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恋愛で考えるとうまくいく、とか言うけれど。

親愛なる方とのお話のなかで、(特に仕事・キャリアについて話している文脈で)

という話になりました。

愛か、恋か?

この思考の枠組みは結構いろいろなことを説明可能な概念で、かつ、すべてのことについて、それが言えるんじゃないか、という話です。

申し遅れました、人生(あるいはキャリア)が迷走気味のくろえです。
※ちなみにキャリアとは仕事だけのことを指すわけではないですよ!試験出るよ!(キャリコン受験勉強に毒されているなうな人の発言)

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(画像:https://www.pakutaso.com/20170248032post-10233.html)

というわけで、自分の価値観の点検のために、以下の質問への自分の回答を考えてみました。

・仕事(あるいは会社)は恋なのか、愛なのか?
・男女関係(をはじめとした人間関係)は恋なのか、愛なのか?

仕事(あるいは会社)は私にとって「恋」である

ここ最近、「自分にとって仕事とは何なのか?」あるいは「会社に何を求めているのか?」などということを考え、やれストレングスファインダーをやったり、ちまたの転職サイトの適職診断をやってみたりしていました。が、今回の思考実験を通じて、やっと、自分の欲求を素直に表す言葉に出会えました。

「私は仕事に興奮していたい!」(ニアリーイコール恋かな?)

報酬、仕事内容、ミッション、仲間、など、さまざまな要素が仕事のなかには内包されていると思うけど、全てこれに含まれているんだな、と感じました。

SF(ストレングスファインダー)で言う私の強みは「成長促進/共感性/活発性/収集心/コミュニケーション」あたりなのですが、

明確に興奮ポイントは人で、人の成長を見届けたり、人の感情の機微に触れたり、喋りながら整理されたりするのが大好きで、めちゃくちゃ興奮します(どきどきする)。そして、それを整理したものを収集して分類したり、頭が活性化して何らかのインサイトを発見してしまったとき、背徳感も相俟ってアドレナリンがどばどば出ます。

やばい人っぽいけど、これを繰り返すことでパフォーマンスが出ると、そういう自分にも自信が持てるし、そうすると萎縮しないでパフォーマンス出せるし、結果としてポジティブなスパイラルが回るなって思います。

どうやら私は仕事に「どきどき」「興奮」という要素(仕事内容、仕事の対象=人、仲間もそれに当たるかもしれない)が不可欠なんだな、ということが分かりました。

男女関係(をはじめとした人間関係)は私にとって「愛」である

男女関係(をはじめとした人間関係)については、何が理想なんだろう、といことも同時に考えてみます。最近の自分の傾向を見てみると、

・喜びも悲しみも分かち合いたい
・双方の良いところも悪いところも受け容れ、真に応援できる存在でいたい
・自己肯定感を保ち続けられる関係でいたい

など、どちらかというと「守り要素」が多く、(私の場合は男女どちらにしても)ときめき要素よりも安心できる関係性を希求していることが分かりました。

つまり、「私は心が安らぐ関係でありたい」と感じている、ということだなと。

私にとって、恋愛を始めとした、大事だと思うような人間関係に、「楽しいコンテンツを消費すること」ではなく、「良いものも悪いものも共有し、共にあること」を求めているようにも感じました。

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(画像:https://www.pakutaso.com/20170915251post-13155.html)

転機における自らのニーズ把握に必要な問いとは

今回はたまたま、仕事と人間関係に求めるものが私の中では反転していることが分かりましたが、トレードオフな関係性では必ずしもないと思います。また、この感覚自体は恒久的なものでもないと思います。

・自分のキャパシティがどれくらいなのか(キャパシティがあるほうがアグレッシブな方に倒れる気がする)
・自分がどんなコンディションなのか(アグレッシブな精神状態なら恋を、ディフェンシブな精神状態なら愛を、というように)

これらのことを自分で客観的に観測し、何を求めているのかを考えることが、特に転機における自分のニーズを把握する上で必要なのではないかと思いました。

(事実、「これがきゅんか!」「尊い!!」「貢ぎたい!!!」「俺のことはいいから幸せになれよ!それが俺の幸せ!!だ!!!」みたいな恋アクセル(?)全開のときもある)

しっくり来る質問を、定期的に観測するのが良いと思う

今回のものは、自分の身の回りにあるテーマを「恋か?愛か?」という切り口で捉える、というものでした。これは今回しっくり来たから、夜中に記事なんて書いちゃってみたりしているわけなんですが、
そのときに応じた「問い」を自分の中にいくつかストックして置けるといいんだろうな、と思いました。

・「明日が最後の1日だとしたら、私は何をするか?」
(自分の本当に大事なものを見出す問い)
・「近く死ぬと分かっていたら、どんな遺書を残すか」
(自分にとっての優先度を知る問い)
・「それは恋か?愛か?」
(自分の中でのニーズや見方を知る問い)
・「最近一番興奮した/憤ったことはなにか?」
(自分の中のこだわりを知る問い)

※「明日が最後の1日なら」については、今からやく3年前に以前思考実験したときの記事があるので、貼ります。

みなさんも、折にふれて考える質問、あったら教えてください。

それでは

夜も遅いのであでゅー!
明日もなんだかんだ続く人生を楽しめますように。

追記:弊社の場合

弊社メンバーにも上記概念について話してみたところ、

セールスチームのメンバー:「うちは結婚前の恋愛みたいな感じですかね!10代の突っ走る恋ではないし、家族みたいな愛だけじゃない。」

新規事業チームのメンバー:「そうかもしれない。7:3~6:4くらいかな?(恋が多め)」

弊社はバランスが良いようです。組織にももしかしたら上記の概念が当てはまるのかもしれないし、場合によってはどちらかという二項対立ではないかもしれないな、などと思いました。

※一応CV導線として貼ります。そういうわけでどちらかというと「恋タイプ」なあなたにぴったり。ミッションに燃える会社です。


UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。