心踊るハンカチーフ見つけた
分相応の生活
仕事がある日は断捨離ができない。
早く手放したいものばかりに囲まれて、なんでこんなことになってしまったんだろうなあ、と考えている。その場しのぎの買い物たちに首を絞められている。ちょっとしたもの(靴下とか)が満足できないって、地味にストレス。もちろんすり切れるまで履くし使うけど、なんとなくじんわりと納得いかない……というもやもやが付いて回っている。
ハンカチとか靴下みたいに、単価はそれほど高くないけど、安く済ませようと思うとどこまでも切り詰められる物について、ちゃんと考えたことってなかったかもしれない。単純に好きなものを使えばいいのだ。この間カバンの中身の写真を撮ってから、「細部から染み出る自分らしさ」の中に、おしゃれさが欲しいなあと思っている。人に見せるものではないかもしれないけど、チラッと見える楽しさ。ハンカチ、靴下、ハンドクリーム、ポーチ、ヘアアクセ等々。
自分の持ち物で、バイブスを上げたい。なんとなく集まってきた小物が「わたしらしい」をあらわしてくれるならそれに越したことはない。でも、まだそこまでセンスに自信があるわけじゃないから……。ひとつひとつをうんと考えて揃えるのもいい気がしている。
「自分らしさ」って言葉は麻薬なので、どこまでもその言葉が免罪符になり得てしまう。言い訳になってしまう。ちゃんと考えたから! ちゃんと欲しいものだから! で思考停止してちゃ、買い物の方法としては失敗だ。
試着して、実際購入してという「PDCA」の「DO」をやってみて、わかることってあるんだろう。わたしも、えいやとバッグや靴を手に入れるときがくると思う。それまでに、ちゃんと自問自答してお買い物をする練習をしてもいいなと考えている。そのための小物選びだ。練習であり、本番。何にテンションが上がるのかを、慎重に選び取りたい。もちろん、地に足のついたセレクトで。
靴下は服が決まらないと、選べない。ヘアアクセだってそう。全体のニュアンスがわからないと、髪飾りだけ全体から浮いてしまう。
それじゃ、ハンドクリームは?
Aesopとか、ビュリーとか(青い手のパッケージの!)、ディプティックとか。なんかこじゃれたパッケージでいい匂いがしそう。おしゃれな人のカバンの中に必ず入っているイメージ。ミーハーなのでものすごく憧れ。
ちなみに今使っているのはキスミーの薬用ハンドクリーム。ドラッグストアで買えて潤ってべたつきが少ない。質実剛健。自分らしさを求めるならキスミーの黄色いパッケージで全然問題はないのだけど、おしゃれさも欲しくて葛藤中……。
それじゃ、手つながりで、ハンカチはどうだろう。
すぐに手に入れられて、使って楽しい。面積が広いからバッグの中でも映えてくれる。いつか手に入れるバッグに入っていたら嬉しいだろうな、というIFを考えるのもわくわくする。
どこかのミュージアムショップで購入したハンカチが好きすぎて、同じものを探していた。残念ながらまったく同じものは買えないようだったけど、デザイナーさんを見つけることができたので、こつこつ買い集めたいと思っている。
ひびのこづえさんのハンカチ大好き。
身の丈にあった買い物で、それでもトキメキや自分らしさを集められるもの。わたしはここから足場を固めていってもよさそうだ。
今日の手帳
仙台に連れて行った手帳とホテルの部屋。
手帳好きはぬい撮りと同じように手帳とも写真を撮る。
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