見出し画像

ChatGPTに追加された【ContinueGenerationg】とはなにか

先日、5月17日にChatGPTのweb版で【ContinueGenerationg】というボタンが実装されていました。

このボタンは、ChatGPTの出力が途中で止まったときに続きを生成させることができるボタンです。

今までは「go on」や「Continue」、「続きを書いて」などで生成してもらっていましたが、それがワンクリックで続きを書けるようになりました。

【ContinueGenerationg】による変化

ContinueGenerationgにより変わることは3つあると私は考えます。

1つ目は、精度の向上

今までは、「userが送り、GPTが返答する」という形での対話だったため、途中で生成が止まったときに「続きを書いて」や「Continue」などを入力していました。その際に、GPTからの返答の途中に上記の文字列が入るので、GPTからの返答がぶれることが多くありました。

図にするとこうです
「user→GPT→user→GPT→user→GPT」

しかし、今回の変更により、
「user→GPT→GPT→user→GPT→GPT→GPT」
といったように連続でGPTを呼ぶことができる為、GPTからの返答のブレがなくなります。

上の部分では『ソースコードに「ハ」』と書いてあるのに
続きを出力させたら「含まれているため」に変わってしまい文字が続いていない例

ContinueGenerationgを使うことで何事もなく続きが表示された例

2つ目は生成限界と読み取りの動作の向上

1度GPTが生成したものに対しての指示の際に、GPTの生成が連続して書かれている為「結果に対して」の指示への返答の制度が向上しました。
過去の状況と比べて、GPTが生成した長文へ対して「もっと文字数を増やして」や「この部分をこうして出力しなおして」などの指示へのGPTからの返答がしっかり返ってきます。

また、連続生成がとてつもなく性能が向上しました。
具体例として、国連加入国193か国をすべて出力させたり、主要言語込みで出力させることができるようになりました。

3つ目はコピーが簡単に!

そのままです。
GPTからの返答が分かれなくなったため、GPTのweb版に少し前から実装されている標準のコピーボタンを押したときに1度にすべてがコピーできるようになりました。
今までは一時的にメモ帳などに張り付けたりして合わせていた作業がなくなりました。

【ContinueGenerationg】の有用な使い方

個人的に一番便利だと思うのは記事の生成とコードの生成です。

ブログ記事の生成

下記に詳しく方法を記載したので確認してみてください。

コード生成も同様の手法で生成させることができます。
また、上記をブラッシュアップしてくださいという言葉で長いコードをすべて書き直して提供してくれるのもとても便利な点です。

さいごに

みなさんもChatGPTを使用して長文の生成やコードの生成を試してみてください。便利すぎて虜になってしまうかもしれません(*´艸`)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?