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2019年4月の記事一覧
カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 - 後編
Goodpatchの組織とカルチャー崩壊からの再構築までのストーリーを描く記事、後編です。前編をまだ読んでない方はこちらから。
流れを変えた17年新卒カツキのプレゼン2018年に入りましたが、まだ会社には閉塞感が残っていている状況でした。そんな時に会社でオースティンであるSXSW2018への参加資格を掛けて、希望者が自分の持つデザインノウハウのプレゼンをして、全社員の投票でオースティンに行けるメ
LURRA˚は、なぜ京都で挑戦するのか。 vol.2
■Vol.1の続き■なんで、京都なの?ニュージーランドで出会った僕達LURRA˚が京都での挑戦を決めた事は、今思えば必然であったようにも思います。
◆自然と伝統と革新の調和のとれた街僕は昔から旅が好きでこれまでに様々な国、都市を訪れました。
パリやミラノなどを訪れた際に感じた伝統の守り方、そして革新とのバランスの良さにとても感銘を受けました。
そしてニュージーランドなどで感じた自然の美しさ。
日
地方でメディアコンテンツを教え・学ぶ
まつもとあつしです。COMEMOマガジンへの投稿は初めてになると思います。改めてこちらでもよろしくお願いいたします。コンテンツビジネスについて10年くらい取材したり、コラムを書いてきましたが、この4月から新潟県の大学で先生もすることになりました。(→こんな感じで東京と行ったり来たりでこれまでの活動も続けます)
これまでも、法政大学や専修大学で非常勤としてメディアやコンテンツについて講義をしてきま
創造的衝動(Creative Impulse)を起点としたプロジェクトデザイン論
ワークショップの理論的基盤を築き上げた偉人の一人に、哲学者のジョン・デューイ(1859-1952)が挙げられます。教育における経験の重要性を説き、その思想は「真実の教育はすべて、経験を通して生じる」「為すことによって学ぶ(Learning by doing)」などの言葉によって知られています。
デューイの著作は読むたびに発見があり、教育・学習に関係する領域の研究者にとっては繰り返し参照される古典
最近よくあるグラフィックレコーディングへの誤解の考察。
0-🐤まえがき1-🕵️♂️♀️そもそも私は何を探求しているのか?
私は、2013年3月から、 多様な専門家や実践者や生活者たちが集い、何か新しいモノゴトを生み出すための話し合いの場を研究対象としている。多様なメンバーが集う場は、新しいモノゴトのアイディアが 生まれる可能性は高まるが、同時に、それぞれの立場、経験、 目的、想いの違いから、衝突や沈黙が起きることも多い。 そ
『ファクトフルネス』からはじまるこれからの希望(上杉周作)
翻訳者自らが語る! おすすめ翻訳書の魅力 第7回
" Factfulness "
by Hans Rosling, Ola Rosling, Anna Rosling Rönnlund 2018年4月出版
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』
著:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 訳:上杉 周作、関 美和 日経BP社、2019年1月11日発売
なぜ「問いのデザイン」なのか
2015年頃から「問いのデザイン」を一つのキーワードに掲げて、研究会や講座イベント、さまざまなプロジェクトを実施してきました。次第に外部企業様からお声がけをいただくかたちで「問い」を題材にした研修やセミナーなどの機会も増えてきました。
"問いのデザイン"というテーマに対するニーズの強さを感じると同時に、一口に"問いのデザイン"といっても現場によって指し示しているもの(要望のレイヤー)が異なると感
ワークショップデザインの枠組みモデルと手順モデル
ワークショップをデザインするためのモデルやフレームワークは、さまざまな実践者が提案しており、参考になるものが多数あります。
ワークショップデザインの定義の解説記事でも紹介した通り、ワークショップデザインの本質は「経験のプロセスデザイン」であるため、活動を時系列に配置するためのガイドになっているものが多いです。
ちょっと変わったものだと、上田信行先生が提唱している「イタリアンミールモデル」なども
ワークショップをデザインするとはどういうことか
ワークショップをデザインするとはどういうことか。ワークショップの定義と同様に、検討しておく必要があります。
ワークショップの「企画・運営・評価」のサイクルとして捉える考え方ワークショップデザインというと、当日のファシリテーションと切り分けて、準備段階の「プログラムデザイン」のみを指し示すケースもありますが、それではあまりに射程が狭すぎます。
ワークショップをデザインする営みを、もう少し広いサイ
アクティブラーニングの失敗学:授業の失敗は誰のせい?
文部科学省の平成26年度「産業界ニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」の成果物として「アクティブラーニング失敗事例 ハンドブック」という資料が公開されていました。
アクティブラーニング型の授業を実施するにあたって起こりがちな問題ケースと、それに対する原因と対策がまとめられ、それが「アクティブラーニング失敗結果/原因マンダラ」というかたちで一枚絵にまとめられています。
失敗の原因はどこにあ