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クリニック開業1年目にやるべき「SNS集患」とは

はじめに
医師にとってキャリアの選択肢の1つとなりうるのが開業です。

・自分の裁量で仕事をしたい
・今よりも収入を上げたい
・今よりもキャリアUPしたい
・地域医療への貢献をしたい
・定年が近くセカンドキャリアのため

様々な理由でクリニックや診療所を開業、もしくはこれから開業を考えていると思います。しかし、開業する上で

「開院したはいいけど患者が集まらない」
「来院患者の満足度が上がらない、良い口コミが増えない」
「来院患者が固定患者にならない」

このような悩みを抱えている開業医の先生も少なくありません。今回この記事では、全国1,000を超える医療機関とご縁を賜り、ご支援してきた株式会社メディネットが、クリニック・診療所の開業1年目にやるべきSNS集患についてまとめました。


集患がうまくいかない3つの原因

①中年患者向けの集患施策がない
1つ目の原因は「中年患者向けの集患施策がない」ことです。現在、来院される患者は、60代〜70代が多いのではないでしょうか。しかし、開業医として5年、10年と経営を成功させていくためには、30代〜50代の中年患者に焦点を当てることが重要です。

そのためには、ホームページでの情報発信だけではなく、「SNS」を活用することがポイントになります。今までは情報獲得・判断方法としてホームページ、紹介などが主流でしたが、そこにSNSが加わり、その比重は今後、更に高くなるでしょう。

②来院患者の口コミが広がらない
2つ目の原因は「来院患者の口コミが広がらない」ということです。多くの患者は、医療施設を選ぶときに口コミを重要視しています。近年では、家族や友人、知人の口コミだけでなく、口コミサイトなど、ネット上に書き込まれる口コミも大きな判断材料になっています。

しかし、口コミサイトは大抵の場合、「不満」「怒り」などが書き込む原動力になることが多く、良い口コミを増やすのは簡単ではありません。

ですから、患者の声に耳を傾けたり、治療効果は不満や要望に応える姿勢だけではなく、「良い口コミ」を広げていく仕組みを作ることが重要です。それにより、新たな患者を引き寄せることが期待できます。

③来院を促すコミュニケーションがない
3つ目の原因は「来院を促すコミュニケーションがない」ということです。新規患者を集患することももちろん大事なことです。

しかし「1:5の法則」という言葉がある通り、新規患者を獲得するには、既存患者にかけるコストよりも5倍のコストがかかるという法則があります。

一度、来院した患者が固定患者となり、安定的に通院してくれることで患者数が増えるだけでなく、安定した収益にも繋がりますしかし、そのためには一度来院した患者と定期的に繋がり続け、コミュニケーションをとる必要があります。

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SNS集患で成功する3つのポイント

1:新規集患数を増やす

SNSは基本的に無料で利用可能であり、コストはかかりません。クリニック・診療所のSNSアカウントは簡単に作成でき、即座に活動を開始できるのもメリットです。

SNSを活用することで、効果的な広報、情報共有、患者とのコミュニケーションが実現し、新規集患に繋げていきましょう。ここでは3つの代表的なSNSの活用方法について解説をします。

・Instagram
Instagramは、病院やクリニックなどの医療機関の魅力を視覚的にアピールできます。動画もアップロードでき、スタッフの仕事風景やスタッフへのインタビュー、病院やクリニックの雰囲気を撮影した動画などを投稿することも可能です。

・X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は140文字以内の簡潔な投稿が特徴で、幅広い年代から利用されています。X(旧Twitter)リポスト機能により、情報が迅速に拡散するのも大きな特徴です。臨時休診、予防接種情報、季節ごとの健康アドバイスなど、リアルタイムの情報を提供することで、患者はクリニックの最新情報にアクセスできるので信頼感が高まります。

・Facebook
Facebookは多くの利用者がいることに加え、実名登録が原則であるため、他のSNSよりも信頼感が高いです。また、ビジネス用のページを作成する機能が備わっており、クリニックや診療所用のアカウントを運用しやすいのも特徴です。

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2:来院患者の口コミを増やす手法

口コミは患者がクリニックや診療所を評価し、信頼できる医療提供者かどうかを判断する際の重要な要素の一つです。良い口コミが多いと、新規患者の信頼を得やすくなり患者数増加に大きく影響します。

