木造の建物のできかた。
先日、御代田町で建築中のお家が、建て方を迎えました。
建て方。たぶんこの言葉は建築用語なんだろうってこの業界にいて、最近気付きました(^^;
上記のページにもありますが、出来上がった基礎の上、土台・柱・梁・棟木をくみ上げていく作業になります。
上の構造の絵にある土台というものを、基礎の上に据え付けるのが一番最初の作業になります。
こんな感じで土台を乗せます。
そして、その土台の上に柱を乗せ、柱が立ったらその柱の上に梁を乗せる。
そうすると2階の床組が出来上がります。
その2階床組の上に、2階の柱を立てて、その柱の上に屋根をつくる小屋組みといわれる小屋梁とか棟木とかを組んでいきます。
出来上がるとこんな感じになります↓
こんな感じになります。
ここまで朝から始めて、夕方くらい。この建て方の作業は大工さんが集合してできる限り早く棟上げ(棟木までをくみ上げる事)を目指します。
やはり雨に降られたりしないようにだったり、応援の大工さんに何日も来てもらうのは大変なので(お金もかかってしまうので(^^;)できるだけ1日、ないし2・3日で屋根の下地までは終わらせるような形で「建て方」の作業を終わらせます。
そうすると垂木まで作業が終わり、家の大きさというか、サイズ感が見えてきます。
こんな感じになります。
この段階の骨組みも、美しいですね。
家ができあがると隠れてしまう部分もたくさんありますが、この段階での骨組みが見えている(軸組みといいます)状態が美しいと、出来上がった家もきれいな仕上がりとなります。不思議ですけど、そういうモノだと思います。
そんなこんなでの作業が、建て方という作業になります。
お客さんにも、すごく作業が大幅に進んで、家の形が見えてくるので楽しい部分かなと思います。
当社の家の建て方の作業と、ほかの建物での建て方の作業。
上に書いたような、「美しさ」の部分を見比べてもらえればなぁと思っております。
まる。
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