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緊急レポート!Velbon 2000vにSTARQUEST80搭載での肉眼観測レポート 振動はどうなの?

太脚三脚Velbon2000Vの実力を見る

月がちょうどいい時間帯に天頂に上がってきました。
入手した三脚Velbon 2000Vの威力を確認するため肉眼での月面観測
の緊急レポートです!型は古いが振動には強い♪?
この太脚三脚Velbon2000Vの実力を検証します。

今回は準備していなかったためコリメート撮影はできませんでした。
ご了承ください。とにかくVelbon 2000Vの頑丈な三脚の実力
試してみたかったのです。

前回使用のHITACHI製の三脚では
あまりの振動に月の導入さえままならない状況でした。

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細い脚プラスチック製のクイックシューでかなりの振動が見られました。
対物レンズ400㎜焦点距離で10㎜のアイピースの40倍ほどでの観測でしたが
かなり厳しい結果となりました。そこで、振動対策第一弾として
今回のVelbon 2000Vの購入に至ったのです。

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前回ご紹介したこの太い脚に高品質なPH-157Q雲台
アルミ製2㎏の重量で、どこまで振動が抑えられるかを試用してみます。

金属製のクイックシューに望遠鏡をセッティング

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HITAHI製の三脚のプラスチック製のクイックシューと違って
Velbon 2000Vのクイックシューは金属製でカッチリと取りつきます。
全く遊びも無く剛性と作りの精密さを感じます。

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STARQUEST80を三脚にセッティングしていよいよ星空へと漕ぎだします。
三脚を伸ばした感じはやはり強度の強さを感じます。
太い脚は3段ですが先の方まで結構な太さがありしなり等ありません。
少し力を加えてみてもビクともしません

PH-157Q雲台は実にスムーズに動きます。
固定もしっかりとできて、自由に思った方向へ望遠鏡を固定できます。
固定した後のズレもなくピタリと止まって動きません。

いよいよ月面を覗いてみます

アイピースは10㎜で40倍にセッティングして
いよいよ望遠鏡を覗いてみます。
4㎜100倍のアイピースを購入予定ですが今回は40倍で観測します。
倍率を80㎝口径の適正倍率160倍の高倍率にするともっと
シビアな結果を見る事が出来ますが、そちらはまた入手後レポートします。

PH-157Q雲台のスムーズな可動により簡単に視野に月面を捉える事が
できました。見た感じの感想は・・・
「ピタリ!振動無し!」
本当に驚くほど振動がありませんでした。
三脚の違いでここまで違う事に驚きました。そして、HITACHI製三脚の時の
振動で視野内に導入すら難しかったのがウソの様です。
現在K型経緯台(雲台)を発注済みですが、それも必要ないかもと
思えるほど簡単に視野内に月面を導入できました。

振動対策第一弾は見事に成功しました!
後に続くK型経緯台高倍率アイピースでの観測がますます楽しみに
なってきました。

また後日レポートいたします。


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