西田昌司(2018)『財務省からアベノミクスを救う』産経新聞出版

プライマリーバランス黒字化目標とか気にせずに、財政出動を拡大することと国の長期計画を示すことが、国民に将来への明るい展望を抱かせ景気の回復に繋がることを主張する一冊。

曰く、税金の存在意義は何もしなくても施しをうけられるんだというモラルハザードを防ぐというもので、足りない分は積極的に国債を発行すればいいらしい。間違っていないように思える。しかし、ここまで来ると果たして物事の真否はこの世界の誰が証明できるのだろうか分からなくなってくる。

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