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端午ステークス回顧:外を回る不利について

結果着順:②⑤③⑪④⑧⑨①⑩⑦⑥
スタート:④1馬身出遅れ、⑪一頭だけ
1馬身でる。

パドックで仕上がりが悪かったのは
ラヤスだけで
他は全馬仕上がり良し
そのため各馬の能力がしっかり出せた
レースだったと思う。

この端午ステークスのポイントは
スローで
必然的に内が有利だったこと
この馬群の並びで上位入着馬
②⑤③⑪はこの好位置のままゴール

外を回されてる6枠両頭はかなりの不利
こういう競馬で残れれば
次走注目できるのだが、残念ながら二頭大敗。
二頭ともビリから一着二着。
私の注目していた
バトルクライは
この下がってきた馬に邪魔されて
外から蓋をされて不完全燃焼。
ペースもハイペース向きだということが
はっきりした。

6枠の馬の後ろに映るクロジシジョー
と、その後ろのグッドディールだが
この二頭も不利は不利なのだが
差し追い込み馬はいつもこういう
競馬を強いられるので
そんなに過大評価をしても
次走、同じようなことになる
可能性もある。
ただ出遅れがあった分
グッドディールは良かったと思う。
もう少し詰めてゴールくれれば
私も注目馬にするレベルであったが。

逆に先行馬で6枠両馬
特にスズカワールドのような
位置の馬がスローで
ダートで最後まで粘る
もしくは勝ち切ると
クラス一つは最低でも違う
実力の持ち主になる。
これで
もし掲示板くらいにきていれば
狙える馬として計算が立つのだが。

そして不遜な話だが
「やらず」のうまい騎手は
こういう絶対不利な場所を知っていて
そこにつけて大敗をする。
スタート後、馬を引っ張ったり
途中で都合が悪いから
飛び降りるなんていうのは
下の下の下の「やらず」である。
私は浦和の秋元、橋本騎手のような
ただ、引っ張ってやる「やらず」
が本当に嫌いである。
美しくない。
うまいやらずには納得する。
それもまた技術。

不利な外を回ると言っても
ペース、ダートor芝
そして脚質によって
不利の大きさは大きく変わる。
特に追い込み馬が
外を回ったり
詰まったりするのは宿命みたいなもの
なので不利があったから
すぐ次走注目
というわけにはいかない。
次走も同じ脚質同じ競馬に
成る可能性は十分あるからだ。

(おしまい)

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