未完成婚、終焉の予感~オープン・マリッジ契約①

そんなこんなで(?)、

「子供はさ、授かり物だからさ」
(いや、授かりようがないし)

「1度もセックスしなくてもいられるってさ、逆にすごくない?」
(いや、すごいけど、どうしたいのか考えようよ)

などを合言葉に、
回避に回避を重ね、
私たち夫婦は未完成婚のまま、時の流れに身を任せていました。

やがて、原形を見失うほど未完成婚を「熟成」させてしまいました。

未完成婚のプロと呼んでください。

……わかりづらい!笑

えっと、
前なら「いつかはセックスできるときがくる」と思えていたところを、
いつしか、
「もう無理じゃね?」「今さら?」「もうよくない?」
っていう感じになりましたね。
少なくとも私は。

ここで「よく話し合おうぜ!」と以前の自分たちに言いたい気持ちも山々なのですが、

喩えるなら、

ジンジャエールになってしまったら生姜には戻せないし、
チーズになってしまったら牛乳には戻せないし、
ゆでたまごは生たまごに戻せないじゃないですか。

そのくらい、関係性が「普通の夫婦」を目指したり沿ったりするには「もう、不可能」と思うほど、
限界、戻る道のなさを、
あるときふと感じたんです。

もう、しゃーない、しゃーない。

泣く、泣く、笑う、泣く、枯れる、笑う、思い出せない、何に辛くなっていたのか。

妬み期(※前回の記事参照いただけたら幸いです)を経て、あくまでも私目線でしかないのですが、自分の人生でありたいこと、なくていいことを、このタイミングで一旦、整理してみたくなりました。結果、下記。

1、子供は、いらない。
子供が嫌いなわけではない。
だがしかし。しかしだ。
振り返ると、
「いるのが羨ましい」「憧れる」と思ったことはないが、「いなくて良かった」と思うことが多々ある。今の自分は、いらない。

2、一生「処女」は嫌だ。
経験してみたかったから。

3、夫とはしなくてもいい。
自分の性欲に自覚的であり、それが夫に向いていないと体感していたから。

4、好きだと思える人とセックスしたい。
わけわかんないこと思っているのは承知している。それでも自暴自棄にはなりたくなかった。

5、風俗はちょっと違う。
色々な本をあたり、どうやら女性用風俗の場合は挿入がないらしい、と知ったから。

6、私に「こっそり不倫」はたぶん向いていない。
私は顔に出やすいし、考えただけでめちゃくちゃストレス。

……こんな感じかな。

で、ついにオープン・マリッジ契約を提案するんですけど、その話は長くなるのでまた後日に書こうと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

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