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出版記念イベント① Classroom を深堀りしよう!

『今すぐ使えるかんたん Google Classroom』の出版記念イベントの第1弾として、3月3日(日)に はじまる学び場。(神奈川県鎌倉市)でハイブリッドイベントを開催しました。

DSK Education としては今年に入って初のイベント。準備から開催までの期間がなかなかタイトでしたが、いろいろな方々のご協力をいただき、無事に開催することができました。

スペシャルゲストの登壇も

今回のイベントでは、書籍に収録された実践事例の執筆者である仲井間 義之先生(鎌倉市立岩瀬中学校 総括教諭)と鈴野 江里(鎌倉市立手広中学校 総括教諭)に、その取り組みをご発表いただきました。

仲井間先生による事例紹介

一つの学校だけではなく県内の教科担当をつなぐ Classroom の使い方をお示しいただいたり、評価の場としての活用方法をご紹介いただくなど、改めて、Classroom の活用の幅の広さを実感する時間になりました。

また、スペシャルゲストとして、高橋洋平・鎌倉市教育長による特別講演も行われました。

鎌倉市における GIGA環境下のチャレンジを中心に、大きな時代の変化からGIGAスクール構想が目指すもの、学習者中心の授業づくりやそこに必要な教育観の転換など、幅広く話題提供いただきました。

特に強調していたのは、従来の授業にICTを使うのではなく、”ICTを使って授業改善を行う”というメッセージでした。

髙橋教育長の講演資料より抜粋

教師が教える時代から、学習者が主体的に学ぶ時代にシフトしつつあるなかで、ICTはそれを支えるツールになっていきます。先生方には学習者の学びが広がり、つながり、大きな可能性を引き出してもらうように導いていただけたらと思いますし、そのプラットフォームに Classroom を利用していただければと思っています。

生涯にわたって、炭火のように、ワクワしながら学び続けることのできる学習者を育てていきたい

髙橋教育長談

髙橋教育長が講演の最後に強調した言葉は、ずっしりと心に残りました。

準備は念には念を入れよ

ちなみに今回はハイブリッドイベントでしたので、会場もオンラインも Google Meet の画面共有機能を利用してプレゼンテーション画面を表示するスタイルで行ったのですが、なぜか高橋教育長のときだけ画面共有できず…。

Google Meet で特に画面共有に制限がかかっていたわけではないのですが、なんでかな~

(ここだけの話、あの瞬間はめちゃくちゃ焦りました…)

機転を利かせてくれたどこがくの小林 勇輔先生が、事前に共有されていた資料をオンライン側に画面共有し、髙橋教育長はプロジェクターからプレゼンテーションを投影することで事なきを得たわけですが…。

(さすが小林先生、ありがとうございました!!)

リハーサルは本番に近い環境でやらなければいけないってことを痛感したのでした。汗

Classroom ✕ YouTube ✕ Google Meet 

最後のセッションでは、どこがくの小林先生から Classroom の新しい使い方として、Google Workspace for Education の有償エディションを利用して YouTube に質問を入れることができる機能と Google Meet のストリーミング配信機能を掛け合わせて、Classroom に課題を投稿する利用案をご提案いただきました。

まず、Google Meet のストリーミング配信機能を使って、教材となるコンテンツを作成します。

次に、YouTube Studio にアップされた動画を Classroom に投稿します。

最後の仕上げは、動画の内容んついて理解度を図ったりした場面で質問を追加するだけ。動画内の好きな場所に質問を追加できるので、視聴後の感想はもちろん、途中でのチェックなども実施することができます。とても便利な活用方法をご提案いただきました。

Classroom は有償エディションを中心に多くのアップデートがされていますので、ますます便利な使い方ができるようになるでしょう。ますます目が離せません。

最後に

今回は久しぶりのハイブリッドイベントでしたが、会場で実施するとやはり熱を感じることができるのが最高ですね!!

またこうした機会をつくっていければと思いますので、引き続き、よろしくお願い致します。


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