はじめに

最近モンハンを再開して
Ｘ(Twitter)で偶然こんな意見を見かけた。

「（慣れてきたら）ガード強化は狩猟が単調になるし救済スキル」
※意訳です

立ち回り強化は救済スキルなのはその通り。
手数が増えてダメージを増やせて火力スキルを入れるよりも費用対効果が高いのもモンハンの通説。

だから、即座に思った

コレは初心者さんがみたら
大変な事になるぞ！

ネット上のよくある勘違いで
「生存スキルは必要ない」
と身の程を弁えていない人ほど
声高に叫んでいる印象がある。

野良での一乙クエストの失敗率の高さよ…

私の独断と偏見で
モンスターハンターをこれから始める人
および
クエストがクリアできない人がつけるべき
スキルを提示していこうと思う。

モンスターハンター ワールド以降を想定していますが、過去作でも当てはまる部分もあります。

なお、私はモンスターハンターnowは
未プレイな為
モンハンNOWは除外させて頂きたい。

この記事をふまえて
実際に組んでみた記事はコチラ。

初心者とは？

結論：何度も力尽きる人

クエストには制限時間がある。
制限時間内にクリア条件を満たせばクリア。

なのに、力尽きて失敗がほとんど

色々理由があると思うけど
パッと思い付くところを
テキトーに述べようと思う。
先ずは無乙クリアを目指そう！

モンスターのモーションが分からない

モンスターのモーションが分からないから
避け方が分からない。
当たり判定や範囲も分からない。

結果、被弾して力尽きる。

脊髄反射でアイテムを使用する

ダメージを受けた→回復
回復中に即被弾。

その内、最後の一撃を受けて
キャンプ送りに。
初心者さんで良くある事。

攻撃こそが全てと勘違い

モンハンは避けるゲーム。
避けて反撃をするゲーム。
だからカウンターが強いゲーム。
（避ける代わりにガードでも良い）

モンスターが動く前に討伐は不可能に近い。
そこを間違ってはいけない。
火力スキルは無乙クリアに
自信がある場合のみつけよう

脳内CPU100%

コレは初心者だけではない。
初見のモンスターは誰でもこうなる。
つまり
全てが初見の初心者は視野が狭くなる。

ココロに余裕が無いから
不測の事態でペースが乱れて
キャンプ送りになる。

本題：初心者に必要なスキル

つまり、回復が楽に出来れば良いわけだ。
ココロにゆとりを持たせるのも大事。
受けるダメージも低ければ良い。

初心者に火力スキルは原則要らない
火力スキルはクエストの成功率に
ほぼ影響しないからだ。
初心者さんがどうしてもつけるのならば
制限時間内に討伐できない場合において
つけるのが良いと思う。

先ずはクエストの成功率を上げて
モンスターに対する練度を上げよう
火力スキルは無乙クリアを
安定して出来るようになってからでも良い。

早食い(LvMAX)

優先度 ∞
初心者は絶対つけよう。

「回復なんて秘薬で十分でしょww」
とか言っている人居るけど
それはエアプか上級者。

秘薬で間に合うという事は
それだけ被弾が少ないという前提がある。
余談だけど、秘薬の使用時間も
早食いで短縮できる。

また、回復の時間が減るという事は
その分モンスターに集中できると言うこと。
立ち回りに影響を及ぼす火力スキル。

力尽きたらクエスト失敗ですよ？

納刀術(LvMAX)

納刀が遅い武器→優先度 高
納刀が早い武器→優先度 低

納刀が遅い武器は
ランス・ガンランス・チャージアックス
ヘビィボウガン・弓
納刀が早い武器は
片手剣・双剣・太刀・大剣・ハンマー・笛
操虫棍・スラッシュアックス（world以降）

