競馬大学第2講:競走馬は蹄が命①蹄と繋ぎ(競馬初心者向け)

競走馬にとって蹄は命である。
人間が歯が痛いだけで
もう何もやる気がおきないくらい
しんどいのと同じように
競走馬にとって
蹄のトラブルは大問題である。
骨折した馬が
予後不良にされるのも
治療をしても蹄葉炎など
蹄に重篤なトラブルを生じ
結局、苦しみながら亡くなるからである。
この辺の医学の進歩はまだまだである。
幾多の名馬を救おうと努力してきたが
手術をして予後の良かった例はない。
そのため、悲しいかな
予後不良という処置がとられるのである。
iPS細胞の利用など今後の展開に期待
である。

今日は主に繋ぎと蹄について講義を
しようと思う。
一般的に言われている
「繋ぎの角度が立っていればダート馬
寝ていれば芝馬」のようなことは
勿論、基本から講義するので
書いていくことは書いていくが
それだけなら
ネット情報で十分なので
そこから踏み込んだ話、発展をお話して
馬券や一口で馬を選ぶとき
もしくは
POGで馬を選ぶ際に
お役立て頂ければと思う。

注意:尚、勝手ながら
本大学の皆様から頂いた受講料は
引退馬の支援にまとめて寄附させて
頂きます。
今まで「です、ます」調で書いていたが
文字数節約の為に「だ、である」調に
全文書き直した。

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