治療家の身体は消耗品。

基本、治療家の体は消耗品です。

人間である以上歳をとれば、若い時と比べて体のあちこちにガタが来ます。

先日、格闘技の医学の本を読んで色々と気づくことがありましたのでシェアしますね。

基本的にプロ格闘家の体はボロボロです。

それは試合に出る以上、同レベルの格闘家同士が戦うため、その練習量は普通の人とは比べ物にならない位のハードなトレーニングも積んでいます。

筋肉や関節、靭帯など負荷が過度に加わるため、オーバーワークによる疲労、怪我のリスクも増えます。

さらに試合では、頭にダメージを食らうことで、数年後にパンチドランカーになったりもします。

パンチドランカーになると、脳の細胞が減少してしまいます。

若い時は何もなくても、歳をとったときに急に物覚えが悪くなったり、ろれつが回らなくなったりいろいろな症状が出るそうです。

ここで、競技者で1番重要視される才能とは?

それは、「怪我をしない才能」です。

怪我をなるべくしないように、それを維持することなのです。

イチローもそうですよね。

自分のマネジメント能力に優れていて、手を伸ばせば届く物を取ったりする時も、無理に体をひねらず、

その場所まで行って、膝を曲げてから物を取るなどの日々の細かな動作に気を遣っていたそうです。

そして、常にリラックスして力まないことを心がけていたそうです。

大人は転んだときに力が入って、それによって怪我をしやすいですが、

子供は力を抜いているため、怪我をしにくいのです。

だから、日常生活やスポーツでも、臨機応変に力をぬいてリラックスすることです。

治療家の場合は、親指の消耗が激しいと思います。

強もみを自慢の人もいますが、はっきりってそれは歳とっても施術をずっと続けることができるのか、考えないといけません。

怪我をしない才能を、身に付ける必要があります。

親指に負担がかからない押し方や別の押し方、また機械を使ったり、それ以外の方法で施術はできないのか、もしくは弱みでも満足してくれる患者さんをターゲットにするとか...

そうすることで、

ずっと、競技者=施術者として続けることができるのです。


https://youtu.be/lcGxJSb3NDc?feature=shared


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