ここでは口コミを増やすための3つのポイントを解説します。

①口コミ用QRコードを作る
口コミをもらうには、まず手間をかけさせない工夫も必要です。患者にとっていかに簡単に書き込みができるかがポイントです。そのために、まずは口コミ用のQRコードを掲示しましょう。口コミを書くハードルが下がり、口コミの数を増やしやすくなります。

QRコードは、スマートフォンのカメラアプリで読み取りやすい場所に配置し、待ち時間や診察後に患者に口コミの投稿を促しましょう。また、QRコードを含んだポスターやフライヤーも作成して、クリニック内外で配布したり、カードにして直接患者に「口コミをお願いします」と依頼するのもいいでしょう。

②口コミの特典を作る
より多くの患者に、口コミを書いてもらうために、特典や報酬を用意しましょう。口コミを書いてくれない理由は様々だと思いますが、やはり一番の理由は「面倒くさいから」ではないでしょうか。したがって、患者が口コミを投稿するメリットを提供しましょう。

例えば、口コミを書いた患者に対して、無料の健康チェック、またはプレゼントカードを提供するのがいいでしょう。ただし、口コミサイトによっては、禁止事項があるので、ルールを確認してから特典を設計しましょう。

<例>
・無料の健康チェック:口コミを書いた場合、無料の健康チェックを提供
・プレゼントカード:診察料、薬局で使用できるギフトカードをプレゼント

③各SNSで共有する
集めた口コミを広めていくために、Facebook、←X(旧Twitter)、Instagramなどのクリニックの公式SNSアカウントを活用して、口コミをシェアしましょう。もし、患者に許可をもらうことができれば、治療前後の写真を共有し、治療の効果も共有しましょう。

実際に治療や診察を受けた患者がポジティブな口コミをSNSで共有することで、新規患者の信頼を得ることができます。但し医療広告ガイドラインで様々な規制があるので注意が必要です。

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3:固定患者数を増やす

一度来院した患者を、固定患者にすることで患者数が増え、クリニック・診療所の安定収益に繋がります。

しかし、せっかく集患に成功して一度来院して頂いても、以後継続来院して頂けるとは限りません。固定患者に変えるためには、初回来院後も定期的にコミュニケーションをとり関係性を深めていくことがポイントになります。 

そこで、ぜひ活用していただきたいのが「LINE公式アカウント」です。一度来院した患者には、LINE公式アカウントで【友だち】になってもらい、定期的な情報提供とコミュニュケーションをとり、継続的に受診する固定患者として囲い込みましょう。

ここでは、患者を固定患者に変えるための、LINE公式アカウントの活用法について解説します。

①来院予約の簡易化
LINE公式アカウントを通じて、患者は手軽に来院予約を取ることができます。予約のリンクを提供することで、予約プロセスが簡素化され、予約の取り逃しを減少させます。

②チャットボット対応
LINE公式アカウントにはチャットボット機能を組み込むことができ、患者からの問い合わせに自動的に返信できます。これは患者の疑問や質問に即座に応じ、コミュニケーションの円滑化に役立ちます。

③一斉送信でのお知らせ
休診や予防接種などのクリニックのお知らせを一斉送信できます。LINEを通じて情報をスピーディかつ効果的に患者に届け、クリニックのスケジュール管理を支援します。

④休診・代診情報の配信
LINE公式アカウントを通じて休診情報や代診情報を迅速に患者に伝えられます。これにより、患者の不便を最小限に抑え、信頼性を高めます。

⑤健康情報の発信
LINEを活用して、クリニックのコラムや健康情報を患者に提供できます。定期的な情報提供は患者との関係を強化し、信頼を築きます。

⑥新規医療機器と自費診療の紹介
LINE公式アカウントを通じて、新しく導入した医療機器や自費診療メニューを患者に紹介し、予約への誘導を行えます。患者に対してサービスの広報や提案が可能です。

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メディネットにできること

私たち株式会社メディネットは、医療機関のマーケティング支援を専門とし、クリニックLINE公式アカウントの支援サービスを「CLiF」提供しています。

貴社でも、クリニックのLINE公式アカウントを通じて、患者との繋がりを強化し他の医院への流出を抑え、持続的な来院を作りませんか?

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