簡単に言って
回避がメインの武器は優先度が下がって
ガードがメインの武器は優先度が上がる

「え？ガード武器なんてガードするからダメージ受けないでしょw納刀しないから納刀術必要無しww」
とか言っている人居るけど
それはエアプか上級者。

適切なタイミングで納刀できる人は
モンスターの行動を理解している人。

ダメージの回復が最優先…
と考えてしまうのが初心者さん。
そのウッカリをフォロー（補強）できる。

また、素早く納刀できると言う事は
フットワークの軽い状態に素早く移行できるという事。マルチプレイで輝く火力スキル。

気絶耐性(LvMAX)

優先度 ∞
気絶を無効にするシンプルな効果。

「気絶なんてしないから必要なしww」
こう言うのは
エアプかタイムアタック(TA)をする人

初心者は攻撃によく当たる
よって気絶をする回数が増える

動けない時間が発生すると
立ち回りに影響して手数が減る
結果的に火力が減る。
気絶耐性は火力スキル。

また、ダメージが大きい攻撃や
見た目が派手な攻撃は
気絶しやすい場合もある。
つけているだけで
キャンプ送りになる回数も減るはずだ。

回避距離(Lv任意)

優先度 高
初心者さんでも熟練者さんでも
ついウッカリ一手多かった…
と言う状況が生まれると思う。
ミスをフォローできるかもしれないスキル。
回避距離が伸びれば
本来当たるべき範囲から逃れる事ができる。

「回避距離なんて入れるよりもダメージ伸ばした方が良いでしょw」
と言う人が居るけど
それはエアプか初心者

本来離れるべきタイミングを先延ばしにして
一手多く攻撃できる。
手数が増やせる紛う事無き火力スキル。

マルチプレイでは、モンスターのターゲットが他の人へ向いたら、ソロの時よりも余分に動かなければならない。回避距離があれば回避行動で素早く距離を詰める事もできる。
つまり手数を増やす機会を得られる。

立ち回りが強化されて手数が増える。
結果的に火力が増える。

ガード性能(LvMAXが好ましい)

優先度 ∞
対象は、ガードをメインにする武器
ランス・ガンランス
ガード運用もできる武器
チャージアックス・ヘビィボウガン

各々のプレイスタイルによって
付与するレベルを見つけ出して欲しい

「ガ性削ってダメージ伸ばしたら(ry」
はエアプか初心者や上級者さんのお言葉。

ガードをすることは
攻撃を回避するのと同義。
攻撃を回避・ガードをする事で
反撃の機会が生まれる。
ガードで重要なのは仰け反らないこと
モンスターの攻撃によって仰け反らないレベルは違ってくるので必要に応じて付与して欲しい。
（world以降は1・3・5で目に見えて違ってくる）

ガード強化(LvMAXが好ましい)

優先度 ∞
ランス・ガンランス・チャージアックス
優先度 中
ヘビィボウガン
優先度 低
片手剣

「え？ガ強が必要な技って分かりやすいでしょ？避ければおｋw ムダ過ぎww」
このお言葉はエアプや上級者様
そして回避メインの人が言っていると思う。

察しのいい人はご理解頂けると思いますが
ガードをできない攻撃をできるようにする
→つまり、手数の増加が見込める。

手数が増えれば実質的に火力アップ。
この恩恵をフルに受けるのは
ガード主体の武器。
ガード主体の武器はフットワークが重い。

モンスターのモーションを把握していない
初心者ほどガード強化はあった方が良い。

満足感(LvMAX)

優先度 中
一定確率でアイテム消費を
無かったことにする。
作品によって発動確率は違う。

初心者さんはアイテムの消費が激しいので
あると余分な出費が抑えられる。
ハチミツ下さいと言わなくてすむ。

防御(LV任意)

優先度 低～中
防御力が上がる。
作品によっては属性耐性値も増える。

一見すると良さそうだけど
コスパが良くない。

モンハンのシステム上
防御力は上がれば上がるほど
防御力が１上がったときの効果が
薄まってしまう。
つまり逓減（ていげん）してしまう。

効果はまあまあ良いのだが
防御スキルを採用するのは
後回しにした方が無難な場合が多い

しかし、序盤の防御スキルは効果大

精霊の加護(LvMAX)

