方達。
でも、その小説投稿コーナーの時代は、荒削りで、勢いが凄くて、ギラギラしている作品で溢れていました。綺麗でスマートではないけど、魂がこもっている作品達。
そんな中で育ちましたから、私も基本は暴れん坊なのかもしれません。
場外乱闘もあり
今は炎上って言葉を使いますが、昔もしょっちゅうありました。ネット上で言い合うのは変わらないけど、素手で殴り合っているような感じの激しさがありましたよ。
小説についてではなく、最終的に人格うんぬん攻撃。受けて立つクリエイターさんがゴロゴロいた尖った時代でした。
読みたい小説がたくさんあった
書くのも好きだけど、読むのも好きな私は、当時夢中になって更新を追いかけた小説がたくさんありました。よく夜明けのコーヒーコースで読んでしまってた。
誤字脱字は多いですが、それ以上に純粋に面白い。長編も多いし、エッセイも人気でしたね。
クリエイター同士の繋がりも濃くて、お互いに本棚を作り合ったり、サークル内コンテストとかも盛り上がっていましたから。
お題リレーが多かったですね。
だから少し懐かしい
今は小説投稿サイトが選べて、有名な文学賞とかにもサイトから応募できて、便利だしスマートです。
便利さなら圧倒的に今なのですが、読みたい小説は?って自分に問うと、あの頃のギラギラしている小説を読みたい!なのです。
これも、無い物ねだりのちっさな感傷だとわかっていますが。
今の小説投稿サイトの良いところは、コチラに書いています。
あの頃必死で書いていたクリエイターさんの中で、現在書籍化やコミカライズされた方もいます。
継続は大切ですね。最後までお付き合い、ありがとうございました^_^
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