優先度 低～中
一定確率で受けるダメージを割合減少させる。発動確率や減少率は作品による。

発動すれば強いけど
発動するとも限らない。

エアプや初心者さんが勘違いしがちなことで、確率で発生するを確実に発生すると勘違いしてしまうことがある。

本当に頼りになるのは
確実に発生する事であって
確率で発生するという事では無い。

怯み軽減(Lv任意)

優先度 ※
マルチプレイにおいて必須

オンラインのマルチプレイでは
他のハンターさんも当然いらっしゃる。
当然、フレンドリーファイアもある。

味方の攻撃で怯んでしまってリズムが狂い
モンスターの攻撃に当たってしまった…
チャンスタイムなのにみんなの攻撃に
当たってしまって火力コンボができない！

そんな状況を解消・軽減してくれる。
マルチプレイにおいて火力スキル。

体術(Lv任意)

優先度
双剣・弓 ∞
ランス 中
ガンランス 低

スタミナ消費量を抑えるスキル。
火力スキルとして扱われる事がある。
そのロジックは
攻撃にスタミナを消費する武器だから。

しかし回避について言及してるのはごく僅か

ガードをすればスタミナを消費する
ガード時のスタミナ消費が抑えられれば
立ち回りも安定する。火力貢献につながる。
鬼神化中はスタミナが消費する
ステップ回避のスタミナ消費が抑えられれば
立ち回りも安定する。火力貢献につながる。

つまり、立ち回り強化で
火力を上げるスキルでもある

砥石使用高速化(Lv任意)

優先度
近接武器 低～中
砥石使用の硬直時間を減少させる。

切れ味が落ちると与えるダメージが減るし
攻撃が弾かれる場合も発生する。
可能な限り切れ味は良い状態を保ちたい。

しかし、戦闘中に研ぐ行為は危険でしかない

戦闘外ですべき行為だけど
仕方が無くやらざるを得ない場合も発生する。
そう言うときのためにもあった方が良い。

初心者が状況に応じて必要なスキル

ココでは場合によっては必須になる場合もあるし、全く必要ない場合もある。

火炎ブレスを吐かないモンスターに対して
火耐性スキルをつけても意味が無かったりする。ジンオウガ相手に火耐性スキルを採用しても効果は限りなく無い等しい。

採用する際の基準はシンプル
立ち回りに影響があるか否か。
アイテムで治すときに
煩わしさを感じるか否か。

作品によってモンスターの行動や仕様が違ってくるので、各々の必要に応じて取捨選択して欲しい。

各種属性耐性(LvMAX)

優先度 中～高
属性耐性が20以上だと
対応した属性やられにならない。
防御力もオマケ程度に上がる作品もある。

火属性やられは
毒のようなスリップダメージ
水属性やられは
スタミナ回復速度低下
雷属性やられは
気絶しやすくなる
氷属性やられは
スタミナ消費量増加（作品によって違う）
龍属性やられは
属性・状態異常攻撃無効化

自分が持つ武器種や武器によっても
優先度は変わってくる。

属性武器や状態異常武器を持っていたら
龍属性やられは厄介極まりないし
ガード武器で
水属性やられ・氷属性やられは
命に関わる

狩猟に違和感を覚えたら
採用も見当した方が良い。

各種状態異常耐性(LvMAX)

優先度 高
毒・睡眠・爆破やられ状態など
対応した状態異常を
軽減・無効化にするスキル。
作品によっては瘴気やられ等あるけど
ココでは割愛させて貰う。

属性やられは場合によっては
無視できるかもしれないが
状態異常となると
対応せざるを得ない場合がある

気絶・麻痺・睡眠→行動不能
毒・爆破やられ→ダメージ

ガードがメインの武器は
採用の見当もオススメする

理由は単純で
ガード主体の武器は、納刀する機会が回避主体の武器と比べて少なくて、アイテムを使うタイミングが他の武器より難しい。採用すればアイテムで治す際、アイテム使用を省けてマイナスポイントを帳消しにできる。

つまり立ち回りの強化に成り得る。
間接的に火力向上にもつながる。

心眼(Lv2以上)

優先度
近接武器 高
本来は弾かれるべき攻撃が
弾かれなくなるスキル。
作品によってはダメージが上がる作品もある。

弾かれモーションを踏み倒せる。
弾かれモーションは気絶状態と同じで
操作ができなくなる。
立ち回りに影響を及ぼすスキル

熟練者さんは不必要かも知れないが
初心者さんはあった方が間違いなく良い。
弾かれモーション中に攻撃を受けるからだ。
無用な被弾を避けることができる。

攻撃が弾かれる部位のあるモンスターと
戦うときに採用するのがオススメ。

耳栓(Lv任意)

優先度 低～高
モンスターの咆哮（バインドボイス）
を無効化・軽減する。

本来、耳を塞いで硬直する場面で
縦横無尽に動くことができる
この優位性は語るまでもないと思う。

特にクシャルダオラやリオレウス、アンジャナフみたいに事ある毎にバインドボイスを使用するモンスターに有効。

リオレウスは怒り移行時で咆哮の後
バックジャンプブレスを行う。
旧作では耳を塞いだら
ほぼ間違いなく被弾する。

とは言え、最近の作品では耳を塞いだとしても、割と何とでもなるケースが多い。
ストレスになる場面が多いときには
採用も見当しよう。

風圧(Lv任意)

優先度 低～∞
龍風圧・風圧の硬直を無効化・軽減する。
最近の作品では龍風圧は軽減しかできない

クシャルダオラ以外では
そこまで気にはならないスキル。
クシャルダオラでは原則必須レベル
しかしワールド以降は
シリーズスキルじゃないと
龍風圧が無効化できなくなった。
（ふざけてるのか）

クシャルダオラ以外では、主にリオレイアなど羽があるモンスターが申し訳程度に使ってくるが、位置やタイミングが悪いと、それが原因で攻撃が当たってしまう。

初心者さんはそれが原因で
キャンプ送りになる場合もある。
ストレスを感じるなら
採用を前向きに検討しよう。

耐震(Lv任意)

優先度 低～中
地面が揺れる攻撃の
硬直時間を減少・無効化させる

旧作ではイビルジョーやラージャンで
採用の余地は十二分にあった。
ワールドでもイビルジョー相手には
採用しても良いと思う。
他にはウラガンキンとかあったと思うけど
細かいことは忘れてしまった。

最近では耐震で苦しむ場面自体が少なくなった為、恐らく採用の機会は限られると思う。

終わりに

思い付く範囲で可能な限り記載した。
モンハンのヘビーユーザーならば
誰でも知っている内容である。
立ち回りによる手数の重要さを。

もちろん、同じスキルでもココに記載されている以上の見解が存在するというのもまた事実。

純粋に忘れているスキルも存在すると思う

どう活用するかは貴方次第なのである。

実際に組んでみた場合はコチラ。

追記
2/8
関連記事の追加と一部文章の追加

余談（見なくてもイイよ）

YouTubeの配信者さんとかで火力マシマシ構成の装備を多々見かけるけど、腕前が伴っていなければ、生存スキルマシマシより劣るのは誰が見ても明らかだと思う。
（最悪クエストが失敗するので）
立ち回りを強化するスキルを組み込んで手数を出した方が効果的なのも明らか。

動画映え重視や視聴者さん稼ぎで
間違った（？）認識が広まっているのは
何か釈然としない。

腕前を引き上げるスキル構成は動画映えしないかも知れないが、生存スキルの取捨選択はモンハンをプレイするに当たって避けては通れない道でもあると思う。

要領が良かったり、放っておいても高みを目指そうとする「有望」なプレイヤーは自力で情報を手に入れて「答え」にたどり着けるかも知れないが、私のような鈍臭い人間はそうもいかないのが真実。

影響力のある配信者さんは
そこを留意して欲しいと
切に願っている。